子育て世代が流入し、人口増に成功した街として注目されている千葉県流山市。だが、実は空き家も増加し続けており、昭和に開発された古い住宅街だけではなく、ファミリー層でにぎわうつくばエクスプレス(TX)沿線の住宅地でも、空き家が出始めている。「深刻化する前に、空き家が生まれてしまう原因を断つ」と、地元の有志が動き始めた。 【写真】流山市内にある空き家はこちら * * * 2005年のつくばエクスプレス開通に伴う大規模開発で、子育て世代の人口が急増した流山市。16~21年まで、6年連続で人口増加率が全国の市町村で1位になった。 民間の有識者らで作る「人口戦略会議」が今年4月に公表した、100年後も若い女性が5割近く残り、持続している可能性が高いとした「自立持続可能性自治体」の一つにも選ばれている。 人口増加に成功して脚光を浴びるベッドタウンとしてのイメージが定着し、TXの「流山おおたかの森」駅

日本の空き家問題は新たなフェーズに突入しようとしています。 これまで人口減少が続く「地方の過疎地」の問題とされてきましたが、近年は県庁所在地などの都市部や大都市圏でも空き家が急増。そして団塊世代が平均寿命を超過し、多くの相続問題が発生する2040年に向けては、更に拍車がかかるといわれています。 今回NHKでは、明治大学の野澤千絵教授に協力を依頼。「2040年空き家数予測マップ」を作成し空き家問題の未来を可視化しました。分かってきたのは、いわゆる「人気の町」「人気のエリア」であっても空き家問題からは逃れられないという深刻な現実。 あなたの町、あなたの実家のある町は大丈夫ですか!? 必見のデータマップです。 野澤千絵さん / 明治大学政治経済学部教授 国土交通省の審議会委員 現場を訪ねデータ解析も用いて空き家や土地政策を研究 マップを見るポイント ―今回の2040年空き家予測マップの特筆すべき

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