週プレNEWSTOPニュース政治・国際【現地密着】ロシア軍に押され危険度がさらに増した前線に、なぜ身を投じるのか? ウクライナで戦う日本人義勇兵ウクライナ軍ドローン部隊に所属し、「戦争が終わるまで戦い続けるつもり」だと語る日本人義勇兵Banzaiさん(中央)と同僚。林の中に塹壕を掘り、その上に迷彩ネットを張り巡らせているロシアによる全面侵攻開始から3年半、筆者はウクライナで義勇兵として戦う多くの日本人を取材してきた。開戦初期から戦い続ける人、すでに帰国した人、一度日本へ帰国した後に再度来た人。そして、新たにウクライナへ渡り兵士となる若者も常に一定数いる。 危険に身を投じて自分の役割を得ようとする彼らは今、どのような思いでいるのか。ドローン部隊で活躍する日本人、ロシア領クルスクで戦った日本人、これから入隊する日本人の3人に話を聞いた。 * * * ①BanzaiさんBanzaiさん(
欧州連合のフォンデアライエン欧州委員長らとの共同記者会見に臨む石破茂首相=7月/David Mareuil/Pool/Reuters/File (CNN) 日本の石破茂首相は、ウクライナの「安全の保証」をめぐる取り組みに関与する意向を示した。ただし具体的な内容については言及しなかった。 石破首相は19日、記者団に対し、日本の法律や能力の観点から何をすべきか、何ができるかを議論し、しかるべき役割を果たしていくと述べた。その上で、現時点では、どのような支援が可能かについて詳細を語れる段階にはないとした。 日本は北大西洋条約機構(NATO)の正式な加盟国ではないが、緊密に連携している。石破首相の発言は、ウクライナでの侵攻を終結させる和平合意成立後に将来のロシアの侵略に備えて、どれだけの欧米諸国がウクライナ防衛を支援する用意があるかを示すものだ。 米国のトランプ大統領とホワイトハウスで会談した欧州

ポクロウスク近郊(CNN) ウクライナ東部全域で、ロシアはわずかな前進を積み重ねている。多大な資源が投入された今回の夏季攻勢は、前線の勢力図を一変させるリスクをはらむ。 CNNは、ドネツク州で最も戦闘が激化するウクライナの町、コンスタンチノフカとポクロウスクの背後の村々を4日間取材し、領土支配の急速な変化を目の当たりにした。ロシアの無人機は、かつてウクライナ軍が静穏のオアシスとして頼りにしていた地域に深く侵入。迎え撃つ部隊は敵の執拗(しつよう)な進撃を阻止するための人員と資源の確保に苦しんだ。ロシアの勢いは、トランプ米大統領がロシアのプーチン大統領に対し、50日としていた和平合意の同意への期限を10~12日に短縮したことと重なった。トランプ氏はプーチン氏に「非常に失望している」と述べ、米国と欧州の同盟国が数カ月にわたって求めてきた停戦を受け入れない決定をプーチン氏が既に下したとの見方を示

画像提供, Oles Kromplias/Global Images Ukraine via Getty Images

【4月7日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン大統領は6日、ロシアがウクライナとの「和平を拒否」し続けるなら「強力な行動」が必要になるとの考えを示した。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の出身地である同国中部の都市クリビーリフで4日、子ども9人を含む20人が死亡したのを受けての発言だ。 マクロン氏はX(旧ツイッター)に、米国と欧州がウクライナでの和平の確立に向け動いているにもかかわらず、ロシアは「子どもや民間人の殺害」を続けていると投稿。「私の思いは、4日のクリビーリフへの攻撃を含む、ロシアによる激しい攻撃に伴う子どもや民間人の犠牲者全員と共にある」と、フランス語とウクライナ語でつづった。 その上で、「できる限り早期の停戦が必要だ。ロシアが時間稼ぎをし、和平を拒否し続けるなら強力な行動が必要になる」と訴えた。 4日のクリビーリフへの攻撃では、子どもの遊び場が近くにある住宅

