ニュース VI(ビジュアルアイデンティティ)刷新のお知らせ ・アートへの貢献に対するステートメント お知らせ 2025.02.24 Sigma(株式会社シグマ・代表取締役社長 山木和人)は、2025年2月24日、新しいVI(ビジュアルアイデンティティ)を公開し、運用を開始します。 写真・映像機器を取り巻く状況は、技術革新を繰り返すなかで、その用途や人々との関わりも目まぐるしく変化を続けています。その一方で、幸せな瞬間を残したいという、人にとって根源的で、そして切なる願いは、撮影するという行為の裏側にいつの時代も変わらずにあります。 Sigmaは1961年の創業以来、人々が持つ表現への情熱に対する深い敬意を常に忘れず、あらゆるニーズに応える最高の撮影道具の提供を目指してきました。この原点に立ち返りつつ、Sigmaにとっての本質を改めて見つめ直すことで生まれた新しいVIには、製品とサービスを通

はじめに2025年2月24日、株式会社シグマはSIGMA BFと2本のレンズを発表しました。本記事では、SIGMA BFとシグマのリブランディングについて、2016年からのシグマユーザーとして思ったことを記します。 ※サムネイル写真は下記HPより ※本記事のAmazonへのリンクはアフィリエイトです SIGMA BFを始めて見たとき、コンセプトモデルだろうと思いました。それまでのカメラの文脈からすると非常に前衛的に感じたからです。 しかし、SNSを追ううちにそれがもうすぐ世に出ることを知ります。2018年のフォトキナで、シグマ、ライカ、パナソニックがLマウントアライアンスを締結する、という発表を見たとき以来の感覚でした。 また、シグマは併せてVI(ビジュアルアイデンティティ)刷新とArt Projectsという取り組みを発表します(後述)。 これはシグマの新時代への夜明けを思わせ、SIG

Sigma BFが提示するのは、妥協なく追求したデジタルカメラの新たな境地です。極限まで削ぎ落としつつ、パワフルな性能を凝縮。革新性を突き詰めながらも、写真の原点に立ち返る。そうして形づくられたこのカメラは、あなたの日々の暮らしに寄り添い、何気ない瞬間の美しさを捉えるために設計されています。 革新と洗練のこれまでにないバランスを体現したBFは、写真の本質である「撮ること」そのものの喜びを再び呼び覚まします。 Sigma BFの真髄は、そのシンプルさにあります。レンズは写真の魂である一方、カメラ自体もまた、あなたが撮る写真に直接的、間接的、そして潜在的にさえ、深い影響を与えます。だからこそ私たちは、時にカメラ・オブスクラの原点に立ち返りながら、かつてないほど直感的な撮影体験を提供するカメラを作りたいと考えました。 BFは、機能や性能に妥協することなく、創造性を妨げるあらゆる要素を排除していま

こんにちは。先日「SIGMA fpフェス」というSIGMAさん主催のイベントに登壇して、fpについてお話をする機会をいただきました。 写真の専門家でも何でもない私が何をお話しするべきか、プレゼン内容には非常に悩んだのですが、素直に自分がSIGMA fpのどういう部分に惹かれているのかを、時間をかけて言語化しました。 こちらのnoteでもスライドから一部を抜粋して紹介しようと思います。 1. これまでのカメラ遍歴今回登壇するにあたって、改めて自分のカメラ遍歴を整理して年表みたいなものを作ってみました。 デジカメは普及しはじめた頃から好きだったので、CybershotやらXactiやらGR Digitalやら飛びついて使ってきました。一方、一眼レフカメラについては歴史が浅く2012年からになります。 この変遷を振り返る中で思い出した事は、Nikon D600とSony A7iiiの2つのフルサ

