幻の初期作品から最新作まで、漫画界の巨匠に密かに愛された、千之ナイフ が描くとびきりカワイイ少女たちに出会える珠玉選集。帯には、アンダーグ ラウンドからメインストリームへ上昇が止まらない、気鋭のポップロックバ ンド・アーバンギャルドのボーカル・松永天馬がメッセージを寄稿。装幀 はミルキィ・イソベ + 林千穂 [ ステゥディオ・パラボリカ ]。 「少女は人形ではない。快楽機械ではない。それどころか、天使あるいは悪魔、そして欲望を切断する処刑機械…ギロチンのようなものかも知れない。千之ナイフの描く少女は甘美なる世界に苦みを宿し、我々に死を想像させる。我々は紙面を前に行為もできず、ただただ血を流すことしかできないだろう。自瀆にも似た、自傷のように。」　ーーー松永天馬（アーバンギャルド）