アジャイルな開発チームで仕事をするデザイナーには、どういったマインドセットが求められるのでしょうか。アウトプットへのこだわりを抑えて、チームのメンバーとして果たすべき役割があります。またAIによるUIの生成が可能になってきた現在、その役割も大きく変化し始めています。 同じ美術大学に1学年違いで学んだ平野友視(@hiranotomoki)さんと大輪俊行(@ohwatoshiyuki)さんは、現在それぞれ法人向けSaaSを展開する事業会社でアジャイルな開発組織に所属しています。アジャイルな現場におけるデザイナーに必要な姿勢や考え方、そしてこれからの在り方について語り合いました。アジャイルでは完成品ではなく価値を届けるアジャイルに馴染めるデザイナーとそうでないデザイナー 影響の少ないところから始めて4年で8割をリプレイス デザイナーとAIだけで実現するプロトタイプやデモシステム この先生き残
【2025年2月20日更新】関連資料「AIの利用・開発に関する契約チェックリスト」P38の図9において、一部誤りがございましたので差し替えました。 経済産業省は、生成AIの普及を始めとする近年の市場環境の変化を踏まえ、当事者間の適切な利益及びリスクの分配、ひいてはAIの利活用を促すことを目的として、我が国の事業者が使いやすい形式の「AIの利用・開発に関する契約チェックリスト」を取りまとめました。 1.背景・目的2022年頃より、基盤モデルに代表される生成AI技術を用いたサービスが急速に普及し始め、AIモデルの開発だけでなく、その利活用の局面における契約の重要性も高まっています。 特に事業活動においてAI技術を用いたサービスの利活用を検討する事業者の増加が顕著である一方で、AIの技術や法務に必ずしも習熟していない事業者が導入を検討するケースも増えています。 このような状況下で、AI技術を用
カケハシでエンジニアリングマネージャーを担当しているいくおです。 今回は、私たちのチームで中規模以上(複数スプリントにまたがるもの)の機能開発を行うときに作成している「全体マップ」について紹介します。 全体マップを考案したのはチームメンバーの椎葉さんなのですが、「いくおさん言語化うまいからブログにしてください!」とおだてられたので、それを真に受けて私がブログに書きます。 全体マップを作るようになってから、中規模の開発で自分たちの状況を把握しやすくなりました。また、全体マップを通して関係者全員がコミュニケーションすることで、なめらかな協働関係を築けるようになりました。こういった実体験からも、ぜひ多くの現場で全体マップを試してみたいと思っています。 では、全体マップとは一体なんなのか、どうやって活用するとよいのか、解説します。 この記事は秋の技術特集 2024の6記事目です。 ユーザーストーリ
本記事について 国内のIT 業界について、ネット上では「SIer」VS「Web系」の構図がしばしば見られる。本記事は前者、SIer の世界観をひとりの当事者として雑多にまとめたものである。記事としては読み物、特にポエムの類。 対象読者 以下を想定する。ITエンジニアまたはその卵で、SIerを知らないWeb系の人SIerに入社した新人や中途入職者SIerにてSEまたはマネージャーして働いている者SIerにてSEではないが裏方で働いている者(開発、研究、調査、教育、管理など) 学習や就労の初歩として参考にしてもいいし、議論やキャリアのダシに使っても良いだろう。 筆者について 吉良野すた: https://stakiran.github.io/stakiran/ 国内の大手SIer に勤めるサラリーマン。現場には出ておらず、裏方で支えてメシを食べている。SI にもIT にもさほど
【ラクスMeetUp】ARR100億超プロダクトをさらに成長させるプロダクトマネジメント2023.12.06 -2023.12.06 植木氏の自己紹介植木遼太氏:私からは「新PdM組織で実践した顧客解像度の上げ方」というテーマで発表します。簡単に自己紹介をしてから本題に移らせてください。 私は植木遼太と申します。先ほどの紹介にあったように、今現在は「楽楽精算」のPdMをしています。約2年前に入社しています。キャリアとしては2010年に新卒からインフラエンジニアとしてスタートして、その後、プロジェクトマネージャー、プロダクトマネージャーと役割を変遷させていったかたちのキャリアを歩んできました。 顧客解像度向上のための取り組みBefore/Afterでは本題に移ります。先ほどのテーマにあったように、「顧客解像度の向上って」という話があります。発表の流れとしては、「そもそもこの顧客解像度を上
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? この記事は「エンジニア転職」のアドベントカレンダー10日目の記事になります。 経験の場や成長をするための「環境の重要性」 今までの経験を振り返って考えると、様々な会社を経験しましたが、1つの会社に居るだけではとても経験できなかったと思うことがたくさんあったと感じました。 同じことを繰り返すだけの毎日やチャレンジしない毎日を過ごせば楽かもしれませんが技術的な成長は止まってしまうと感じます。技術的な成長を望むのであれば、同じ会社であっても、定期的に違う環境にへのチャレンジが必要なのだと思います。 また、会社によって得られるものが違うため、環
