「伝わる文章」とはどのようなものか 私はWEB媒体の編集者/ライターをかれこれ17年ほどやっている。日本語で情報を伝えるのが仕事だ。 ジャンルとしては長文の体験レポートを中心に扱ってきた。ライトな読み物で、書くのも簡単そうだと思われるかもしれない。いやいや、そうでもないのだ。それぞれのバックグラウンドを持ち観察力に優れた書き手が、五感をフルに使い数時間かけて体験取材をすると、情報量がとんでもないことになる。それを限られた字数で読者にわかりやすく伝えるのは、実は技術のいる作業なのだ。 また、私は特に編集部の中でも新人ライターを多く担当しており、書き慣れない人が書いた文章を一緒に直し、読み手に伝わる書き方をアドバイスする経験をずっと積んできた。 そんな私が、小学生の子供の中学受験によってあらためて「伝わる文章の書き方」を見つめ直すことになった。本稿ではその経験について少し語らせてほしい。

LINE株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフーTechBlog こんにちは、Developer Contentチームの矢崎です。LINE株式会社でテクニカルライターとして働いています。今日は、私が1文を書くときに気をつけていることや手法についてお話しします。 そして、この書き出しは、6月にmochikoさんが書いた「LINEの社内には「テクニカルライティング」の専門チームがあります」という記事のオマージュになっています。mochikoさんが書いた記事ですごいpvをたたき出したそうなので、人のふんどしで相撲を取ってみようという作戦で始めてみました。 この記事ではLINE社内で私が講師を務めた「LINE社内で大評判のテクニカルライティング講座」に沿って、わかりやすい1文を書くコツを紹介していま

Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? システム開発にドキュメントは欠かせません。ドキュメントが得意になれば活躍の幅が大いに広がりますよね。 この記事では、まず冒頭でドキュメントの作成に求められると思うことを整理した上で、そのスキル獲得に役立つと思われる記事や書籍を集めてみました。もちろん他にもあると思うので、もしお薦めのものがあれば是非コメントで教えて下さい 更新履歴 ・2021/04/16:文章術系にリンクを追加しました。 ・2020/11/28:文章術系にリンクを追加しました。 ・2020/07/24:文章術系にリンクを追加しました。 ・2020/05/24:文章術系に

渡辺です。 昨日のエントリーが結構反響大きめだったので、第二弾です。 文章校正をしていてよくあるパターンを幾つか抽出してみました。 ただし、前回紹介しているパターンは除外していますので、あわせて確認ください。 重複を減らす 文章校正の基礎は 重複を減らす ことです。 次の文章を見てみましょう。AWSを使い慣れている人にとっては簡単な作業ですが、使い慣れていないと戸惑う所も多いところです。 この文章がくどく感じる理由は、「使い慣れている」が重複していることです。 前後関係もありますが「ところ」がなにを指しているのかも曖昧ですね。 後半の「使い慣れている」を削除し、バランスを取るために作業を後ろに移動しました。 さらに、前の文章を受けるため、「これは」を追加します。 これは、AWSを使い慣れている人にとっては簡単ですが、そうでないと戸惑う作業です。 スッキリしました。 しかし、「慣れていると

1.文章を書くときの、簡単で効果が高いコツには、どんなものがあるか仕事をする上で、なんらかのテーマに対して根拠を示して結論を述べるタイプの文章を書く機会は、しばしばあります。 このような文章(なんらかのテーマに対して根拠を示して結論を述べるタイプの文章)を書くには、いろんなコツがあるのだろうと思います。そして、それらのコツの中には、実践するのが簡単なものもあれば、難しいものもあります。また、効果があんまり高くないものもあれば、効果が高いものもあります。 簡単なコツの方が実践しやすいですし、どうせ気をつけるなら効果が高いコツの方がよいです。 そこで、この記事で考えたいのは、「このような文章を書くときの、簡単で効果が高いコツには、どんなものがあるか。」というテーマです。 2.どこに何が書いてあるか、はっきり示す 結論をまず述べると、私は、「どこに何が書いてあるか、はっきり示す」というのが、簡

上記を気にしつつ、作成したコピー例が下記です。 ======================================== [コピー原案A] 「貴重な濃密エキス配合で肌にハリ感が生まれる、エイジング効果も抜群! 30代からのエイジングケア」 ▼ [コピー案A(ブラッシュアップ後)] 「目指せ-10歳肌! 目元・口もと、一日中ハリをキープ! 」 →若返りやハリといったお客様のニーズを中心におき、目元口元などの具体的箇所を入れる事で受け手がイメージしやすいようにしました。 一方、企業価値としての「貴重な濃密エキス」は、お客様価値を優先し、削除。 [コピー原案B] 「コレ一本でお手入れ全てOKだからお得♪肌にハリを取り戻すエイジングケア! 無添加・無香料で安心」 ▼ [コピー案B(ブラッシュアップ後)] 「毎日のケアはコレ一本! 無添加で敏感肌でも安心♪ハリ感UPですっぴんに自信」 →手入

