UTC(協定世界時)2019年8月10日午前3時02分40秒及び同日午前6時35分27秒、宇宙人からの信号を天文学者ドレイク・コリンズとその孫フィフィー・コリンズが発見。その後世界中の観測者・研究機関に検証され、疑いようのないものと判明。
2019年9月1日、足が悪く参加できなかった発見者ドレイク・コリンズに代わって孫のフィフィー・コリンズが国際放送にて解読された宇宙人からのメッセージを発表。その内容は
「2035年7月7日 私たちと火星で会いましょう」
というものだった。
一方、人類に第一のメッセージが届いた時と同時刻、日本時間2019年8月10日午後0時02分40秒、日本の北関東太平洋沿いのある町で1歳3カ月の乳児であった白舟真帆は、初めての言葉で「かせい」としゃべる。
時は経ち2033年12月。15歳になった白舟真帆は宇宙学校に通う事を志願し、幼馴染の星原めぐる、新たな友人となった宙地渡と共に厳しい入学試験を潜り抜け見事に合格。2035年7月7日に火星にて宇宙人に会うことを目標に、仲間たちと共に宇宙飛行士への道を歩む。
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