県内では珍しいサケの産卵風景を見ようと、川岸には多くの住民らが詰めかけている。 サケに気付いたのは、和泉川で30年近く釣りをしているという同区の川本章さん(67)。 和泉川は、藤沢市内を流れる境川の支流で、境川との合流地点から約1キロ上流の「下和泉橋」のたもとでサケを見つけた。今月2日朝、ヤマメを釣りに訪れた際、コイに交じって雄2匹、雌2匹の計4匹が泳いでいたという。 すぐに市に連絡し、泉区泉土木事務所の職員も現地で確認した。 川本さんは7年前にも一度、同じ場所でサケを見つけたが、その後は見かけることはなかったという。 サケが生まれた川に4年ほどで戻ってくる「母川回帰」の生態は一般的によく知られている。しかし、同土木事務所では和泉川で近年、稚魚を放流した話は聞いたことがないという。 境川との合流地点から境川を数キロさかのぼった場所で、藤沢市立長後小の児童が、昨年初めに20匹ほど放流したが、
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