はじめに 今回から、Ruby onRailsを使ってCurlのリッチクライアントアプリケーションを効率的に開発する連載を書かせて頂きます、吉田裕美です。よろしくお願いいたします。Ruby onRails という言葉を聞いたことのある方は多いと思いますが、実際にRuby onRailsでアプリケーションを開発されている方はまだ少ないと思います。しかし、既に国内でもレシピ検索サイト「クックパッド」や 口コミグルメサイト「食べログ」といった大規模なサービスがRuby onRailsで構築されるなど、徐々に事例もでてきています。 著者も、いくつかのWebアプリをRuby onRailsで構築してきました。Ruby onRailsなら、「プロトタイプを作ってお客さまとディスカッションし、またプロトタイプを変更して…」という作業を繰り返すやり方であっても、高い生産性のおかげで苦になりま
タイトルは釣りでもなんでもなくて、大まじめ。Curl というのは、MIT の人たちが作ったリッチクライアント用言語。もともと軍隊で兵士につけるデバイス用のアプリを作るために開発されたらしい。だから少ないリソースでも高速に動作し、バカでも分かるGUIを備え、ネットワークが繋がっていてもいなくても同じように動くよう設計されたんだとさ。 リッチクライアント製品としてのCurl も面白いんだけど、プログラミング言語としてのCurl はもっと面白い。まじで次世代の言語だと思う。 以下、その理由。 静的にも動的にもできるCurl は基本的に、静的な型を指定する言語。しかし型を指定しなくても構わない (その場合は any という型が指定されたと見なされる)。 ほかの言語はたいがい、静的な言語では必ず型を指定しなくてはならず、逆に動的な言語では型を指定することができない。つまり型を指定するかしない
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