多くの地震学者が予想していなかった東日本大震災だが、その5~6日前に「明瞭な前兆」を電気通信大学の研究グループが確認していた。同グループが注目するのは地震の前に現れる大気上空の電離層の乱れ。地震学者にはない視点で独自の観測網を整え、東海地震など巨大地震の予知に成功したいと話している。太平洋上で観測地震が起きた3月11日午後2時46分過ぎ。電通大の研究グループを率いる早川正士名誉教授は、東京都

東日本巨大地震の規模はマグニチュード(M)8.8と国内では過去最大。地震のエネルギーはM7.3だった阪神大震災の約178倍に達し、仙台新港など太平洋岸の各地には10メートル近い大津波が到来した。大揺れによる混乱に津波の猛威が追い打ちをかけ、近海を震源とする巨大地震の怖さを改めて見せつけた。今回の地震は規模が大きかったうえに震源が比較的浅く、津波を強める条件がそろった。震源周辺の地殻のずれが極め

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