こんにちは、@ketancho です。 私はこれまで3年ほど *1エンジニアリングマネージャーとして仕事をしているのですが *2、マネージャーになって以来、技術書以外の本を読む機会がとても増えました。 この記事ではそれらの本の中から、エンジニアリングマネージャーとして私の細胞になっているであろう本を4冊紹介させていただきます。(実は別に5冊ほどおすすめな本があるのですが、それについては後述..) ▼ この記事の目次エンジニアリングマネージャーのしごと 任せるコツアジャイルなチームをつくる ふりかえりガイドブック 新 コーチングが人を活かす +αの5冊 まとめエンジニアリングマネージャーのしごとエンジニアリングマネージャーのしごと ―チームが必要とするマネージャーになる方法 作者:James Stanierオーム社Amazon 私がマネージャーになった際、隣のエンジニアチームの先輩

こんばんは。SmartHR VP of Engineeringの@saitorycです。 あっという間に5月が終わろうとしていますね。毎回「時間が経つのが早い」で始めている気がしてきたので、次回こそは違う切り口でスタートしようと思います。 ところで今年、雨が降ると急激に気温が下がりませんか?いつもこんなだったか? 超余談ですが、毎回ヘッダ画像はChatGPTなどに作ってもらっているのですが、何度やってもちょうどいい縦横比で作ってくれません。今日のやつも上下トリミングされています。最近の小さな悩みです。 なぜ目標を立てるのか今自分の中で一番ホットなテーマが「目標設定と評価」です。多分時期的なものが関係しています。 目標を立てる理由は「これから向かう方向を明らかにするため」というのが個人的な考えです。 特にチームで動くことを考えると、それぞれがバラバラの方向を向いていては、どれだけ能力が高いメ

はじめに みなさん初めまして、本田技研工業デジタルプラットフォーム開発部のTera-Cです。ソフトウェアエンジニアを10年程度経験してから自動車業界に転職して8年、Hondaでの業務歴は2年の若手?です。 我々の部署ではAWSを活用して、Hondaの車やアプリに向けたWebサービスやサーバーの開発をしています。仕事を進めるうちに得られたAWSに関連する知見や事例、SaaSの活用情報などを発信していきます。 今回はそのような技術的なお話の前に、ソフトウェアエンジニアが自動車会社に転職してきて感じた違いや、困ったこと、良かったことなどを「4選」、お伝えします。 はじめに 1. ソフトウェアの仕事の経験がある人が少ない 2. ソフトウェア開発のインフラが整っていない 3. 能力が高い人が多い 4. 労働組合の正体が分かる まとめ 1. ソフトウェアの仕事の経験がある人が少ない 我々は自動車会社な
こんにちは。 id:skozawa です。 こちらの記事は Gunosy Advent Calendar 2024 の 24 日目の記事です。 昨日は上村さんの 「LLM で Web 検索を効率化!- Web 検索エージェントとブラウザ拡張によるアプローチ」 でした。 背景エンジニアのマネジメント領域 TL の見直しEM と TL の役割定義 キャリアパスの見直し まとめ 背景 Gunosy にはエンジニアマネージャー(EM)とテックリード(TL)、リードエンジニア(LE)という役職があります。 LE については以前に定義しましたが、EM と TL については役割分担が明確化されておらず、EM に負荷が集中しがちになるという課題があったため、役割を見直すことにしました。EM と TL の役割を再定義し、TL は役職から役割に変更しました。 また、それに伴いキャリアパスを見直すことにし

この記事は? 株式会社ログラスでクラウドインフラエンジニアをしている中井 (@elmodev09) です。エンジニアとして働ていると、技術選定の調査結果をまとめたり、Design Docを書く等、ドキュメントを書く機会が多いのではないでしょうか? ドキュメントは、不必要なディスカッションを減らすための非常に強力なツールです。 特に、抽象度が高いタスクにおいては、ドキュメントをうまく活用することで議論のポイントを明確化し、効率化を図ることができます。 個人的な話になりますが、これまでに書いたドキュメントについて、「分かりやすい」「読みやすい」と言っていただけることが多いです。 (もちろん、毎回そうではなく、分かりにくい場合もありますが) 私は口頭で全てを明確に説明するのが得意な方ではないため、思考を整理してドキュメントにまとめることで、なんとかエンジニアとしての業務をこなしています。 今回

