マイナス金利政策の副作用対策として日銀が長期金利を操作 どうも千日です。注目された昨日の日銀総括から市場が受けたメッセージはこれまでの日銀による金融政策の手詰まり感でした。 それとよく聞くのが「専門用語が多くどういう政策か良く分からない」という声です。 社会全体の景気を良くする為のメッセージなんですから、出来るだけ広く多くの人がキャッチしてこれからの消費や投資行動の参考にするのがこの総括の本分です。 一部の金融関係者やら専門家だけがああだこうだと言ってても意味無いんですよ。 ですから、このエントリーでは難解な経済用語を予備知識が無くても理解可能な言葉に置き換え、それでいて本質的な肝の部分を外さないように解説していきます。 では、始めますね。 目次 マイナス金利政策の副作用対策として日銀が長期金利を操作 日銀による金融緩和の「総括的な検証」 量的・質的金融緩和とは 逆方向に動く債券価格と利回

10月のフラット35の固定金利上昇は一時的、変動金利は変動しない どうも千日です。この記事は2016年9月21日の午後に行われた日銀総括に先立って前日から住宅ローンの金利が動きました。 10月のフラット35の金利は住宅金融支援機構の適用利率が発表されました。(カッコ内は9月の金利) 15年〜20年 0.95%(0.96%) 21年〜35年 1.06%(1.02%)住宅金融支援機構は財務省が所管する出先機関です。最も確度の高い情報に基づいて、動いているものと考えられますね。フラット35の金利は月初めに発表された金利がその月に適用されます。 これに対して変動金利は変わらず現状を維持です。 毎月最も早く翌月の金利を発表しているソニー銀行が2016年9月21日に公表した10月の変動金利も前月と同じ金利(0.799%)を維持しています。 ちなみにソニー銀行の20年超固定金利は1.050%(9月)か

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