約40年前、某国でプロジェクトUDS(UnDead Soldier) という、「死なない兵士」、いわゆるゾンビの開発を目的とした国家計画が始まった。
一時は暗礁に乗り上げたプロジェクトだったが、「人を死に至らしめた後、被害者の体中の細胞と融合し、不完全ながらもかつての機能を取り戻そうとする」驚異の細胞「ギル細胞」の発見により、ほぼ完成へと導かれる。
この細胞によって死に、「蘇った」人間は、喰う・争うといった本能的な行動を再現させられ、ひたすら繰り返す。その姿はまさに生ける屍、「ゾンビ」としか言いようがなかった。
ところがこのプロジェクトは、完成直前に何者かによって全てを奪われ、関係者を含め闇に葬られてしまった。そして1年後、世界中でゾンビが大量発生する事件が発生。
これを受けてアメリカのウッドオークシティに派遣された諜報機関「AMS」のエージェント「スティック・ブライトリング」と相棒の「リンダ・ロッタ」は、
「邪気」を感じやって来たという男「毒島力也(ぶすじま りきや)」と知り合い、共に捜査していた所、ゾンビ大量発生事件の首謀者と思われる謎の人物からメールが届く。
スティックら3人は謎の人物を追うべく、指定された場所へと急ぐ事となる。果たして、3人は事件を解決できるのだろうか。
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