コンセントのスキルマップ「技術マトリクス」。2021年度版から一般公開を始め、今年で4回目の紹介となりました。今回は2023年度版から更新された部分の解説と、技術マトリクスを活用した組織的な人材育成の方法についてお伝えします。技術マトリクスはデザイン人材のスキルマップ技術マトリクスはデザイン人材のスキルマップです。34の技術項目に対してそれぞれ5段階の水準を設定し、ロール(職種)ごとに必要な技術項目を定義しています。コンセントでは、主に人材育成のためのツールとして活用しています。1年ごとに内容を細かくアップデートしており、運用開始から今年で7年目。社内では「技マト」の通称で呼ばれ、すっかり日常化しているツールになっています。 以下が、最新となる「技術マトリクス2024年度版」です。PDFをダウンロードできますので、ぜひご活用ください。 ここから、主な更新箇所についてお話ししていきます。
GLOBIS 学び放題 法人向けサービス 人材育成のプロが組織の成長に伴走します。生成AIを活用した各種機能、MBA基礎〜DXなど最新知識まで測定もできるeラーニングも用意。 詳細を見る 前回に続き、藤原和博氏による「人生100年時代 戦略的モードチェンジのすすめ」をお伝えします。(全3話)動画版はこちら>> 3つのキャリアを掛け算して大三角形をつくる こういったことを通じて自分軸から世界を再編集してモードを変える。すると情報編集力が上がる、と。それをまず仕事に応用しますよね。皆さんのキャリア開発です。3つのキャリアを掛け算して大三角形をつくる。「大」というところがミソです。「大」三角形で希少性を飛躍的に高めて、100万人に1人の希少性をゲットしようという話です。 これ、ホリエモンが最初に騒いでくれて、彼の著書『多動力』(幻冬舎)でも最初のほうでこの話が出てきます。キングコング西野さんの著

定年まで資生堂で働くつもりでした。 「美しさと人の在り方」について考えることも書くことも好きだし、家庭のケア事情をあれこれ抱えた私が社員としてい続け、声を発することが自分の使命だとさえ思ってました。 でも人生が「資生堂の近森未来」だけじゃなくなってきて、その時間が増えると考え方や価値観が変わり、ありたい人生が変わってくる。自分の居場所を改めて考えるようになり、10月末に退職しました。 しかし平たく言ってしまえば、仕事と家庭の両立ができなくなってしまった。圧倒的にどこにでも転がっている理由です。 決してそれだけが辞める理由ではないのですが、令和になっても、恵まれた環境をもってしても感じた両立の難しさなど、私の個人的な退職話を今回はさせてください。 家族2人のケアが重なった今年の年明け。 ほぼ同時期に家族2人が、前よりも確実に長く病気と付き合っていくことが見えてきました。ひとりはちょっと厄介な

クライス&カンパニーについて 私たちクライス&カンパニーは、1993年の創業以来からマネージャーポジション以上の ハイクラスキャリアの方々の転職・キャリア支援をしてまいりました。 これまで多くのハイクラスキャリアの方々の支援をしてきて実感したことは、 心から頑張りたいと思える仕事には、「年収」「ポジション」に加え、「志」が必要だということです。 しかし誰しもが明確な志を持っているとは限りません。 何度かお話をお伺いしているうちにご自身のエネルギーの根っこに気づかれる、そんな場面もよくあります。 ビジョンを描き、やりがいを生む源泉となる志を私たちとの面談で是非見つけていただければと思います。 そんな志あるハイクラス人材と、志ある企業とを結ぶ場所、それが私たちクライスです。 私たちが考える志あるハイクラス転職について >