ども、ゆうせいです。文章力を上げたい。読みやすい文章が書きたい。分かりやすい文章が書きたい。この世は老いも若きも文章力を上げたい者ばかり。 そこで今回は、文章力を上げる方法が書かれた良質な記事をまとめてご紹介します。 どれも今年(2015年)に書かれた記事ですので、最新のまとめとなっております。 文章を書くのが苦手な人に伝えたい、わかりやすい文章を書く10のポイント 月間400万PVを超える「LIGブログ」の朽木編集長による、とてもわかりやすい記事。日夜、編集業務の過程で見つけたという10のポイントが書かれています。 主語と述語は正しい関係か 助詞の使い方は適切か 長すぎず、短すぎず 読み手の視点に立っているか それっぽいことを適当に書かない 言葉が足りているか 誤字脱字や表記揺れのない、正しい言葉づかいを コンテクストがあるか 戦略があるか 声に出して読んだとして、違和感がないか 参照:

ポッドキャストで聞いていてとても良い内容の番組だったのでメモ!! スクリプトドクターとして活躍されいる三宅隆太さんから女性アナウンサー山内あゆさんが物語の作り方を教わるという番組でした 。 番組シーン (山内) 三宅隆太さんは脚本家、映画監督であり、日本に数人しか居ないと言われている脚本のお医者さんスクリプトドクターとしても活躍してらっしゃるんですよね (三宅) 事前にお話作りの為の書き込みシートを渡して記入して頂いている ■書き込みシートの内容 Q1 : あなたのお話の主人公はどんな人ですか? A1 : 小学生くらいの男の子。変身が出来る。性格は優柔不断 (掘り下げの質問) Q1 : その主人公は好きなことや好きなものは有りますか? A1 : 虫とか動物が好き (掘り下げの質問) Q1 : 逆に嫌いな事や嫌いなものは? A1 : 暗闇や恐いこと Q2 : あなたのお話は主人公が何をしよう

Web制作者を悩ませる問題に、「Webを熟知したコピーライターがいない問題」があります。特にメディア型のWebサイトの場合、文章の質がコンテンツパワー、ひいてはWebサイトの集客力・訴求力そのものになってきます。しかし現状、プロジェクトメンバーにコピーライターが参加しないのは当たり前になっています。 また、もしコピーライターをプロジェクトに参加させたいと思っても、Web特有のユーザ行動や設計思想、SEOなどに精通し、Webに相応しい文章を作ってくれるコピーライターは、この市場にごくわずかしか存在しないのではないでしょうか。 このWebのコピー問題は、考える以上に深刻です。なぜなら、文章の良し悪しで、コンバージョン率もユーザの満足度もブランドイメージも、簡単に変わってしまうためです。そして、その問題に対する私たちの結論は「全員でコピーをチェックして校正しよう」ということです。 私自身は今まで

世の中にランディングページに関する記述は無数に存在します。 しかし、情報量が多すぎて探している記事を発見することが困難だと感じている人も多いのではないでしょうか。 そんなあなたのために、過去リスクルに投稿されたランディングページに関する記事を「これから作りたい」「さらに獲得を伸ばしたい」などのステージ別にまとめてみました。 初めてのランディングページ製作や、既存ランディングページの改善の際には、ぜひとも参考にしてみてください。(参考:ランディングページ制作会社の一覧 ≫) ※ランディングページ改善に重要な要素を大きく4つに分け(ファーストビュー、ライティング、導線、その他のポイント)それぞれの項目で訴求ポイントのチェックが行えるシートを無料で公開しています。こちらもご参照ください。 新しくLPを作る方へ│成果の出るLPの作り方ランディングページは作り方次第で成果が2倍3倍と大きく変わります

それは、自分で「推敲」ができるようになった瞬間だ。 自分の文章を、客観的に読み返し、修正改善する。 プロの文章を書くためには「推敲」が大切だ。 だが「どう推敲すればよいのか」をつかまずに、ただ何度も文章を書きなおすのは無駄だ。 ポイントをふまえて、推敲し、「文章」が伝わるものになる。それが自分で分かる。そうなると、文を書くことがおもしろくなり、上達スピードが加速する。 そこで、文章を書き終えたらチェックすべき推敲の17ポイントを紹介しよう。 ■内容を吟味しよう 【1】伝えたいことが伝わるか? 伝えたいことは何か改めて考えてみよう。 書いた文章で、伝えたいことは伝わるだろうか? 伝えたい衝動を見失ってはいけない。衝動に突き動かされて書いているか? その衝動が伝わるように構成されているか? *伝えたいことがぼんやりとしていると、乱雑な原稿になる。たとえば「楽しかった」「すごかった」等ではダメで

