モータースポーツとWebプログラミングの両方を知る人にとっては大きなニュースです。 タイトルの通り、Railsの作者として知られるDHHがルマン24時間耐久レース、アマチュアクラスで1位になったとのことです。(全体では17位)まさかこのサイトからスポーツニュースのサイトを参照するとは予想外ですが、結果を伝えるニュースにも「DHハンソン」の文字が。WikipediaのDHHのプロフィールによると、ルマン24時間耐久レースへの参戦は今年で3年目で、写真と並んで彼の「趣味」であるとのこと。またSimple Talkのインタビューの記事によるとシルバーストーンやスパなどルマン以外のレースに参戦しているようです。 https://www.simple-talk.com/opinion/geek-of-the-week/david-heinemeier-hansson-geek-of-the-wee
MVC とは、もともとの出自は Smalltalk で、対話型のアプリケーションを作成するためのアーキテクチャのことでした。 Smalltalk なんて知らない人多いでしょうに、普通のプログラミングの話題でこうも顔をピョコピョコ出すのが、なんというか、憂いヤツです。そんな何かと気になるアイツこと、Smalltalk の MVC について、抜群にわかりやすいこちらの梅沢さんの記事をおすすめしておきます。 Happy Squeaking!! -オブジェクト指向再入門- [第五回:デザインパターン事始め] さて、こちらから引用して、MVC の M、V、C がそれぞれどんなモノかというと、 処理を受け持つ部分は、Modelと呼ばれます。アプリケーションで必要となる実際のデータを保持しており、業務に特化した処理を実行します。(中略) Modelの状態を表示する部分はViewになります。ビットマップデ
先日のエントリーでも少し触れたが、Ruby onRailsの最大の問題点は、それが持つ「一見そのフレームワークがMVCの形をとりながら、MVCの最も大切なところを外している『えせMVC』である」点にある。MVC(Model View Controller)がなぜ必要かを根底の部分でちゃんとと意識せずにRailsアプリケーションを作ると、後々ひどい目に会うので注意が必要である。 その意味では「RailsでMVCを学ぶ」などもっての他だし、「JavaにもRailsと同じようなフレームワークを作って業務用アプリの開発を効率化しよう」などという発想もとても危険である。 ということで、今日はまずはMVCの解説から。 MVCの発想の根底には、「モジュール化と情報の隠蔽により、プログラムがスパゲッティ化するの(コード間の相互依存関係が複雑に入り込んでしまってにっちもさっちも行かない状態になること)を避
Rails 2系のXSS脆弱性を修正するパッチが先日公開されました。 4日(米国時間)、Ruby onRailsの2系すべてのバージョンにXSSの脆弱性があることがRidingRails: XSS Vulnerability inRuby onRailsにおいて発表された。特定のUnicode文字列を使ってチェックをくぐり抜け、任意のHTMLを送り込まれる危険性がある。なおRuby 1.9系で動作しているアプリケーションはこの影響を受けない。 http://journal.mycom.co.jp/news/2009/09/07/048/index.html この件に関して、大垣さんは次のように説明しています。 RoRの脆弱性に関連してRuby1.9では安全、と解説されていますが、それはRuby1.9は不正な文字エンコーディングを受け付けないからです。 何故かあたり前にならない文字エ
昨年末から始めた、Ruby onRails を使ったある仕事がひと段落したので、ふりかえってみました。 この仕事で作ったWebアプリの詳細は書けませんが、画面数 60、テーブル数 15 と小規模のものでした。システムはところどころに難しい部分はありました、UIは一部に Ajax(JQueryを使用)を導入し使い勝手を高めています。 1. ソースコードが少ない! 書いたRubyコードの行数を合計すると 約3600行 しかありませんでした! 1画面あたり 60行しか書いてない !! ・・・「あんまり仕事してないじゃん!」と思わずつぶやいてしまいまました ^^); やはり、Ruby onRails は生産性が高いと言われる通りです。 ただし、だらだらとコードを書かないように以下のように注意しました。 共通部分はモジュール化しMix-inで共有 継承による機能の共有は設計が難しくなりますし、委