ロシア・ウクライナ戦争が勃発してから3年。筆者も含めて、戦争の複雑な背景から、現状をどう捉えていいのかよくわからない…という方は多いのではないか。国際政治学者・東野篤子氏に、戦争の経緯や各国の思惑、さらにはトランプ政権の影響やBRICSの動きについてお話しいただいた。ロシア・ウクライナ戦争「どこか遠い国の出来事」として捉えがちな方にこそ知ってほしい、国際秩序の今と未来を考えるヒントになれば幸いだ。 東野篤子:筑波大学教授。1971年生まれ。慶應義塾大学法学部卒業、慶應義塾大学大学院修士課程修了、英国バーミンガム大学政治・国際関係研究科博士課程修了(Ph.D)。OECD日本政府代表部専門調査員、広島市立大学国際学部准教授などを経て、現在は筑波大学人文社会系教授。専門はヨーロッパの国際関係、国際政治。著書に『変わりゆくEU 永遠平和のプロジェクトの行方』『EUの規範とパワー』など-ロシア・ウ

日本の日建がウクライナ支援で送った地雷除去機がハルキウで活躍しています。油圧ショベルを改造した「BM307-V35」という対人地雷除去機で、小型のクラスター子弾なども除去可能です。 日建BM307-V35:ウクライナ国家非常事態庁(ハルキウ)NIKKEN BM307-V35ウクライナ国家非常事態庁(ハルキウ地域本部)より日建BM307-V35地雷除去機ウクライナ国家非常事態庁は日建BM307-V35地雷除去機について「地雷や爆発物が密生した草木の中に隠れていたり、地中に埋まっていたりしても、効果的に無力化することができる」としています。なおこれより小型のBM307-V16地雷除去機もウクライナに送っています。 回転式対人地雷除去機(アーム先端)ウクライナ国家非常事態庁(ハルキウ地域本部)より日建BM307-V35地雷除去機 アームの先のアタッチメントを変更することで、樹木の伐採なども行

ロシアの侵略を受けるウクライナの地元紙「ウクラインスカヤ・プラウダ」(電子版)は7日、ウクライナ軍の越境攻撃下にある露西部クルスク州の小都市スジャ近郊で、露軍がウクライナ軍の防衛線を突破したと伝えた。現地軍関係者の話だとしている。スジャにはウクライナ軍が現地司令部を設置している。ウクライナの有力軍事メディア「ディープステート」も7日、クルスク州で露軍が優勢を拡大しており、ウクライナ軍は「危機的状況」にあると報告。ロイター通信も7日、同州で「ウクライナ軍の状況が過去3日間で急速に悪化している」としたほか、「ウクライナ軍が包囲されるか、撤退を余儀なくされるまで多くの時間は残されていない」とする欧米側軍事専門家の見解を伝えた。ウクライナ軍は昨年8月、露軍の戦力分散や対露交渉カードとする狙いなどからクルスク州への越境攻撃に着手。一時は約1300平方キロを占領した。しかし、露軍は北朝鮮兵も投入し

アメリカのルビオ国務長官は、トランプ大統領との会談で口論になった、ウクライナのゼレンスキー大統領の対応について「理解できない」と不快感をあらわにした一方、ウクライナ側の姿勢次第では再び話し合いに応じる考えも強調しました。 2月28日に行われたアメリカとウクライナの首脳会談では、ロシアへの外交姿勢などをめぐって激しい口論に発展し、予定していた合意文書への署名も見送られました。アメリカのルビオ国務長官は3月2日、ABCテレビに出演し、当時のゼレンスキー大統領の対応について「われわれはプーチン大統領を交渉の席に着かせようとしている。妨げるようなことをすべきではない。率直に困惑しているし、理解できない」と述べ、不快感をあらわにしました。 一方で「和平に向けたウクライナの準備が整えば、われわれはこの件に再び関与する用意がある」と述べ、ウクライナ側の姿勢次第では再び話し合いに応じる考えも強調しました

日本政府、ウクライナの汚職撲滅支援 EU加盟へ汚名返上後押し 時事通信政治部2025年01月05日07時30分配信 【図解】世界の汚職指数ランキング 日本政府は今年、ウクライナの汚職撲滅の支援に乗り出す。同国政府からの要請を受けたもので、法執行機関の取り組みを強化するためのプログラムを年内にスタートさせる。司法制度改革なども併せて進め、同国に着せられた「汚職大国」の汚名返上と欧州連合(EU)加盟を後押ししたい考えだ。中国軍、汚職摘発で作戦能力向上か 米国防総省、報告書で分析ウクライナのスハク司法副大臣は昨年12月、東京都内で開かれた日本政府関係者との会合で「ウクライナは汚職対策の分野で深刻な問題を抱えている」と指摘。「汚職をほとんど許さない国である日本との協力関係の発展に関心を持っている。日本の経験から学び、生かしたい」と語った。 国際NGO「トランスペアレンシー・インターナショナル

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