はじめに 他分野のエンジニアに「1回のミーティングで車載OSについて教えて」と相談されることがあったため、その説明の際に使ったメモ書きを共有する。一応、最初に予防線を張っておくと、私自身、車載ソフトウェア業界に身を置くが、「いわゆる車載OS分野の専門家か?」というとそうでもないし、やや距離のある分野の方への説明なので、ツッコミはお手柔らかにお願いしたい。 ISO-26262機能安全について OSという耽美な響きからGeekでTechな話を期待されたかもしれないが、まず国際標準の話から説明を始める。というのも、この点が生命・財産に関わるソフトウェアと、そうでないソフトウェアを分かつ、大きな前提のため、ここはスキップできない。 機能安全とは? 国際標準とは世界で統一的なコミュニケーションを図るための規格であり、Terminologyについては他のどんな文書より定義が厳密なものだが、「1回のミー
本書はFigma によるデザインシステムコースの日本語訳になります。デザインシステムに興味がある人や構築しようとしている人もチェックしてみてください。デザインシステムに縁のないデザイナーや開発者のためにプロダクトと向き合った最適なデザインシステムを探求するための材料になれば嬉しく思います。 (原文 : https://help.figma.com/hc/en-us/sections/14548397990423-Course-Introduction-to-design-systems) この記事は、Figmaから許可を得た上で翻訳され、BrandGuidelineに則った内容となっております。(BrandGuideline: https://www.figma.com/ja/using-the-figma-brand/) ## 更新情報 [2023/7/1] - 表紙画像に、このコ
フリーランスのWebエンジニアとして仕事をする上で、いつも気をつけていたことをつらつらと書いてみます。フリーランスやっている人、興味ある人の参考になれば。 自分についての情報フリーランスのWebエンジニアを2年半 当時はRails,Vue.js,Reactがメイン(2018-2020) 情報系の大学院 → メガベンチャー2年 → スタートアップ2年からの独立 今はSALESCOREのCTO 単価は相場の最高額くらいお金の話あんまりしたくないが、みんな興味あると思うので一応 一度お世話になったFindy Freelanceさんの募集を数年ウォッチして、自分がFindyさんで受けた案件が頭を抜けて最高額だった ややボカすため最低限の目安だけ書くと、時給1万円〜(人月160万円〜)以上技術顧問業を上手くやると、もっともらえると思う 準委任契約、月N時間稼働って感じで契約 シードA〜シリ
前提 この記事は内製開発をしているSaaSの中の人であるエンジニアが、SaaSの内製ソフトウェア開発をする上での話として書いています。 前ふり 「スクラムで生産性は上がらないしリリーススケジュールが狂いまくりなんですよ」 「何が原因なんですか?どうすればいいんですか?」 という相談を受けました。 NDAを書いてから、どれどれとチームの状況を見てみました。 該当チームのスプリントゴール 該当チームのスプリントゴールはこんな感じでした。 QAフェーズのプロジェクトAを、QA作業を完了してリリースできる状態まで進める 実装フェーズのプロジェクトBを、フィーチャーの実装率を50%まで進める 設計フェーズのプロジェクトCを、要確認な点を除いて実装レディーな状態まで進める スプリントゴールが3つありますね。とても面白いですね。 思わずボンドルド卿みたいな反応をしたくなりますがここは先に進みましょう。
はじめに やっぱりwebpackがわからない(エピソード1)、エピソード2を公開しているのですが、そもそもnpmからわからない、という人もいると思いますので、今回はnpmに関して説明します。 なお、やっぱりwebpackがわからないではViteに関して触れていますが、Node.jsもDenoという新しいランタイム環境が登場しています。ですが、やはりまだ開発現場で使用するには難しいと思いますので、Node.jsを使用するうえでnpmはちゃんと理解しておいた方がいいです。 npmとは npm とはNode.jsのパッケージを管理するシステム、所謂パッケージ管理システムです。アプリケーションを作成する際、便利なパッケージをそのプロジェクトにインストールして、使用することができます。 ところで、パッケージとは一体何なのでしょうか? パッケージとは システム開発ではモジュール、パッケージ 、ライブラ