はじめに 今回から、Ruby onRailsを使ってCurlのリッチクライアントアプリケーションを効率的に開発する連載を書かせて頂きます、吉田裕美です。よろしくお願いいたします。Ruby onRails という言葉を聞いたことのある方は多いと思いますが、実際にRuby onRailsでアプリケーションを開発されている方はまだ少ないと思います。しかし、既に国内でもレシピ検索サイト「クックパッド」や 口コミグルメサイト「食べログ」といった大規模なサービスがRuby onRailsで構築されるなど、徐々に事例もでてきています。 著者も、いくつかのWebアプリをRuby onRailsで構築してきました。Ruby onRailsなら、「プロトタイプを作ってお客さまとディスカッションし、またプロトタイプを変更して…」という作業を繰り返すやり方であっても、高い生産性のおかげで苦になりま
先日のQConで大場さんもおっしゃっていたことですが、Railsで開発をする上でものすごく重要なポイントに、Railsの敷いたレールから降りないというのがあります。別にコレはRailsが不自由だというわけでなく*1、通り一遍のものしかできないというわけでもなく、ただ基盤と相性の悪い設計すればあとで苦労するという、当然の話なわけです。 最近、私を含めいろいろな方が「レールから降りないで作るのが重要」と話しています。が。じゃあそのレールはどこにあるのかという話はあまり聞かれません。ということで、ふだん私がRailsアプリを設計するときに意識しているレールを言語化してみて、議論なりのたたき台にしたいな、と思った次第です。 とはいえDB周りは「羽生さんのERDレッスン嫁」で7割くらい済む話*2なので、まずはコントローラから。 設計指針としてのmap.resoucesRails 2.xにおいて、コ
$sudo gem installrails でいいじゃない。というのはわかった上で敢えて CentOS とか Redhat 使っているなら RPM にしてもいいじゃない!! それにやっぱ yum で一発インストールしたいじゃない!! という人もいるかなと思ったりもするのでここでその方法を記述してみます。 とどのつまり $sudo yum installrails (rubygem-rails) でRails インストール OK にしたい、ということです。 なお、ここではパッケージ名をわかりやすくするためにrubyforge から提供されているものに対してrubygem- を prefix としてつけています。なので、rails というパッケージ名ではなくrubygem-rails といった名前にしていますので「なんかキモい」とか思われる方はrubygem- をとっていた
SideBarBildekor Bildekorer, bildekor & den typer av saker av dekorfilm.se Bildekorer är något som kan vara rätt bra när man ska sätta solfilm men också när man ska sätta saker som fönsterfilm eller fönsterdekor på olika typer av glas eller dekor på saker som är bra med bildekor och solfilm och så. Solfilm och Bildekor Det kan vara kul med solfilmer och bildekorer men man ska akta sig för att i
Rails 2.2RCがリリースされました。 国際化(i18n)、スレッドセーフ化など、 うれしい機能が多数追加されているようです。 リリースノートが公開されていたので簡単に日本語訳してみました。 誤り等あればご指摘ください。 ※原文はRuby onRails 2.2 ReleaseNotesにあります。Ruby onRails 2.2 リリースノートRails 2.2では様々な新機能、改良が施されました。 この文書では主要な変更点のみを紹介し、細かなバグフィックス等の説明は行いません。 全ての変更点については、GitHubのrails mainリポジトリにあるコミットリストをご覧ください。Rails 2.2のリリースとともに、RailsGuides hackfestの最初の成果であるRuby onRailsGuides をスタートさせました。このサイトではRailsの主
Ruby onRails(ルビーオンレイルズ)は、オープンソースのWebアプリケーションフレームワークである。単にRailsあるいはRoRと呼ばれる。その名にも示されているようにRubyで書かれている。またModel View Controller(MVC)アーキテクチャに基づいて構築されている。 実アプリケーションの開発を他のフレームワークより少ないコードで簡単に開発できるよう考慮し設計されている。Railsの公式なパッケージはRubyのライブラリやアプリケーションの流通ルートであるRubyGemsにより配布されている。Railsの基本理念は「同じことを繰り返さない」(DRY:Don't Repeat Yourself)と「設定より規約」(CoC:Convention over Configuration)である。 「同じことを繰り返さない」というのは、「定義などの作業は一回だけで済
