昨年度の政治資金収支報告書の公開が始まり、高市早苗総理を支える「タニマチ」の存在が明らかになった。奈良県内で観光業や不動産業を手がけるノブレスグループの川井徳子代表(67歳)である。代表を務める宗教法人「神奈我良」(かむながら)から高市氏が代表を務める政党支部に3000万円もの巨額献金をしていたのだ。 神奈我良とは一体どんな組織なのか。その正体を探るべく、筆者は法人が所有する神社「大和皇(ヤマトスメラ)神殿」を訪れた。 前編記事『高市早苗総理に合計4000万円を寄附!オラクル創業者に日本庭園を売却した「敏腕女性経営者」の正体』より続く。 民家の中に突如あらわれた立派な祭壇12月2日の夕方、筆者は「大和皇神殿」を訪問。2階建ての民家のような建物だった。ドアが閉まっているので、近所の人に聞いてみると、「中は見学できる。人が集まっているところは見たことがないけど」との話。 近所の人が「大和皇神殿
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、東京地検特捜部は19日、政治資金規正法違反の疑いで強制捜査に乗り出し、東京 千代田区にある安倍派「清和政策研究会」と二階派「志帥会」の事務所を捜索しました。 去年までの5年間で安倍派はおよそ5億円、二階派は1億円を超えるパーティー収入を政治資金収支報告書に記載していなかった疑いがあり、特捜部は派閥の幹部や議員の認識など詳しい経緯について実態解明を進めるものとみられます。 捜索を受けたのは、東京 千代田区にある自民党の安倍派「清和政策研究会」と二階派「志帥会」の事務所です。 午前10時ごろ、東京地検特捜部の10人以上の係官がそれぞれ捜索に入り、このうち安倍派側の捜索はおよそ5時間にわたって行われました。 関係者によりますと安倍派と二階派の2つの派閥側は、所属議員がパーティー券の販売ノルマを超えて集めた分の収入を議員側にキックバックし、その分を派

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