4月23日にスタートしたTBSテレビの連続ドラマ、日曜劇場『ラストマン―全盲の捜査官―』衝撃の最終回を迎え、サニーバンクが実施してきた視覚障害のあるワーカーさんが参加するドラマ感想会も終了しました。 コラムの最終回となる今回は、ワーカーさんの振り返り、感想会の企画者で事務局スタッフのよっこさんに、サニーバンクが取り組んできたアクセシビリティと感想会の意外なつながり、ドラマのテーマのひとつとなった「ともに働く」ことについて話してもらいました。 執筆:榎戸 まずはみんなの振り返りから ーー参加メンバーのドラマ・感想会の振り返りコメントをご紹介します! Funky Kei(Kei)・・・中途失明の全盲(皆実を超える音のプロ) 視覚優位といわれる現代、障害者の中でも「全盲」というだけで「なにも一人ではできない」と思う人が多いかもしれません。反対に、『ラストマン』の全盲の主人公がみせた聴覚や嗅覚は、

アクセシビリティカンファレンス福岡とは 概要 アクセシビリティの実践知を共有するカンファレンスです。 2024年は実際にどのように取り組んでいくか?に焦点をあて、「次の一手」「これからの取り組み」を示唆しました。 2025年は様々な分野からアクセシビリティの具体的な取り組み、現場での学びや発見を共有していただきます。 セッションを通して視野を広げ、今の自分たち自身の取り組みやぶつかっている壁を見つめ直すことを示唆します。 また、それぞれの現場での取り組みに学びや発見を活かせるように、今後も共に取り組める仲間とつながる場にしてもらいたいと考えています。 開催日時 日時: 2025年12月6日(土曜日) 【開場・受付】12:10~13:00 【本編】13:00~18:00【懇親会】18:30~19:45 会場 場所: 警固神社社務所ビル 5階(福岡県福岡市中央区天神2‐2‐20) ライブ配信:

田中みゆき 「障害は世界を捉え直す視点」をテーマに、カテゴリーにとらわれないプロジェクトを企画。表現の⾒⽅や捉え⽅を鑑賞者とともに再考する。2022年ニューヨーク⼤学障害学センター客員研究員。主な仕事に、「ルール?展」(21_21 DESIGN SIGHT、2021年)、「⾳からつくり、⾳で遊ぶ。わたしたちの想像・創造を刺激する『オーディオゲームセンター + CCBT』」 (シビック・クリエイティブ・ベース東京、2024年)など。主な書籍に、『誰のためのアクセシビリティ?』(リトルモア)、『ルール?本 創造的に⽣きるためのデザイン』(共著、フィルムアート社)がある。 アクセシビリティの根底にある「エイブリズム」の問題ここ数年、デザインの世界でもようやく「アクセシビリティ」という言葉が少しずつ聞かれるようになってきたと感じる。それでも、「車椅子のための設備を整えること」程度のイメージしか持っ

LIFULL AccessibilityGuidelines ガイドラインについて はじめに LIFULLアクセシビリティガイドラインの概要、特色、項目の見方などを説明しています。 利用方法 LIFULLアクセシビリティガイドラインを効果的に活用する方法を解説します。 デザイン コンテンツ 情報設計やナビゲーション、メディア、文章、文言に関するガイドラインです。 フォーム・インタラクション フォームデザインおよびインタラクションデザインに関するガイドラインです。 ビジュアル 視覚的なデザインに関するガイドラインです。 実装 マークアップ マークアップとスタイリングの実装に関するガイドラインです。 フォーム フォームの実装に関するガイドラインです。 インタラクション インタラクションの実装に関するガイドラインです。