変化の激しいこれからの時代に必要とされる「人的資本経営」のあり方について語られた本イベント。戦略人事や人事制度改革に取り組んできた人事のプロである髙倉千春氏が、日本企業が抱える課題と、個人と組織がより良い関係性を築くためのポイントについて語りました。本記事では、日本企業の組織風土における問題点についてお伝えします。 前回の記事はこちら 味の素が打ち出した「適所適財」の考え方 髙倉千春氏(以下、髙倉):じゃあ(日本企業が成功するために)何をやればいいか。今、企業側が考えているのは「将来の未来戦略は大きく変わるよね」という資料の左上のところです。 経営理念と合わせて将来戦略を考えなきゃいけない。「優秀層はどういう人なんだっけ」と考えると、その将来の職務要件や人材要件が大きく変わるでしょうと。 もう1つ大事なのは個の尊重。「うちにはどんな人がいるんだっけ」「どういう思いで何を大切にしてるんだっけ

若手社員と「これからどうなりたい」を話せば、キャリアプランを企業の事業成長に活かせる。―――HRスペシャリスト林真理子さん 働く人たちのキャリアやスキルアップを支援してきて、2023年4月からフリーランスのHRスペシャリストとして活躍している林真理子さん。さまざまな人のキャリアを見てきた林さんと「個人のキャリアや生活」と「会社の仕事」をすり合わせるためのチームコミュニケーションについてお話をさせてもらいました。 これからのライフプランや仕事との向き合い方を考えている20代や30代前半の方の参考になるかもしれませんし、マネージャーや経営者には若手社員とのコミュニケーションのヒントになる、役立つ言葉があると思います。 HRスペシャリスト。国家資格キャリアコンサルタント、日本キャリア開発協会認定CDA、日本MBTI協会認定MBTI認定ユーザー。クリエイティブ職向けトレーニングやワークショップの開

UX Designチームのasakomです。今回はデザイナーの役割定義の活動の一つとして作成した、”Design SkillMap”についてお話しします。 このSkillMapは、メルカリUX Designチームで求めるデザイナーの専門スキルを整理したものです。以前紹介したDesign Ladderは、メルカリの行動指針に基づいて作成した、デザイナーに求める態度やマインドセット。今回は専門職としてのデザイナーに必要な技術や知識をSkillMapとしてまとめました。UXデザイナーの役割定義や、個人の目標設定、採用の基準作りなど、チームの運用に関わる人や、メルカリのUXデザインチームが求める人材に興味のある方に、ぜひ読んでいただきたいです なぜSkillMapを作ったかUXデザインチームの役割定義は、チームのミッション達成のために存在します。私たちのチームのミッションは、”メルカリの

2023年6月のクックパッドによるリストラが話題になりました。2023年3度目のこのリストラは、デザイナーやエンジニアも大量にリストラされています。 リストラとレイオフは整理解雇と呼ばれる種類になります。ちなみに、最近海外でよく聞くレイオフとリストラの違いは以下です。 #リストラ リストラは、組織の再構築を目的として、人員を削減するために行われるものです。解雇された従業員は、基本的に企業に再雇用されることはありません。 #レイオフ 一方、レイオフは再雇用を前提として、一時的に行われる人員削減を指します。企業経営において最もコストがかかるのは人件費のため、経営がうまくいかなくなったときに従業員を一時解雇し、一定期間だけコストカットを行うのです。経営が安定してきたら、レイオフした従業員は再雇用されます。これにより、人件費の削減だけでなくスキルやノウハウを持った従業員が他社へ流出するのを防ぐ効

昨日、ゆのんさん( https://twitter.com/yunon_phys )が社内の勉強会で「エンジニアリングマネージャとは?」って話をしてくれて、面白いなぁって思いながら聞いてた。 今日は @yunon_phys が社内勉強会で、エンジニアリングマネージャについてお話をしてくれてとてもよかった。こんな話が社内で聞けるのって福利厚生だなぁと思いながら聞いてた。— SHIIBA Mitsuyuki (@bufferings) October 13,2023 その中で「エンジニアリングマネージャが見ることのできる範囲はめちゃ広いから、すべてを完璧にしようとするんじゃなくて、その場に応じてスキマを埋めるような動きができるといい。組織の成長とともにその動きも変わっていく」ってことを言っていて、これって自分のソフトウェアエンジニアとしての動きにも似たところがあるなぁと思ったので雑にメモ。