昨年末に人生ではじめて面接を担当したので、考えたことを書いていきます。 大前提 面接をやるにあたって、個人的に心がけたのは「勘違いしない」ということです。 ネット上で流れてくる人事みたいな人間にはなりたくないな、と。 ただ採用する側になってみて、確かにこれは担当者を勘違いさせる魔力があるなと感じました。 良くないですね。 ただやっぱ採用って組織やチームとしてはめちゃくちゃ重要な活動なので、そこにコミットするのは大切。 特に小さな会社であればあるほど。 前提 今回の採用に関しては、iOSエンジニアの中途採用でした。 新卒採用だったらまた基準は違うと思います。 やるべきこと 面接に臨む前に、履歴書・職務経歴書は熟読しました。SNSアカウント/Github/ポートフォリオサイトがあれば、それもサラッと見て。 面接そのものは実際そんな大事じゃないのかなと改めて思ったりもしました。 書類からある程

はじめに みなさん、『世界一流エンジニアの思考法』読みましたか?(唐突) 結構 X(Twitter)で話題になっていたり、周りに読んでいる人も多かったので 年末年始のお休みに読もうと思ったら、あっという間に読了しました。 (電車の中で読んでいたら、同僚から「課題図書です」と連絡がきました。すごいタイミング) 知識の定着という意味でも、読んだことを書き出しておきたいと思います。 ※本の要約ではなく、私自身気になった点をピックアップしています。 偉大な習慣を身につけたプログラマになる本書の「はじめに」にて 彼らはなにも全員が常人と比べて著しく頭の回転が速いわけでも、天才的記憶力を持つわけでもない。 主に「思考法」(マインドセット)が高い生産性を形づくっているのだ。 小手先のテクニックでもなければ Tips でもなく、その圧倒的なパフォーマンスは思考法から生まれているという事実。 いわゆる「一

株式会社はてなでテックリードとして仕事をしている id:stefafafan です。今回は自分が個人的に考えてきたことを記事としてまとめてみます。エンジニアリングマネージャーの4領域とはEMでなくとも4領域を意識する必要がある テックリードの場合スクラムマスターの場合 Individual Contributor (IC) の場合 ロールを持たないソフトウェアエンジニアの場合 結局エンジニアリングマネージャーの役割とは 終わりにエンジニアリングマネージャーの4領域とは ここで私がEMの4領域と呼んでいるのは以下の4つの領域のことです。テクノロジーマネジメント アーキテクチャやテストなどプロジェクトマネジメント 見積もりやアジャイル開発など プロダクトマネジメント ビジョンや仮説検証など ピープルマネジメント メンバーの成長やメンタリングなど これらの4つの領域は @hiroki
最近、毎日のようにEMのいくおさん( @dora_e_m )とTwitterXでわちゃわちゃしてる。彼のポストを見ていると、ガンプラをつくるかビールを飲むかしかしていないように見えるが、それで合っている。 という冗談はおいといて真面目な話をすると、エンジニアとしての僕は彼と仕事ができている今の時間のことを本当に貴重な時間だと思っている。とにかく仕事がしやすいし、いろいろな気づきを与えてくれるおかげで、自分自身の成長も感じている。エンジニアリングマネージャとしての知識が豊富でスキルが高いというのはもちろん、人との接し方や日常的なふるまいもとても尊敬できるものなのだ。 そこで今日は、僕が彼とこの3ヶ月間仕事をしていて、やりやすい・尊敬していると感じていることの中から10個だけ簡単に紹介しようと思う。僕からいくおさんへの日頃の感謝の気持ちをあらためて書いておこうと思っただけとも言う(ふだんから
はじめに 私は、さくらインターネットというクラウドサーバの会社の社長をしていて、よく経営者の方からのメンタリングのリクエストをいただくことがあります。 その中で多くの割合を占めるのが、ITエンジニア(以降、エンジニア)のマネジメントと、エンジニア組織の構築をどのようにすればいいのかというテーマです。 確かに、どんなビジネスをするにしても、単にSaaSやノーコードツールを活用するだけでは足りなくて、自分たちでシステム開発しないといけないケースが増えてきているのは、間違いないなと思います。 外注をしてシステム構築をするケースももちろん多いですが、基幹システムのような使いにくくても自社の社員が我慢すればいいものと違って、自社のお客様向けのシステムだと使いやすくないとお客様が離脱してしまいますし、常にアップデートをし続けて、最良のUI/UXを作ることが業績に直結します。 要は、今のデジタルシステム