路線からまちを探す 東横線のまち 渋谷 代官山 中目黒 祐天寺 学芸大学 都立大学 自由が丘 田園調布 多摩川 新丸子 武蔵小杉 元住吉 日吉 綱島 大倉山 菊名 妙蓮寺 白楽 東白楽 反町 目黒線のまち 目黒 不動前 武蔵小山 西小山 洗足 大岡山 奥沢 田園調布 多摩川 新丸子 武蔵小杉 元住吉 日吉 東急新横浜線のまち 日吉 新綱島 新横浜 田園都市線のまち 渋谷 池尻大橋 三軒茶屋 駒沢大学 桜新町 用賀 二子玉川 二子新地 高津 溝の口 梶が谷 宮崎台 宮前平 鷺沼 たまプラーザ あざみ野 江田 市が尾 藤が丘 青葉台 田奈 長津田 つくし野 すずかけ台 南町田グランベリーパーク つきみ野 中央林間 大井町線のまち 大井町 下神明 戸越公園 中延 荏原町 旗の台 北千束 大岡山 緑が丘 自由が丘 九品仏 尾山台 等々力 上野毛 二子玉川 溝の口 池上線のまち 五反田 大崎広小路

少しずつ身近になってきた「アクセシビリティ」。 個人が取り組む一つひとつの行動は、小さく見えるかもしれません。 しかし、その行動が周囲に気づきを与え、共感を呼び、やがて組織全体の文化や仕組みへとつながっていきます。 その途中には、きっと一人では気づけない、さまざまな発見や葛藤もあるはずです。 このカンファレンスでは、そうした個々の取り組みを称え、実践を共有し、仲間とつながる機会を提供します。 はじめの一歩を、次の一歩へ。 ユーザー視点を大切に、ともにアクセシビリティを広げていける環境づくりを考えましょう。

「このボタンは目立たせたいから、オレンジにしよう!」 そう思ってデザインすると、「このオレンジはアクセシビリティ未達です」と指摘が入る。 目立つ色を使ったのに、アクセシビリティに達していない。そんなちょっと腑に落ちない経験をしたことないでしょうか。 ここではデザイナーさんがひっかかりやすいwebアクセシビリティ問題No.1(個人調べ)といえる緑オレンジ問題を詳しくみていき、解決方法を考えます。 「緑オレンジ問題」とは冒頭のように、ボタンを目立たせようとしてオレンジ色を選んだ瞬間、アクセシビリティ上で問題が発生する可能性があります。 ↓ 以下のボタンをご覧ください。 良い感じのオレンジだと感じる人が多いかと思います。 しかし、このオレンジはアクセシビリティ基準をクリアしていません。 (ここでいう「アクセシビリティ基準」とはWCAG2.2レベルAAを元にします。初心者の方は「なんかみんなが基準

合理的配慮という言葉の意味は次のとおりです。 社会生活において提供されている設備やサービスなどは障害のない人には簡単に利用できる一方で、障害のある人にとっては利用が難しく、結果として障害のある人の活動を制限してしまっている場合があります。このような、障害のある人にとっての社会的なバリアについて、個々の場面で障害のある人から「社会的なバリアを取り除いてほしい」という意思が示された場合には、その実施に伴う負担が過重でない範囲で、バリアを取り除くために必要かつ合理的な対応をすることとされています。これを「合理的配慮の提供」といいます。 出典: 事業者による障害のある人への「合理的配慮の提供」が義務化 | 政府広報オンライン たとえば、障害者がレストランを利用する場合、次のような配慮が必要になると考えられます。 車椅子に乗った人のために、ふだん置かれている椅子を移動させて、車椅子のまま席につけるよ

2024年10月某日、ぼくは頭を抱えていた。なんて軽い気持ちでオファーをしてまったんだろう———。みんなをエンパワメントさせるためのカンファレンスのはずが、逆の現象が起きてしまうんじゃないか……? ようこそ、絶望の谷へ再び今年のテーマである「つぎはどうする」は昨年の開催が終わった直後のブログ記事の見出しに用いたフレーズだ。実はこの時点でテーマにしようと思っていた。そして「次は初心者向けにはせずに今やっている人たたちのレベルにあったセッションで組み立てよう」とも決めていた。 2年前の2022年に「WAI-ARIA勉強会」という4時間強のオンライン勉強会(セミナー)を開催したことがある。ダニング=クルーガー効果を引き合いに出して、まず初学者向けセッションで「完全に理解した」に持ち上げた後にセッションの難易度を徐々に上げていき「絶望の谷」へ突き落とすという野心的なイベントのゴール設定をしている(

