1975年夏、カリフォルニア州サンディエゴ在住の高校2年生だったヒースは、著名な弁護士である父親との確執や地元の麻薬密売人サイファンとの対立をきっかけに、マンハッタンのソーホーに住む友人のインディアンを頼って身を寄せる。マンハッタンに向かう途中のテキサスの田舎町で知り合ったイーヴ、ブッチ、スウェナらも順にマンハッタンに居を移し、それぞれの生き方を模索し始める。
ヒースとイーヴが共同生活を始めて2年後の夏、ブッチの作った借金を巡るトラブルでイーヴが負傷。その直後にヒースの兄のテリーが事故死するなどヒースの周辺は騒がしくなる。テリーの葬儀の為にサンディエゴに戻ったヒースは、父親やサイファンとの和解を果たすが、マンハッタンへ戻ってしばらくすると今度はイーヴが事故死し、ヒースは不幸のどん底へと突き落とされる。
一時は自暴自棄になったヒースだったが、友人たちに支えられて冷静さを取り戻し、マンハッタンから再び旅に出る。
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