startmac 生まれてはじめて、プログラミングなるものしてみんとて。 いやー、Webディレクターをしていると、ちょっとでいいから自分でプログラミングができるといいなと思いはじめるんですよねー。 でもあまりにも敷居が高くて、なかなか手を出せず、そしてどんどん月日は流れていくばかり。 で、このたびStartMacに当選してMacBookをもらったとき、これを機に、 「今度こそ、絶対に、何が何でもプログラミングを学ぼう」 と思ったんですよね。ほら、MacってベースがUNIXだから、なんとなくプログラミングとかもやりやすそうな気もするし。 なので、今回はちょっと気合を入れて、先生を見つけて、時間をとって、とうとうやってしまいました。 プログラミング童貞を捧げる相手は、「Ruby onRails」。とても簡単にプログラミングができると話題のフレームワークです。Rubyというプログラミング言
なるべくベスト・プラクティスな感じで作りたいとか、 2.2に対応している書籍が少ないとか英語できないとかあるんだけど 慣れるまではこんなもんなのかな・・。
Ruby onRails を簡単に日本語化するRailsJa, ActionMailerJa を公開しました。 プラグインをインストールするだけで、Rails アプリケーションと ActionMailer の日本語対応ができます。 経緯 現在のRuby onRails の日本語化の定番と言えば、Ruby-GetText です。 しかし、多国語対応ではなく、単に日本語対応したいだけであれば、少し大げさな印象がありました。 そこで、Ruby onRails をカンタンに日本語対応できるようなプラグインを開発してみました。 それぞれのプラグインの詳細は以下のページをご覧下さい。RailsJa ActionMailerJa
Photo by masuidrive76Railsで高速化するためには、Memcachedによるキャッシュが欠かせないですが、もしmemcachedが落ちてしまうと、サービス全体でエラーが発生してしまうのが、気になるところでした。 Takiuchiさんと話をしていて、fiveruns-memcache-clientを使うことで、memcachedを再起動さえすれば自動で再接続されることはわかったのですが、やはりmemcachedが落ちている時はエラーになってしまうのが問題でした。 どうせ、キャッシュはキャッシュなのだから、memcachedが落ちている間はキャッシュを使わない様にするパッチをmemcache-clientに組み込もうと思って作業をしていたら、実はcache_fuにその機能があるのを発見しました。 config/memcached.ymlで、「raise_errors:
Photo by Riverman72 あとで自分メモを書こうと思うけど、先に一言。 37signalsも使っているといううたい文句に惹かれて試してみた、Railsのパフォーマンス記録ツール/サービスNew Relic RPM(Rails Performance Management)が、すばらしい。 RPMは開発時用のDeveloperと、実機用のProductionのが二つあり、まだ開発時用のDeveloperモードしか試してはいないんだけど、専用の管理画面で、アクションを実行時のメソッド単位の実行時間、生成されるSQL、SQLの実行時間やインデックスの利用状況などが非常に簡単に把握できます。Railsで開発している人なら、下のムービーを見れば、そのすごさが分かるはず。 RPM developerのデモ動画 | RPM production のデモ動画 いまこれを使って、PhotoS
Railsでの開発に便利なのが、コンソールだ。irbをRailsライブラリを読み込みつつ立ち上げたもので、データの閲覧や更新がターミナルから行える。これがあるとないとでは生産性が大きく変わってくるはずだ。 コードを実行して結果を表示する そんな便利なコンソールを、Web上で再現するのがこのソフトウェアだ。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはKawaii、Webベースのコンソールシステムだ。 Kawaiiはまさに「可愛い」から取られているネーミングらしい。公式サイトのロゴも可愛らしいアイコンだ。Kawaii自体はジェネレータとして動作するソフトウェアで、Railsアプリケーションのプラグインとして動作する。 モデルは表でデータを表示してくれる そしてAmazon S3やパスワードの設定をすると、Railsアプリケーションの1機能として動作する。テキストエリア上でコードを書いて実行する
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