ごあいさつ はじめまして。わたしは東京都各局のWebサイトのUI/UX向上施策、特にWebサイトのアクセシビリティの向上に注力して取り組んでいるテクニカルグループの鈴木です。 この記事では、行政におけるWebアクセシビリティとの向き合い方や、GovTech東京での取り組みを伝えていきます。 アクセシビリティとは 現代のデジタル社会において、「アクセシビリティ」は単なる専門用語ではなく、私たち一人一人の生活に深く関わる重要な概念です。 Webアクセシビリティ基盤委員会は、アクセシビリティを「アクセスのしやすさ」と定義しています。つまり、誰もが平等に情報や技術を享受できる環境づくりの本質を言い表しています。 例えば、重要な講演会に参加しようとしたとき、音声での情報取得が難しい状況だとします。リアルタイムの文字起こしや手話通訳がなければ、内容を理解することが困難です。しかし、これらの支援があれば

こんにちは、伊原力也 / magiです。freeeではデザイナーをやりつつ、Webアクセシビリティの推進に取り組んできました。また社外でも、いくつかの会社のアクセシビリティ改善に取り組んだり、アクセシビリティ向上サービスの開発のお手伝いをしていたりします。最近はモバイルアプリアクセシビリティ入門という書籍を共著で出しました。 そこそこ長いあいだアクセシビリティ向上に関わってきたわけですが、イベントの懇親会などでよくいただく質問として「なぜアクセシビリティを推進しようと思ったのですか?」というものがあります。今回のテーマが「私とDEI (Diversity, Equity & Inclusion)」なので、自分自身の動機について考えてみます。 ネットワークとの出会い一番最初のきっかけはなにかと考えると、それは中学生のころにパソコン通信をやりはじめたことでした。 当時の私は典型的なやる気のない

Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? 11月23日に開催されたMTDDC Meetup Tokyo 2024で、「Webサイトのアクセシビリティにどう向き合う?」というタイトルで登壇しました。参加者の皆様からの投票で、この日の3人のベストスピーカーのうちの1人にも選んでいただきました。 これは、その発表内容を記事にするものです。時間や構成の都合により発表に含めなかった情報や、あとで追記したくなったことを書き足したりもしています。Movable Typeのイベントでの登壇だったため、CMSで構築したWebサイトを運用・管理・制作している人を前提とした内容になっています(少なく

Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? WCAGの達成基準 1.4.1 色の使用には、以下のように書かれています。 達成基準 1.4.1 色の使用 (レベル A) 色が、情報を伝える、動作を示す、反応を促す、又は視覚的な要素を判別するための唯一の視覚的手段になっていない。 これを元にして、freeeアクセシビリティー・ガイドラインでは、以下のようなチェック項目を設けています。 チェックID:0051 グレイスケール表示でも以下のような事象は発生せず、利用に支障が出ない。 リンク箇所を判別できる 画像、テキストの意図が伝わる 入力フォームの必須項目、エラーを認知できる アクセシ

こんにちは!UIデザイナーのORIと申します。 こちらはアクセシビリティ Advent Calendar 2024から執筆しています。 今回はアクセシビリティカンファレンス福岡2024に参加して知った「エイブリズム」から気づいた、私が存在するためのアクセシビリティを考えてみようと思います。 エイブリズムという概念との出会いアクセシビリティカンファレンス福岡2024で、田中みゆきさんの「障害は乗り越えられるべき課題なのか?」というセッションを聞き、そこで「エイブリズム」という概念を初めて知りました。 エイブリズムとは、健常者を中心とした社会の価値観や構造が、障がいのある人々を排除してしまうことを指します。セッションを通し、自分が無意識に持っていたバイアスを考えさせられました。 心打たれた私は、同じく田中さんの著書『誰のためのアクセシビリティ?』も読んでみました。 その中で印象に残った言葉があ

経由駅1 経由駅2 経由駅3 経由駅4 出発日 バリアフリー経路 使う 使わない 優先したい条件 はやい 移動にかかる時間が短い経路を優先して表示します らく 乗換の回数が少ない経路を優先して表示します
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