米国OpenAI社が公開した「ChatGPT」が盛り上がりを見せている中、議論されがちなのは“AIの脅威”。それではエンジニアやプログラマーにとって、AIは脅威なのでしょうか?それとも新たな相棒なのでしょうか? 今まで多くのエンジニア組織をまとめてきた及川卓也氏に、エンジニアとChatGPTの関係についてうかがいしました。ChatGPTに対してプログラマーができることーー最近の話でいうと、ChatGPTのような生成AIが出てきて、なんか「エンジニアの仕事も取られるんじゃないの?」とか、エンジニアもプログラミングをやっていて、ChatGPTももちろんプログラミングをするというのはあるとは思うんですけど、そういう意見も一部はあるのかなとは思うんですけど、そこというのは、あまり心配しなくてもいい話なんですかね? 昔は「AIによってプログラマーの仕事がなくなるんじゃないか」という質問が出た時に、

何周遅れの話をしているのか まっさらな新入社員のほうが、給与的にもお得なのでは……?と。 これのために給与を上げずに据え置きして社員のモチベーションを消し なおかつ辞める確率が高い女性を雇い 人件費を抑えてきたのが事務職でしょうが そしてそれは「いくらでも新入社員が採用できる」時代の戦略であってこれからは通用しません育休が取れる体制って、得するのは育休者だけで、経営者、その他の従業員って損をするんだよね。 「得をする」ってのは違うな。 「以前の仕事をすることができる、同じ賃金の仕事を探したり、新しい仕事を覚える労力が減らす事ができる、キャリアが切れない」ぐらいの利かな。 それ以外に産まれる得ってある??誰か教えて。 経営者とその他従業員に、どんな得があるのかな。 いつか自分がその立場に…って言うけど、今度は自分が受けた仕打ちを免罪符にして行動しないかなって思う。 人(労働力)は無から生ま

久しぶりに転職をした。 理由は「上司がクソ・年収も上がらない」という至極単純なもの。 自分は人手不足と言われているエンジニア業界でも、人が居ないと嘆かれている言語のエンジニアである。 正直に言って、今までは求人に乗っかればそれなりに内定を取れたので、そんな感じでいくだろうとタカをくくっていた。 ところが、今回の転職はめちゃくちゃ難航した。 受けたカジュアル面談は20社近く。 約半数の選考に進み、スキルチェックで落とされたのが3社、面接で落ちたのが2社、内定獲得したが辞退したところが3社。 打率3割は高いと思うかもしれないが、経験者なら誰でもOKのSESなので自慢にならないんだ。すまんな。 最終的には良さげなところを見つけ転職は幕を閉じたが、かけた期間はおよそ6ヶ月。 それをぼちぼち忙しい業務の合間と土日に行っていたので、もう身も心もすっかり摩耗した。 ようやく落ち着いて新しい環境にも慣れた

業界のトップを走るビジネスパーソンに仕事のこだわりやルールについて聞く連載「トップランナーの流儀」。 今回ご登場いただくのは、デザイナーの前田高志さんです。前田さんは、任天堂のグラフィックデザイナーとして約15年、広告販促用のグラフィックデザインに携わってきました。 独立後は、デザイン会社「NASU」の代表として、ポケモンセンターで販売されるグッズのアートデザインから、クリエイターのためのオンラインコミュニティ「前田デザイン室」 の設立、雑誌『マエボン』の創刊、グッドデザイン賞を受賞した粗ドットダウンロードサイト『DOTOWN(ドッタウン)』の立ち上げなど、デザイナーの枠にとらわれないユニークなプロジェクトを数多く手掛けてきました。 そんな前田さんは、ブログなどを通じて惜しみなくデザインのノウハウを発信し、SNSでもたびたび話題になります。ただ、自身について聞くと「デザイナーとしては本流で

