訪日外国人観光客が急増する中、大阪や京都など国内有数の観光地を抱える関西で、滋賀がひそかな注目を浴びている。観光庁によると、滋賀県は平成26年の外国人の宿泊客数増加率が全国2位だった。大阪や京都の宿泊施設が飽和状態となる中、近隣の同県が穴場として注目されているのだ。中でも目立つのが、マレーシアやタイの観光客。東南アジアでは珍しいスキー場が人気を集めているという。海外からの関西観光といえば、相変わらず大阪や京都を中心に爆買いの中国人が目立つが、次は「東南アジア」「滋賀」がキーワードになるかもしれない。(江森梓) 伸び率はダントツ 観光庁の「宿泊旅行統計調査」によると、26年の外国人の延べ宿泊者数(確定値)で滋賀県は前年比75・0%増の23万750人。伸び率は92・8%の山梨県(宿泊者数94万8880人)に次いで全国2位だった。 ちなみに関西では、京都府が25・3%増の329万1010人、大阪
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