僕は新卒から5年間、アクセンチュアにいました。 当時学んだことはいろいろありますが、なかでも印象に残っているのが「提案の作り方」です。とくにマネージャーになってからは、自分で案件を受注しなければいけない機会も増え、 「どうすれば大企業の役員相手に、伝わる提案ができるのか?」 「どうすれば、もっと大きな案件が取れるのか?」 と考えるようになりました。 アクセンチュアは「スライドに命をかけている」といってもいいほどこだわっている会社でした。実際、たった1枚のスライドがお客さんに響いて、数億円規模の案件が決まってしまうこともありました。 当時学んだ提案のノウハウは、今でもすごく活きています。 今回はそんな「いいスライド、いい提案の作り方」について書いてみます。 なぜアクセンチュアは美しいスライドを作るのか?そもそも「今更スライド?」と思う人もいるかもしれません。「スライドなんて、AIで作れるじゃ

私の勤務先は工学部で「デザイン思考」みたいな考え方を学びます。そして学部生が授業の一環で「あなたのニーズとか今抱えてる問題を教えてくれ」のようなメールを送ってきます。対応できる部分はしますが、正直なところ困惑もしています。下記はそのようなことに対する私の意見です。デザイン思考に対する意見ではなく、どう課題を見つけるかということに対する意見です。 私はコンサルのようなポジションの取り方には相容れないと感じるのですが、それは「自分の問題意識を持つ」という難しい部分から目をそらして、他人の問題・問題意識にフリーライドしているからです。「私はこれに興味がある」「これが問題だと思う」と宣言するのはとても難しいことです。自分の問題意識に向き合って、それを口に出すのって恥ずかしいし勇気がいることなんですよね。「そんなことに興味があるの」と他人に批評されたり、問題意識が小さい人間だと思われるのは恥ずかしい

税金・社会保険対策にもなるマイクロ法人とは? 近年、オンラインを介して個人で仕事を受注するフリーランスという働き方を選択する人が増えています。 また、業務委託で仕事をする働き方も増えていることから、ライフスタイルに合わせた方法で仕事がしやすくなっていることがわかります。 そのような環境の変化の中で、「マイクロ法人」という言葉を見聞きする場面が多くなってきました。 今回は、税金・社会保険対策にもなるマイクロ法人について解説します。 「マイクロ法人」とは? マイクロ法人は、フリーランスで働いている個人事業主が税金や社会保険料を節約するために設立するケースが多くあります。 一般的には個人事業主だけが在籍しており、社員やほかの株主が基本的には存在しません。つまり、個人事業主のための法人がマイクロ法人です。 マイクロ法人の設立を考えるケースも増えているため、気になっている人もいるのではないでしょうか

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 一発合格道場ブログを あなたのPC・スマホの 「お気に入り」「ブックマーク」に ご登録ください! ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ X(旧Twitter)もよろしくお願いします みなさん、こんにちは。レジェンド投稿シリーズ担当のサトシです。 毎週火曜日は、はい!レジェンド投稿シリーズですね。今回は【10代目 かわとも】さんです。 それではかわともさん、よろしくお願いします。 お久しぶりです!頑張るあなたの応援団★10代目かわともです! 久しぶりにこのキャッチコピー。ちょっと照れますね。★なんてつけちゃって。 私は今年8月で、診断士になってから初の資格更新を行いました!つまり、資格を取ってから5年がたったということになります。 最初は「転職の武器になったらいいな」という動機でチャレンジした診断士。その後、色々なことを経験し、気が付いたら転職ではな
昔、面接官をやっていた時のこと。 我々は「どうすればコンサルタントの適性を持つ人材を集められるか」を追求していた。 長くても30分ほどの面接で、適切に候補者の選別を行うこと。 それは、「面接官の思いつきの質問」をするだけでは非常に難しかった。 我々は面接のやり方を試行錯誤した結果、「書かせること」で、かなり正確に候補者の能力を選別できることに気づいた。 一般的には面接では「話してもらうこと」を中心にすることが多いと思う。 が、我々はその場で「書いてもらう」ことにした。 * そのやり方は、以下のようなものであった。 まず、お題を出す。 多くは現場の状況を切り取ったもので、次のような趣旨のこと書かれたいくつかの「資料」と「質問」を渡す。 背景 オーガニックカフェ「ナチュラルテイスト」は、都市部で成功を収めている小規模カフェチェーンです。(財務諸表・組織図・現状調査表は別添資料)新鮮で健康的な食