はてブの人気エントリーに日本のエンジニア達は海外に出なければいけないという記事があった。 カナダ在住で経験年数4年のソフトウェアエンジニアで年収1600万円の方らしく、 日本より海外の方がソフトウェアエンジニアの給料が一般に高いので海外に行くべきという話が書かれている。 実際僕も居住地域による給与差を利用すべく渡米し、先月の記事 では新卒から数えて8年で年収が12倍になっていた話も紹介した。 一方、年収1600万円であれば海外に出なくても稼げると思っているので、 国内にいてもできそうなものも含め、ソフトウェアエンジニアとして給料を上げる上で過去に活用したハックを紹介していきたい。 昇給履歴 新卒入社 僕が新卒で入社した会社の当時の初年度給与は450万円だった (公開情報)。 大学の4年間はずっとアルバイトとしてソフトウェアエンジニアをやっていて、 3社を渡り歩いて時給は800〜1350円と
昨日、ゆのんさん( https://twitter.com/yunon_phys )が社内の勉強会で「エンジニアリングマネージャとは?」って話をしてくれて、面白いなぁって思いながら聞いてた。 今日は @yunon_phys が社内勉強会で、エンジニアリングマネージャについてお話をしてくれてとてもよかった。こんな話が社内で聞けるのって福利厚生だなぁと思いながら聞いてた。— SHIIBA Mitsuyuki (@bufferings) October 13,2023 その中で「エンジニアリングマネージャが見ることのできる範囲はめちゃ広いから、すべてを完璧にしようとするんじゃなくて、その場に応じてスキマを埋めるような動きができるといい。組織の成長とともにその動きも変わっていく」ってことを言っていて、これって自分のソフトウェアエンジニアとしての動きにも似たところがあるなぁと思ったので雑にメモ。

Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? 1. はじめに 1年前の入社4年目の私は、開発チームのリーダーの経験はなく、また、スプリントの計画も立てたことが無いような状態でした。 そんな状態で、突然リーダーとしてプロジェクトの意思決定をすることになりました。 自分に務まるかとても不安で、恐怖すら感じていました。 実際にやってみると、これまでいかに作業者視点で物事を考えていたか、プロジェクト全体が見えていなかったのかを痛感しました。 現在では、マネージャーが休みや出張で不在の場合でも、私がいればうまくチームメンバと協力して開発を進めてくれると言っていただけるまでになりました。 それ

フリーランスのWebエンジニアとして仕事をする上で、いつも気をつけていたことをつらつらと書いてみます。フリーランスやっている人、興味ある人の参考になれば。 自分についての情報フリーランスのWebエンジニアを2年半 当時はRails,Vue.js,Reactがメイン(2018-2020) 情報系の大学院 → メガベンチャー2年 → スタートアップ2年からの独立 今はSALESCOREのCTO 単価は相場の最高額くらいお金の話あんまりしたくないが、みんな興味あると思うので一応 一度お世話になったFindy Freelanceさんの募集を数年ウォッチして、自分がFindyさんで受けた案件が頭を抜けて最高額だった ややボカすため最低限の目安だけ書くと、時給1万円〜(人月160万円〜)以上技術顧問業を上手くやると、もっともらえると思う 準委任契約、月N時間稼働って感じで契約 シードA〜シリ

米国OpenAI社が公開した「ChatGPT」が盛り上がりを見せている中、議論されがちなのは“AIの脅威”。それではエンジニアやプログラマーにとって、AIは脅威なのでしょうか?それとも新たな相棒なのでしょうか? 今まで多くのエンジニア組織をまとめてきた及川卓也氏に、エンジニアとChatGPTの関係についてうかがいしました。ChatGPTに対してプログラマーができることーー最近の話でいうと、ChatGPTのような生成AIが出てきて、なんか「エンジニアの仕事も取られるんじゃないの?」とか、エンジニアもプログラミングをやっていて、ChatGPTももちろんプログラミングをするというのはあるとは思うんですけど、そういう意見も一部はあるのかなとは思うんですけど、そこというのは、あまり心配しなくてもいい話なんですかね? 昔は「AIによってプログラマーの仕事がなくなるんじゃないか」という質問が出た時に、

Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? こんにちは。モロと申します。 実は数年前警察のお世話になり、数年裁判等をやって、昨年晴れて無罪放免となったのですが、そういえばその後どこにも情報をまとめていなかったことに気が付きました。 正直にいうとまったく気の進まない作業ですし、数年間これにかかりきりだったこともあり「わざわざまとめなくても誰でも知ってることでは……?」みたいな気持ちもあります。 とはいえ冷静に考えると大抵の人は一生関わり合いになることのない知識で、お世話になった界隈に対して何も残さないのも不義理という感じがしたため遅ればせながら筆を執らせていただきます。 はじめに

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