FINDJOB! 終了のお知らせ2023年9月29日にFINDJOB!を終了いたしました。 これまでFINDJOB!をご利用いただいた企業様、求職者様、様々なご関係者様。 大変長らくFINDJOB!をご愛顧いただき、誠にありがとうございました。IT/Web系の仕事や求人がまだ広く普及していない頃にFind Job!をリリースしてから 約26年間、多くの方々に支えていただき、運営を続けてまいりました。転職成功のお声、採用成功のお声など、嬉しい言葉もたくさんいただきました。 またFINDJOB!経由で入社された方が人事担当になり、 FINDJOB!を通じて、新たな人材に出会うことができたなど、 たくさんのご縁をつくることができたのではないかと思っております。2023年9月29日をもって、FINDJOB!はその歴史の幕を下ろすこととなりましたが、 今後も、IT/Web業界やクリエイティブ

こんにちは。子煩悩ライターのイワタテです。 娘、と書くより、愛娘、と書いた方がしっくり来るんです。 きっと、愛しているからでしょうね。 ところで、ライターという職種に限らず、仕事で文章を書くすべてのみなさん。 原稿、自信をもって出していますか? 僕は、自信をもって出しています。 その秘密は、原稿提出直前に必ず使う、15項目のセルフチェックシートです。 このチェックシートを活用するようになってからというもの、クライアントの機嫌は良くなるし、読者からのレスポンスが見違えたし、みるみる仕事が増えていくし……父ちゃんやったぜ愛娘! 原稿送信のボタンを押すときはいつも不安になるという方。 よろしければこのチェックシート、印刷して机のどこかに貼って、使ってみてください。 □ 原稿の結論がタイトルに明記されているか。 何が書いてある原稿か直感的に理解できなければ、そもそも読者はページを開かない。 □ 想

忙しい人のための要約 以下の5つのパートで文章を構成する。 A.〈はじめ〉 ……内容の紹介・要約 B1.〈なか1〉 ……具体例その1 B2.〈なか2〉 ……具体例その2 C.〈まとめ〉 ……具体例の共通点 D.〈むすび〉 ……上記の共通点の一般化〈としての主張〉 書く順序は次の通り。 1.具体例をあつめる→〈なか1〉〈なか2〉 2.具体例の共通点を書く→〈まとめ〉 3.まとめから言えること(主張〉を書く→〈むすび〉 4.内容を簡単に紹介する入口を書く→〈はじめ〉 (ほかに参考になりそうな記事) ・文章の型稽古→穴埋めすれば誰でも書ける魔法の文章テンプレート読書猿Classic: between / beyond readers ・物事を論じられるようになるスモール・ステップス→米国の小学生が使う思考ツール読書猿Classic: between / beyond readers 書くこと

WEBマーケティングにおいて、ライティングの技術は必要不可欠だ。 決して大げさではなく、サイトやブログにどれだけ集客出来るかも、ランディングページからどれぐらいの売上をあげられるかも、メールマガジンを使って見込み客をリピート客まで育てられるかどうかまで全てライティングにかかっている。 そこで、本日は、特にブログやサイトに効果的な「読まれる文章」を書くためのライティングの技術を詳しくご紹介する。 この通りに試して頂ければ、下図のように、多くの読者に読んでもらえる記事を書くことができるようになる。 ぜひ、じっくりご覧頂いて、実践してみて欲しい。 また、私たちバズ部は12年で400社以上のメディア支援を行い、 立ち上げから10ヶ月で14.6億円の売上を産んだ不動産メディア8ヶ月で月間140万PVを実現したアプリメディアなど大きな成果を挙げ続けている。 各サイトの成功要因をインタビューしているので

文章力は、ビジネスの世界で、今まで以上に非常に重要なスキルとなっている。 例えば、広告やダイレクトメールなど、消費者に向けてのメッセージは文章力に大きく依存する。 また、興味のある人に対してコンタクトを取って、アプローチする際も、あなたの書くメールや手紙などの文章の内容によって、成否は大きく左右される。 思い返せば、私は、社会に出る前の学生の頃から、大学で、大量の本を読み、週に2〜3本のエッセイを書いたり、レポートを提出したりしていた。 そして、こうやって培って来た文章力によって、ビジネスにおける様々な面で得をしていることを実感している。そこで本日は、私が実際に使っている文章テクニックを5つご紹介する。 この通りに書いて頂くだけで、プロの文章に限りなく近くなることをお約束する。 また、私たちバズ部は12年で400社以上のメディア支援を行い、 立ち上げから10ヶ月で14.6億円の売上を産んだ

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