【コデックス装】本の装丁は、本の外観全体をデザインし、製本の仕様を決定します。本の印 象が装丁で決まりますのでとても大切です。いわば本の顔で読者に手に取っ てもらえるかどうかが決まります。コデックス装は、本のデザイン性としま しては特殊です。コデックス装はチープさと武骨さが両方あり、剥き出しの 背には色糸が見え、製本途中で投げ出したような粗々しさが、魅力的な製本 方法です。なんと云っても180度本が開くので中面が見やすく、手を放して もそのままの状態を保ちます。背表紙がない事と糸でかがってある事で広開 性を保っています。しかしながら、背表紙で背中を保護してない分少しばか り脆弱でもあります。一般に上製本は印刷した本文(16P折り、8P折り)を帳 合して、糸で本文の順番に糸でかがって行きます。この後、寒冷紗を付け、花 布を付け、スピンを付け、表紙を付けて完成させます。コデックス装の場合は、
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