千早の幼馴染。負けず嫌いな性格で、かるたを通じて千早と親しくなった新への対抗意識でかるたを始める。小学校卒業後、開明成付属中学（通学片道1時間半）へ進学したため千早とは疎遠になっていたが、瑞沢高校へ進学し千早と再会する。千早に片想いをしている。
    かるたに関しては中学の間は時折同好会で活動する程度で、高校でも他のことをするつもりでいたが、千早の熱意に動かされ、千早と共に競技かるた部を創設、部長に就任する[4]。千早の様に天性の聴力があるわけではないが、非常に高い暗記力を持っており、一度百首全てを何も見ずに上の句・下の句を言うという離れ業を見せた。府中白波会所属のB級選手で、師匠の原田からは「まつげくん」と呼ばれる。身長172cm（高校1年生時）、血液型A型。
    スポーツ万能で成績も良く、定期テストでは常に学年1位を誇る（母親にテストで一位をとらないとかるた部を退部させると言われている）。更に容姿も良いため、女性からの人気が高い。7歳年下の梨華という妹がいる。
    実質的な実力はA級選手にも引けを取らないものの、本番で何かしらのアクシデントに見舞われなかなか大会で優勝できないでいる。また、千早や周りのことを心配するあまり、一人で悩みを抱え込んで焦ってしまうことも。