「DAU. ナターシャ」はその膨大なフッテージから生まれた映画化第1弾で、ランダウが勤めていた物理工学研究所に併設されたカフェのウェイトレス、ナターシャが主人公となる。スカウトで起用された新人ナターリヤ ・ベレジナヤが演じるナターシャの目を通し、独裁の圧制のもとでたくましく生きる人々と、美しくも猥雑なソ連の秘密研究都市が描き出される。ナターシャの壮絶な運命を予感させる特報はYouTubeで公開中だ。 キャストたちはセットとして当時のままに再建された秘密研究都市で約2年間にわたり実際に生活し、カメラは至るところで彼らの姿を捉えた。町の中ではソ連時代のルーブルが通貨として使用され、出演者もスタッフも服装も当時のものを再現した衣装や食料で生活。毎日当時の日付の新聞が届けられるという徹底ぶりだったという。なお本プロジェクトにおいては、すでに劇場映画第2弾「DAU. Degeneration(原題)

日本アニメは衰退の岐路にあるーー。世界を席巻するアニメ人気からは信じられないような危機感を抱くアニメ監督がいる。長年、業界に携わり、海外の動向にも詳しい片渕須直監督(59)だ。輝きを失いかけているという日本アニメの現状について、衝撃の告白を聞いた。(聞き手・山本大輔) 【関連記事】世界で急成長の日本アニメ、海外勢が猛追 輝き続けるカギは? 片渕監督の眼 【関連記事】なぜ日本アニメは世界で愛される ディズニーとは対極の「ガラパゴスの力」 ――日本のアニメには、見ている人が自分自身の人生と重ねて入り込める、共有できるストーリーが多いと、海外のアニメファンの多くが言っていた。だからこそ、国籍に関係なく、様々な国で受け入れられるのではないでしょうか。 えっとね、違うかもしれないんだけども、ある意味、日本のアニメーションがティーンエージャーより上の世代に向けて特化していった、対象年齢を特化していった

「俺たちは無節操な人間だから、お気楽なB級映画が作りたかったんだ」 ―まずはアサイラム社の始まりから教えてください。 ラット:アサイラムは25年ほど前に、もう1人の男性と一緒に創業したんだ。最初は彼のアパートを使っていたよ。当時、俺らはある映画製作会社をクビになったばかりで、最初の2、3年は製作会社の下請けと配給業務をしていた。専門はインディーズ映画。今でこそサメが台風にのって飛び交う『シャークネード』シリーズのような映画が専門だけど、当時はアート系の映画を扱っていたんだ。これ誰にも言わないでね! ―アート系の映画を扱っていたのに、なぜ路線変更を? ラット:若かったし、お金が必要だったからアート系を扱っていたけど、多くの人は小難しくて映画祭で賞を取るような映画より、B級映画の方が好きだってことに気付いたんだ。例えばドラマ作品を売ろうとしたときに、かわいいビキニ姿の女性の背景が爆発してるよう

ハッシュタグ『2018年のアニメ邦画ベスト』+ブログのコメント欄を集計しました!有効投票137名が選んだ2018年最高の邦画アニメは…。 1位:若おかみは小学生! 有効投票の8割以上がこの作品に投票しました。小学生向けのアニメながら質の高い内容が口コミで話題になり、アニメファン以外も観に行きました。この現象はSNS社会の良い側面だと思います。生き生きとしたサブキャラクターたちも魅力的。脚本は吉田玲子。 2位:リズと青い鳥 吹奏楽部を題材にした『響け! ユーフォニアム』のスピンオフです。二年前の映画芸術のアニメ除外騒動で「アニメだと人間を表現できない」という評論がありましたが、『リズと青い鳥』はそれのカウンターパンチです。女子高生たちの内面描写を丹念に丹念にアニメで表現していました。カルト映画となった『櫻の園』を連想させます。脚本は吉田玲子。 3位:ペンギン・ハイウェイ もはやすっかり日本の