Lマウントのフルサイズミラーレスの開発を発表していたシグマから大きなニュースが届いた。2019年7月11日、世界最小・最軽量を謳うフルサイズミラーレス「SIGMA fp」が突如発表になったのだ。発売日(今秋以降を予定)や価格は未定だが、思い切った仕様を採用することで、フルサイズながら手のひらサイズのコンパクトボディを実現した、注目度の高いカメラとなっている。今回発表になった情報をもとに特徴を紹介しよう。 SIGMA fpは、ライカ、パナソニック、シグマの3社による「Lマウントアライアンス」に基づいて開発されたフルサイズミラーレス。Lマウントを採用し、ライカやパナソニックのLマウントレンズも使用することができる ユーザー本位で開発された「まったく新しいシステムカメラ」 まず、今回発表になったSIGMA fpのコンセプトを見ていこう。シグマ初のフルサイズミラーレスということで「高性能・高機能を
dpreview に、シグマのマウントアダプター「MC-11」のα7R II +Artレンズの組み合わせによるインプレが掲載されています。 ・CP+ 2016: Sigma MC-11 adapter is world's 1st to offer full range of AF modes on Sony E-mount シグマのアダプターMC-11 は、シグママウントとキヤノンマウントのシグマレンズ群を、わずかなAF機能の低下もなくソニーのボディに装着することができる。このことは、シグマが、一眼レフレンズ群をソニーのカメラで使う際の瞳AFやロックオンAFモード、動画でのスムーズな位相差AFをサポートする最初のブランドであることを意味する。 信じられないだろうか? 最初は我々も全く信じらなかった。動画を見て、なぜこれが、真のハイブリッドカメラシステム(ベストのカメラにベストのレンズを機
今回のCP+2016でシグマと言えば、昨日お伝えしましたsd Quattro/sd Quattro Hに話題が集中してしまうところですが、多くのマウントをサポートするレンズ等にもインパクトある新製品が登場しています。そちらにも注目してみましょう。 SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM | Art 50-100mmのF1.8行ってみましょう。 F1.8通しというのが本当に立派。拍手。 50-100って言ったら、35mm判換算でだいたい85mmから135mmぐらいまででしょ?このあたりのF1.8クラスの単焦点を3本も4本も持ち歩くことを考えてみなさいよ。 そういうメリットというか、むしろ問題解決と言った方が相応しいと思うんだけど、これこそ本当の意味での「ズームレンズ」って思う。 だよね。これぞズームの王道であり、究極。 「18-35mm F1.8と同様の操作感」を謳ってるね。

2月23日に発表されたシグマのミラーレス一眼「sd Quattro」。本日から開催のCP+2016に行って、実物を見てきました。これがsd Quattro Hです。 一眼レフカメラというのは、ミラーの製造技術/精度技術が必要、ミラーショックが発生してブレやすい、光学ファインダーが必要、ボディ内手振れ補正の補正量が光学ファインダーで把握できない、重くて大きくなり高価、位相差AFによる怪しいピント精度、ミラーが跳ね上がっている間は何も見えない、などの欠点のある古いシステムです(極論ですが)。これらの問題を解決しているのがミラーレス一眼カメラで、ミラーも光学ファインダーも必要ありません。そのため、カメラボディは小型化でき、ミラーショックは発生せず(シャッターショックは一部を除き発生します)、ライブビューによりボディ内手振れ補正でブレ量が把握でき、コントラストAFが利用できてピント精度も正確です(

アダプタ遊びには微妙だけど、大型センサーは期待できる?シグマ初のミラーレス「sd Quattro」2016.02.24 20:00 この瞬間を切望していた人は多いはず。 CP を直前に控え、同社が開発・製造する唯一無二の積層センサー「Foveon」が搭載されたミラーレス一眼「sd Quattro/sd Quattro H」が発表されました。 このsd Quattroは、同社の開発する最新のdp Quattroシリーズと同様の「Foveon X3 Quattroセンサー」を搭載したミラーレス一眼で、実質的には一眼レフ機SD1 Merrillの後継という形になります。 このsd Quattroの注目すべき点は大きく2つ。1つはシグマ初のミラーレス機ということ。もう1つはAPS-Cより大きいAPS-Hサイズのセンサーを搭載したsd Quattro Hを同時発表したことです。 ミラーレスだけどアダ

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