進学します、というお話。 TL;DRこの春より、フルタイムでの現職勤務を継続しながらJAISTの博士前期課程 社会人コースにて修士学位(情報科学)取得を目指して進学します。 動機とか考えたこと最大の動機 🚀社会人人生全体を見るとまだ道半ば、この先の数十年を現役で生き抜くための力を身に付ける。これに尽きます。 考えたこと 🤔社会学を修めて20代後半にキャリアチェンジしてソフトウェアエンジニアになったものの、遅いキャリアスタートが言い訳にもならない程度に経験年数を重ねてきた近年。 コロナ禍での余暇時間増大と共に、メンタルの調子崩したり、いわゆるミッドライフクライシスに襲われキャリアについて向き合う時間が増える。 この先うん十年と続くキャリアの中で、文系卒のふんわりエンジニアとして、手持ちの武器に些か不安を感じながら生きていくのか?というモヤモヤをどこかで解消したい...!!と、真剣に考え始

例えば強い意思を持ってプレイングマネージャーを卒業しようとしますよね。 president.jp 僕は考え方を変えました。 「僕1人なら10しかできないところを30や40にするために、チームみんなでやるんだ。部下たちは、そのために頑張ってくれる仲間なんだ」 「仕事を教えてあげる」ではなく、目標に向けて手伝ってもらうためにどうするかを考えるようになりました。プレイング・マネージャーであることに変わりはなかったのですが、メンバーと一緒にいる間はマネージャーに徹することにしました。メンバーの仕事を見て、声をかけ、相談にのります。 できるだけフラフラして、ヒマそうに見せました。忙しそうな上司には声をかけにくいと思ったからです。自分の仕事は、メンバーがいないときにやりました。朝早く出社して早く帰り、家でおこなうなどしていました。 こういう人、はっきり言いますといずれ「働かないおじさん」と定義されるよ

こんにちは、デザインマネージャー・サービスデザイナーの大﨑です。今回はコンセントで活用している人材育成ツール「技術マトリクス」の2022年度の最新の更新について紹介します。 「技術マトリクス」はコンセント社内で運用しているスキルマップのこと。以前、その概要記事を公開したところ、たくさんの方からの反響がありました。中には、自社のデザイン組織の人材育成に生かしているという声もいただき、デザイン人材の活躍に貢献できたことをうれしく思っています。 あらためて、技術マトリクスとは?技術マトリクスはデザイン人材のスキルマップであり、30を超える技術項目に対して5段階の水準を定義しているものです。職種ごとに必要な技術項目も設定し、コンセント全社の人材育成のために運用しています。 概要については前回の記事であるコンセントの人材育成ツール「技術マトリクス」とは?をご覧ください。 各分野のスペシャリストによ
先日「育児など家庭の色々があって自分の時間が確保できなくなった。技術力を高めるための勉強ができなくて不安。」みたいな話を聞いた この悩みの直接的な解決方法としては先人の様々な体験談および対策みたいなものが世に出回っているからご家庭の状況に応じて参照すればいい思う 子育てと開発を両立するコツは「無理をしないこと」。パパ/ママエンジニアの働き方とは 子育てを支える技術 ─ フルスタックお父さんとエンジニアとしての成長を両立させるにはITエンジニアと子育てと勉強と それよりも「技術力を高めるための勉強ができなくて不安」という点が個人的には気になった技術力とは何か?技術力が高くないとなぜ不安なのか?みたいな話技術力は特に明確な定義があるわけではない 例えば著名なOSSにコミットしているとか低レイヤーのプロトコルやインフラをバリバリ実装してるとか競プロで上位勢だとか、挙げ始めたらキリがなく、そ

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