こんにちは。壮(@sew_sou19)と申します。 メガベンチャー企業でエンジニアとして働いています。エンジニアにジョブチェンジした当初は、ドキュメントの書き方なんてこれっぽっちも分かりませんでした。読みやすいドキュメントを書くことが本当に苦痛だったのですが、考えて、試行錯誤し続けた結果、以下のような評価を得るに至りました。 リーダーから「君は情報の整理が上手でドキュメントが本当に読みやすい。チーム全体の能力向上に繋げたいからドキュメント書く際のポイント共有してほしい」と言われたので、意識していることを言語化しつつテクニカルライティングの本でインプットしてるけど、学びが多い。ついでにnoteにもまとめてる — 壮 (@sew_sou19) November 28,2022 そこでこのnoteでは、僕がドキュメントを作成するときに、特に意識して実践している7つのことを書きます。(本当は2
こんにちは。カンムで業務部長してます平湯(ひらゆ)です。 カンムは現在、Visaプリペイドカードの「バンドルカード」と手元の資産形成に活用できるクレカの「Pool」の2つの事業をやっています。今回はバンドルカードのお話です。2022年末に過去の問い合わせ率を集計したところ、一番多かった時期と比べると問い合わせ率が半分になってました。(問い合わせ率 = 問い合わせ数 / 稼働会員数) 良きタイミングなので頑張ってきたことを振り返ってみます。 どんなことをやったか一次情報から課題特定 →問題提起 →オペ整備 →リリースのサイクルを回した結果です。何よりも一次情報の取得が大事です。時間がかかるし、単純作業なので苦しいんですが、生の声を読むことで感情や背景が頭に染み込みます。問題により深く入り込めているという感じでしょうか。 この課題の解決策をエンジニア・デザイナー陣と考えていきます。カンムはエ
はじめに 筆者は2022年8月に株式会社ニジボックスに入社し、翌月の9月に現在のプロジェクトにアサインされました。 入社時はフロントエンドの実務経験はほぼゼロで、HTML/CSSやJSの基礎的な文法・ルールをスクールや独学で勉強していた程度の新人エンジニアでした。 そんな私がいきなりTypeScriptでNext.jsをガリガリ書くようなプロジェクトにアサインされ、困ったことや技術的につまずいたところを備忘録としてまとめていきたいと思います。 (読者の方が私と同じ轍を踏まなくて済むように、先輩方からいただいた解決策や私なりの解説を載せておきます) 対象読者フロントエンド初心者、実務経験があまりない人 これからNext.jsやTypeScriptなどを扱う業務もしくは学習を始める人 前提フロントエンドの実務経験が少ない筆者が、あくまで同じような技術レベルの方に向けて書いた記事です。 この
開発発注プラットフォーム「ISSUE」を提供するResource(東京都練馬区)は、webエンジニアの各業務委託単価とその技術能力関係をまとめた業務委託単価表を公開した。 時給1000~2000円はインターン・アルバイトレベルとし、プログラミングを始めたての学生や勉強中、実務経験では0~1年程度の人が当てはまるとしている。外部APIなど公式ドキュメントを理解するのが難しい場合もあり、開発の生産性を上げるため、個人でコーディングするだけでなくGithub開発フローやチームでの開発経験を学ぶことも重要としている。 時給2000~3000円は学生インターンや初学者フリーランスの層のレベルとしている。1~2年の実務経験があり、オブジェクト志向を理解し始めている。公式ドキュメントもしっかり理解できるようになり、チーム開発を学んでいれば、サポートを受けつつも中規模以上の開発でも活躍可能としている。 時
はじめに 今回の記事では、プログラマー間で見解が分かれるライブラリとフレームワークの違いを徹底解説する。我々プログラマーはアプリケーション等を開発する際にフレームワークやライブラリを駆使する。その中でも、「フレームワークとライブラリの違いがわからない」と考える人も少なくないだろう。中には混同して使う人がいるかもしれない。両者は厳密に言えば異なる意味を示す。 フレームワークとは フレームワーク(framework)はアプリケーションを開発するのに必要な機能がデフォルトで揃っているものを示す。アプリケーションとして動く骨組みが用意されているので、別途プログラムを書かなくても最低限のアプリケーションとして動作する。フレームワークがあれば、我々プログラマーはゼロからアプリケーションを開発する必要はない。フレームワークには、タスクを実行するために書かれた再利用可能なコードやプログラムが含まれていて、
快適に動作するアプリケーションを提供するために、パフォーマンス・チューニングについてもっと深く学びたい。そんなUnityエンジニアのみなさまにぜひ読んでいただきたい電子書籍が登場しました。 その名もずばり『Unity パフォーマンスチューニング バイブル』。 執筆を手がけたのはサイバーエージェントグループ各社の精鋭エンジニアの方々。元々はサイバーエージェントグループ内の共有資料として制作されたそうですが、その内容とボリュームは「社内向け」の範疇に収まらないほどの商業技術書レベルです。そしてこの度、本書が誰でも無料で読める電子書籍として、社外にも公開されることが決まりました。 一般公開に先駆けて本書を拝読したユニティ・テクノロジーズ・ジャパンのエンジニアからも、絶賛の声が相次いでいます。本書はこれからパフォーマンス・チューニングを学ぶ人にとって、最適な一冊です。すでに実務経験のある人にとっ
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