食品大手、江崎グリコで起きた大規模システム障害で、原因となったシステム刷新のプロジェクトを手掛けた主幹ベンダーがデロイト トーマツコンサルティングであることが分かった。復旧には時間がかかる見通しで、主力商品の「プッチンプリン」などが出荷できず、小売店の棚から消えている。長期連載『コンサル大解剖』内で配信している特集『デロイト内部崩壊』の第10回では、プロジェクトの詳細や大幅遅延など混乱の様子に加え、大失敗を招いた内部要因も明らかにする。(ダイヤモンド編集部副編集長 名古屋和希) グリコの「プッチンプリン」が出荷停止 システム刷新の主幹ベンダーはデロイト 4月23日、東京都内のコンビニエンスストアやスーパーの陳列棚から「プッチンプリン」が消えていた――。江崎グリコは4月19日、乳製品や洋生菓子、果汁、清涼飲料など冷蔵食品(チルド食品)の出荷を同日に停止したと発表した。主力商品の「プッチンプ

人は無能に到達するまで昇進するという「ピーターの法則」というのがある。 「階層型の組織においては、どんな人も、昇進を繰り返すことでいずれは能力の限界に達し、十分に職責を果たせなくなって無能化する。その結果、「あらゆるポストは、職責を果たせない無能な人間によって占められる」という。 https://mba.globis.ac.jp/about_mba/glossary/detail-20919.html グロービスとくにリーダーが劇的な環境変化に異動、転職、抜擢で放り込まれるとこの法則が強烈に作用する。なぜなら周りの方が知識や経験があり自分がその組織内で最もそれがない人になってしまうからだ。一方で、この人は何かしてくれるのでは?という期待を関係者からは持たれる。「組織内で最も無能なのに最も期待される」という特殊状態を過ごすことになる。 12年ほど前に突然、社長をというキャリアチェンジを経験を

当時の活動記録をまとめたものです。この記事は、J−net21に掲載されていた駆け出し診断士奮闘記のコーナーがなくなってしまったので、こちらにも掲載したいと思います。 なお、2011年に書いたものです。もう13年前ですね。今となっては古い内容もありますが、参考になればと思います。 中小企業診断士として資格取得から独立まで、どのような準備をして、どのように失敗や成功(?)を重ねていったのかを、まとめています。3回連載の記事をまとめて1本にしています。イラストなどは当時のものから差し替えてます。 村上知也の一人称で書いてます。 第1回 中小企業診断士として独立するキッカケはどうしたら見つかるんだろう?10年前(2001年頃)知也は焦っていた。「今年は売上目標行きそうもないな。」 去年までは既存顧客の大型プロジェクトの営業担当であり、顧客のもとに日参していれば自然と売上はあがった。しかし、大型プロ

あんちゃん @monosoi_akarusaコンサルの人が 「コンサルに専門性は無くて当然考え方や方法論を売ってるんだ」 という方法論を唱えてて昔なら成程と思ったんだけど、本当に専門性ゼロの状態で来ると 「この軽油ってのをこのガソリンってのの代わりに使うと安くなるじゃないですか!」 くらいのことは本当に平気で言ってくる 2024-02-11 11:35:06 あんちゃん @monosoi_akarusa 「コンサルに文句を言ってるのは何時も決裁権のない奴だけ!」 という言説にもからくりがある。 JTCだとスタッフは全員専門家で管理職だけ素人ってのが正直よくある。法務部長が購買部長に飛んできて、なんもわからんでハンコだけ押してみたいな。 彼らはなんか人の伝を使ってそこにやって来る。 2024-02-11 11:36:33 あんちゃん @monosoi_akarusa そして 「このガソリン

最近ネットを見ていると要件定義入門的な記事が目についたので思ったことを書いてみる記事。ITシステム開発における要件定義に関するあれこれ。 【2023/10/10追記】続編の記事を書きました。実践要件定義入門 - 勘と経験と読経 目次 要件定義に関するおすすめ書籍 その要件定義は必要か 要件は決められるのか 要件定義をすることがルールで定められているから要件定義をする必要がある 要件は定義できるのか 現行の業務マニュアルをベースに要件定義をするつもりのあなたへ 現行システムをベースに要件定義をするつもりのあなたへ 外部業者を呼ぶ前に考えるべき事 どこから外注するかを考える 要件定義の作業期間を見積もる 要件定義に関するおすすめ書籍 この後に何度も引用することになると思うので、最初に要件定義のおすすめ書籍を紹介しておく。と言っても紹介するのは1つだけだ。 ユーザのための要件定義ガイド第2版 作

