50代のおっさんエンジニアになってたので、雑に40代にやっておいてよかったことなどを振り返ってみた。思い出補正があるかもしれないので参考にしようとする人は注意。 運動習慣をつけた 資格学習を継続した読書習慣を維持した仕事と関係ない勉強を始めたIT勉強会コミュニティへの参加をやめた ブログを書き続けた 運動習慣をつけた40歳になったころに人間ドックでメタボ判定を1度受けたことをきっかけに、運動をするようになった。現在も続けているので習慣化に成功しており、おおむね健康を維持できている。 ゴルフを含めてスポーツの趣味はない(今もない)。ゴルフは誘われるけど、興味がない(週末に会社の人と遊ぶような思考を持ち合わせていない)ダイエットするなら食事改善というのは理解しているけど難しそうなので、筋肉つけて代謝を高める方向性を選択 コロナ禍以前は会社帰りに福利厚生で安く使えるジムのプールで泳いで
子どもの読書について、少し言語化を試みたい。 子どもが読書するようになるには?という問いには、「親が本を読む姿を見せる」という回答が非常に多い。親が本を読むなら家には本があるだろうし、親が読んでる姿を見て子どもも自然に本を読むようになるだろう、と。でも私はこの答えが気に入らない。 なぜなら、私の両親は本を読む人だったが、何を隠そう、私が本を読まない子どもだったから。母はやたら本を読むよう勧めてきたが、私はそのたび逃げていた。押しつけがましく感じて。だから、「親が本を読めば子どもも本を読む」という話は、必ずしもそうではない。少なからずの子どもが本を読まない。 私の塾でも、親は読書家なのに子どもは本を読まない、というケースは結構あった。子育てで相談を受けるのも、「私は本が好きなのに、子どもが全然読まなくて」という悩みは少なくなかった。「親が本を読んでる姿を見せれば子どもは読書する」というのは、

マン・カインド 作者:藤井 太洋早川書房Amazonこの『マン・カインド』は、至近未来ー近未来を主な舞台に選び、現実の社会情勢や技術の延長線上で様々な短篇・長篇を発表してきた作家、藤井太洋の最新長篇だ。最新とはいっても本作はSFマガジンで2017年〜21年まで連載しており、翌年の星雲賞(日本のSF賞で、SF大会の参加者の投票で決定される)の長篇部門を受賞している。 つまり連載当時から高い評価を受けていたわけだが、なぜ単行本化が今日まで伸びたのか? といえば理由は僕も何も知らないが、単純に忙しかったのか、もしくは連載版に比べて大幅に加筆修正をしたそうなので、「より完璧な」形を目指すのに時間がかかったのだろう。そんなこんなで期間があいたこともあって、連載版で読んではいるものの初読のような気持ちで読み始めたのだが、いやーこれがおもしろかった!本作の舞台は2040年代の未来。この世界ではAIドロ

2011年7月15日にオープンしたノンフィクション書評サイトHONZ。本日2024年7月15日をもちまして13年間のサイト運営に終止符を打つこととなりました。 2011年の東日本大震災から、記憶に新しいコロナ禍まで。はたまたFacebookの時代からChatGPTの到来まで。その間に紹介してきた記事の総数は6105本。 発売3ヶ月以内の新刊ノンフィクションという条件のもと、数々のおすすめ本を紹介する中で、様々な出会いに恵まれました。信じられないような登場人物たち、それを軽やかなエンターテイメントのように伝える著者の方たち、その裏側で悪戦苦闘を繰り広げていたであろう版元や翻訳者の皆さま。さらに読者へ届ける取次会社や書店員の皆さま、そしてHONZを愛してくださったすべての皆さま、本当にありがとうございました。 サイトを閉じることになった理由に、明快なものは特にありません。こんなサイトがあったら
三国志マニア、研究者のニッポン放送アナウンサー・箱崎みどりさんが三国志の本をおすすめする連載第4回は、『最強の男 三国志を知るために』(竹内真彦著)と、箱崎さんの自著『愛と欲望の三国志』を取り上げる。『最強の男』は、三国志の中で最も強かったとされる呂布(りょふ)がテーマ。上質のミステリーのように読める。『愛と欲望の三国志』は、日本において三国志がどのように紹介され、読まれてきたかを探る。 「最強の男」呂布 三国志はゲームの世界でもおなじみです。ゲームで初めて三国志の世界を知ったという方も多いかもしれません。三国志の個性的な登場人物たちの能力がいくつかの数値で表され、プレーヤーは彼らを仲間に引き入れたり、敵に回したりして戦うというパターンが多いようです。その場合、「知力」が最も高いのは諸葛亮(諸葛孔明)、「武力」の頂点に立つのは呂布と相場が決まっています。 では、呂布は実際にどういう人物だっ

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