エンタメツイート分析で『カメラを止めるな!』に迫る映画『カメラを止めるな!』が話題になっていることはもう、説明するまでもないだろう。6月23日に都内2館で公開がはじまって見る見る話題が広がり、8月には全国124館に拡大した。すでにこの週末も都心の大きなスクリーンが昼間のいい時間だと半分埋まっている。筆者は7月半ばに川崎チネチッタで観賞したが、また観にいこうかと思っている。 口コミで広がったのは明らかだが、いったいどのような”感染経路”をたどったのか。日ごろからエンターテイメントとTwitterの関係をウォッチしてきた筆者としては気になるところだ。 そこで角川アスキー総研の主任研究員・吉川栄治氏に相談したところ、ちょうど分析をするところだと言う。同研究所はとくにテレビや映画などエンターテイメントのTwitterを抽出して日々動きを追っていて、様々な話題のツイート分析を発信する「ついラン」とい

記念回はランキングでお馴染みのアノ映画日和でございます。 今回の記念は読者様登録700名記念。 パチパチパチパチ いつもご愛読頂いてる皆さま本当に有難うございます。 そんな皆様に何か面白いランキングでお返しがしたい。 それにはどんなランキングが最適だろう? 考えました。 この猛暑も吹き飛ばす爽やかな夏映画ランキング! はどうか? う~~ん、当たり前すぎて面白くない。 で、ひねくれ者の僕らしく 猛暑に体力を奪われている中、追い打ちで精神まで削るランキングをプレゼントさせて頂くことにしました。 ジメッとした夏の不快指数を更に高める 胸糞悪い映画ランキング! これで行きましょう! と言ってもミスト、セブン、ダンサーインザダーク、ファニーゲームなどメジャー作品は並びません。 当ブログお馴染みの隠れた傑作シリーズでいかせて頂きます。 題して映画好きさんも見逃しがちな隠れた傑作胸糞映画ランキングBe

ぐらむ @gunzyou1 昨日みなみさんから「今ね、ハイジの実写映画がやっててね、すごくいいんだけどね、宣伝が下手すぎて誰も知らないから告知よろしく」って使命をいただいたんですが2枚目の画像見た瞬間に「任せてくれ」と胸ドンしました。おいなんだこれは。みんな行くぞ。 pic.twitter.com/LuwFyYGCBO 2017-09-17 12:38:23 リンク映画『ハイジ アルプスの物語』8月26日(土)、アルプスにおいでよ!映画『ハイジ アルプスの物語』8月26日(土)、アルプスにおいでよ! 不朽の名作「ハイジ」が実写映画になりました! 原作:ヨハンナ・シュピリ「アルプスの少女ハイジ」 声の出演:花澤香菜、茶風林、早見沙織 4 users 1181

ゾルゲ市蔵 @zolge1 みんな宮崎駿を絵を動かす天才だと思ってるかもしんないけど、どっちかというと「動かさない天才」なんだぜ。ギガントとかゴリアテとか注意して見てみろ、ビックリするほど動かさないから。引っ張ってるだけ。重厚なものを作画で処理する弱点を死ぬほど理解していて、それを演出力でカバーしてるのだ。 pic.twitter.com/xxT99eCs8H 2017-07-09 22:36:11

現在ロードショー公開中のアニメーション映画「この世界の片隅に」の片渕須直監督に、日経ビジネスオンラインで「宇宙開発の新潮流」を連載している松浦晋也さんがインタビュー。意外に見える組み合わせですが、実は宮崎駿氏も一目置く航空史家である片渕監督と、航空宇宙の専門家にして映画マニアの松浦さんはのっけから噛み合わせ抜群。未読の方は是非、前編「『この世界の片隅』は、一次資料の塊だ」からお読み下さい。(ちなみに、松浦さんの映画評をもっと読みたい方は、こちら) (編集部:山中) 片渕須直(かたぶち・すなお)氏 アニメーション映画監督。1960年生まれ。日大芸術学部映画学科在学中から宮崎駿監督作品『名探偵ホームズ』に脚本家として参加。『魔女の宅急便』(89/宮崎駿監督)では演出補を務めた。T Vシリーズ『名犬ラッシー』(96)で監督デビュー。その後、長編『アリーテ姫』(01)を監督。TVシリーズ『BLAC