こんにちは。SALESCOREのCTOの成澤です。 今日は、Webサービス開発に携わる方向けに「要望を正しく聞くのは大事だよ」という話を、飲食店の例え話で紹介します。 「うちの店でカレーを出したい」と言われたら飲食店のオーナーから「うちの店のメニューにカレーを加えたい。カレーを作る体制を整備してほしい」と相談されたとします。 敏腕料理人のあなたは何を考えるでしょうか? 普通に考えたら「野菜と肉とルーを仕入れて、あとは鍋と包丁を用意して…」と考えるでしょう。カレー作りに知見がある人なら「スパイスから手作りした方が美味しく作れる!スパイスを独自ルートで調達しよう!」なんてことも考えるかもしれません。 しかし、ここであなたがするべきことは、オーナーへの追加ヒアリングです。 どんな店なのか? → 喫茶店かも 店内の調理設備は? → 狭い厨房がちょっとあるだけ。調理器具もほとんどない スタッフの体

1. はじめよう! 要件定義 ~ビギナーからベテランまで(難度:★☆☆) 1-1.本のポイント 要件定義のプロセスが平易な言葉で解説されている 内容がコンパクトで図解も多いため読みやすい 中級~上級エンジニアが初心に帰るためにも最適 1-2.本の特徴本書は、初学者向けにざっくりとした内容を具体的なアウトプットとともに学ぶことができる。 184ページとボリュームに物足りなさを感じそうだが、要件定義のプロセスと、プロセスごとの勘所がコンパクトにまとまっている。 ちなみに、本書は「要件定義のプロセスと勘所を知れる」という点で独立した書籍だが、著者が書いた下記2冊と合わせると、理解をより深められる。 ・はじめよう! プロセス設計 ~要件定義のその前に ・はじめよう! システム設計 ~要件定義のその後に本書が有益だと感じた読者は、ぜひ上記2冊にも目を通していただきたい。 1-3.本を書いた

「考える仕事」に必要なあらゆるスキルが求められるコンサルタント。彼らの合理的かつストイックな働き方は時にSNSで大きな話題を集めます。例えば、伝えることを簡潔に体系化するロジカルシンキングやマルチタスクをそつなくこなす業務効率化術、そしてどんな困難に直面しても任された仕事を最後までやり抜くコミット力……。 業界内外でも通用するこれらのスキルを身に付けようと、近年コンサル会社への就職を希望する20代が増えています。それは、コンサル会社で働くことが「自身の市場価値向上に直結する」と考えられているからではないでしょうか。 だからこそ、コンサルタントの仕事術や仕事に向き合うマインドは、他の業界でも通用するはず──。そんな仮説をもとに今回、お話を伺ったのはメン獄さんです。外資系コンサル会社で12年間勤め上げ、現在は自身の経験やスキルをSNSなどで積極的に発信されているメン獄さんは、コンサル業界で「プ

「商品の売上が減っている」 「チーム内でミスや不手際が多い」 「コンプライアンスが徹底されていない」 こんなビジネス課題の解決を任されたら、あなたならどうしますか? どこからどう手をつけていいかわからず、途方に暮れてしまう……なんて事態に陥らないためにぜひ知っておきたいのが、“問題解決のノウハウ”。 今回は、かの有名コンサルティング会社 マッキンゼー・アンド・カンパニー出身者が開発した「問題解決1枚シート」というフレームワークをご紹介します。マッキンゼー流の仕事術を学び、仕事で課題にぶつかった際にぜひお役立てください。 元マッキンゼーの識者が提唱「問題解決1枚シート」とは? 「問題解決シート」を取り入れてみるとこうなる (Step0)A4用紙を十字に4分割し、シートを作成する (Step1)左上スペースに「解決したいビジネス課題」を書く (Step2)左下スペースに、問題の分析結果を箇条書


どうも、外資系うさぎのちょこさんです。 気がつけばもう2023年が始まってしまってますね。 一年の計は元旦にあり、ということで正月早々とても有益なnoteを書いて徳を積むところから今年をスタートすることにしましょう。 年末年始に限らず、それなりにまとまった時間を使えるタイミングってインプットにもアウトプットにもとても良いですからね。 せっかくなのでフォロワッサン各位も何かアウトプットしてみるとよいんじゃないでしょうか。 というわけで、新年早々のアウトプットにおすすめな、土地勘の無い業界/テーマのプロジェクトにアサインされた場合の最低限の情報収集を手早くこなすにはどうするのがよいかってnoteをお届けします。 これは再現性のあるやり方なので、このnoteを見ながら同じような流れで情報収集して自分なりの見解なんかをまとめてみたりすると良いセルフトレーニングになるはずです。 これは有益な情報なの

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