南米ブラジルで左派の新政権が発足してわずか1週間。 連邦議会や大統領府などがデモ隊に占拠されるという衝撃的な事件が起きました。 議会などを占拠したのは“ブラジルのトランプ”とも呼ばれるボルソナロ前大統領の支持者たち。いったい何が起きたのか。今後どうなるのか。詳しく解説します。 (サンパウロ支局長 木村隆介 /アメリカ総局記者 佐藤真莉子) いったい何が起きた? 1月8日の午後、ブラジルの首都ブラジリアにある連邦議会などにボルソナロ前大統領の支持者が侵入しました。 ブラジルの政府機関を占拠するデモ隊(2023年1月8日・ブラジリア) ボルソナロ氏が僅差で敗れた2022年10月の大統領選挙は無効だと訴えていた支持者たち、およそ4000人がデモに参加。警察のバリケードを突破し、連邦議会だけでなく大統領府や最高裁判所の施設の一部を破壊。 G20のメンバーでもあるブラジルの国の中枢機関がデモ隊によ

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