中東のトルコは、敵対するクルド人武装組織に対する掃討作戦として、隣国のシリアとイラクで大規模な空爆を行いました。地元メディアによりますと、8人が死亡したほか、女性や子どもがけがをするなど、市民が巻き添えになっているということです。 トルコ国防省は2日、クルド人武装組織を掃討するため、シリア北東部とイラク北部にある弾薬庫や訓練施設など、およそ80か所を空爆したと発表しました。 このうちイラクでは、地元メディアがこの攻撃で8人が死亡し、女性や子どもを含む17人がけがをするなど、市民が巻き添えになっていると伝えています。 また、シリア北東部のマリキヤで撮影された映像では、建物の壁に大きな穴が開くなどして、激しく破壊された様子が確認できます。 空爆で腕などにけがをしたという男性は「戦闘機が飛んでくる音が聞こえた。その後、覚えているのは2回の爆発音だけだ」と話していました。 トルコとクルド人武装組織

トルコ政府が、イスタンブールにある世界遺産の一部で、博物館として使われてきた歴史的建造物「アヤソフィア」をモスクにすると発表したことについて、各国から批判の声が相次いでいます。 これについて、トルコのエルドアン大統領は10日、博物館への変更を無効とした裁判所の判断を受けて、アヤソフィアをモスクにすると発表しました。 これに対し、各国から批判の声が相次いでいます。 EU=ヨーロッパ連合のボレル上級代表は声明を発表し、「アヤソフィアを博物館にするという近代トルコが行った画期的な決断の1つを裁判所がひっくり返し、それを宗教を担当する省庁の管理下に移すとエルドアン大統領が決定したことは残念だ」としています。 また、アメリカ国務省のオータガス報道官は声明を出し、「われわれは落胆している。この建造物は世界遺産の重要な一部であり、誰もが障害なく訪問できる状態をトルコ政府がどう維持していく計画なのか聞くの

1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く