今年の冬、「地球温暖化」について、ニュースなどでさんざん聞いたことと思います。米国の元大統領候補アル・ゴア氏による「不都合な真実」という書籍や映画も大きな話題になりました。 気象庁は今年3月1日「今冬の日本の気温は統計開始以来、第1位タイの高温」で、統計を開始した1899年以降で、これまで第1位だった1949年とならぶ、最も気温の高い冬だったと発表しています。気象庁では「2007年冬の日本が記録的な高温になったのは、背景に二酸化炭素などの温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化の影響があるとみられますが、主な要因は、『冬前半を中心に北極付近から寒気が南下しにくい大気の流れが持続したこと』と、『エルニーニョ現象時によくみられるように、アリューシャン低気圧が平年より東に位置したため、冬型の気圧配置が現れにくかったこと』の二つが重なったためと考えられます」としています。 では、本当に地球の温暖化が進ん
クリントン政権下で副大統領を務め、2000年の大統領選挙で現在の米大統領であるブッシュ氏に破れたアル・ゴア氏。彼は全米規模のコンピュータネットワークを構築するという情報スーパーハイウェイ構想を提唱した人物として知られる。現在でもAppleの取締役やGoogleのシニアアドバイザーを務めるなど、テクノロジー業界に縁の深い人物だ。 そのゴア氏が今、心血を注ぐのが地球温暖化問題だ。彼の講演をまとめた映画「不都合な真実」が米国で公開され、大きな話題を呼んでいる。ロサンゼルス映画批評家協会賞の最優秀ドキュメンタリー/ノン・フィクション映画賞をはじめとして多くの賞を受賞しており、1月20日からは日本でも公開される。 ゴア氏は地球温暖化問題を「人類史上最大の危機」と指摘する。気温の上昇によって海面が上昇して陸地が減少するほか、気温の変化によって生態系が変わり、植物や動物が絶滅する恐れがある。温暖化は着実

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