Q. ロースおじさんは『この世界の片隅に』観ました? どうでした? お名前:面科さん A フンッ………………… フハァアア…………………………… ハアッ……………… ……………………………… ………………………… ……………………… フゥゥゥーーーーーー…………… ハァ…ハァ…ハァ… あ、ゴメンゴメン。おじさん、『この世界の片隅に』のこと聞かれたら、肘とつま先で体を支える体勢を3分間維持する「プランクチャレンジ」でやり過ごすことにしとるんよ。というわけで、この脂ぎった吐息がおじさんの「答え」や。さよなら。 ってわけにもいかんよね、やっぱり。でもねえ……正直気が進まないんよ。『この世界の片隅に』についてなんか言おうとするとき、おじさんの眼前に重々しい扉がそびえるんよね。具体的にはキルアの実家の門ね。こじ開けるのにメチャメチャな筋力を消費するし、開ける奴のパワーによって開く扉のサイズがぜんぜん

映画やドラマの中で「プログラマー」と設定されている人物が仕事をしている時に映るPCの画面がまったくでたらめなものだったり、数式が適当なものだったりすることはよくあります。しかし、2017年公開予定の映画「メッセージ(原題:Arrival)」では、制作陣がリアリティを求めて理論物理学者でありMathematicaの作者でもあるスティーブン・ウルフラム氏に協力を依頼。ウルフラム氏は映画に「最良の科学」をもたらすべくこのオファーを受けました。 Quick, How Might the Alien Spacecraft Work?—Stephen WolframBlog http://blog.stephenwolfram.com/2016/11/quick-how-might-the-alien-spacecraft-work/映画『メッセージ』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャ

――まずは、平成「ガメラ」シリーズで壊してきた都市についてお話を聞こうと思います。都市を壊す時、何に気を付けていらっしゃいますか? 樋口 1本目が福岡ドームから始まって……という脚本の流れで、東京に来ることになってたんですね。そもそも始めの方の脚本では○○で撮ろうとしていたんですが、そこの町内会がすごいうるさいんですよ。当時は観光スポットになってて、ドラマとかでもロケされるようになってたので、カメラ向けただけで「金よこせ」ってやってくるんですよ。それで頭にきて「絶対、壊してやんねえ!」と思って。 (場内笑) 樋口 撮る前にそういう人っていうか、団体単位でいるんです。 「出演料払え」みたいな。目先の10円を拾うと、頭の上を1000円札が通り過ぎていくっていう。じゃあ、どこにギャオスは巣を作ればいいの? となった時に「誰でもわかるところでやらなきゃダメでしょ」ということで東京タワーをご提案させ

増田で映画評論を淡々と投稿し続ける水野パンツ郎氏(仮名)をご存知であろうか。 ブレのない評価軸を据え、話題の映画を一刀両断するその評価スタイルで人気を博した。 しかし、最近の評論においてこのような声も聞かれた。 ……ええええ!!?!?!? なにこの価値観…… 今までの感想書いたやつ洗い出して星がたくさん見えてた作品がないか確認したくなるわ…… - aukusoe のコメント /はてなブックマーク …というわけでジャッジお願いします。 ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影 http://anond.hatelabo.jp/20160905230444 planetarian http://anond.hatelabo.jp/20160905223748 君の名は。 http://anond.hatelabo.jp/20160905210213 君の名は。 http://anond.hat
そんなソフトを使うなんてアホか――映画「シン・ゴジラ」の制作に携わった佐藤敦紀さんは、他の制作現場の人からこう言われたという。 9月2日、東京ビッグサイトで開催されたAdobe MAX Japanのゲストセッションで、TMA1 編集・VFXスーパーバイザー佐藤敦紀さんが映画「シン・ゴジラ」の裏話を語った。「シン・ゴジラ」の編集には、日本の映画業界で標準となっているAvid(アビッド・テクノロジー)の編集ソフトではなく、別のソフトが使われたという。なぜか。 佐藤さんにオファーがあったのは2015年1月のこと。15年10月に撮影終了、16年夏に公開予定という短期の制作スケジュールの中、作業は進められた。 佐藤さんがまずやらなければならなかったのは、編集ソフトの選別。日本の映画業界ではAvidの編集ソフトが標準ツールとして確立しているが、佐藤さんは「Premiere Pro CC」を選んだという

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