睡眠不足で物事に集中できなかったり、仕事が進まない、といった経験がある方は多いと思いますが、なぜ睡眠不足だと集中できないのか、その理由を科学的に分析して明らかにした研究結果が発表されました(論文、 Reutersの記事)。 この研究を行ったのは、ペンシルバニア薬科大学のDavid Dinges氏らで、睡眠不足状態の脳の活動状態をfMRIで調べたところ、脳の複数のエリアでその活動が突然ストップすることを確認できたそうです。睡眠不足状態では脳が睡眠状態に陥るのを止めることができず、睡眠状態と覚醒状態が短期間の間に交互に繰り返される状態になり、その結果集中力と視覚的処理能力が劇的に低下する、とのこと。 たった一晩の徹夜でも、脳はこのような状態になってしまうとのことで、もし効率的に仕事を進めたいのなら、やはり徹夜は避けたほうがよさそうです。
ITの現場で,堂々と昼寝している人はどれだけいるでしょうか。多忙な現場で昼寝なんてしたら「さぼっている,怠慢だ」と,周りから白い目で見られるかもしれません。しかし,そんなふうに考えるのは間違いです。昼間に眠気が襲ってきたら,我慢して仕事を続けてもはかどりません。積極的に15~20分間程度の短い「プチ昼寝」をすべきなのです。 昼間に眠くなるのは自然現象 プチ昼寝が有効である理由に入る前に,どうして昼に眠くなるのかについて説明しましょう。人の睡眠と覚醒のリズムは,基本的には約24時間です。だから毎日同じような時刻に寝むくなり,同じような時刻に目覚めます。 ところが実は,人には24時間のリズムとは別に,約12時のリズムも存在します。この12時間リズムによって,夜中の0時ごろに寝る人は,昼間の12時ごろに眠気が来るのです。また昼食後は,血糖値が上がり血液中のカリウム濃度が低下することも眠気の原因に
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