第164回 「誰かが自分より得・楽してるっぽい」問題。の巻 16日の「反貧困世直し大集会」にて、松本哉さんと対談。 山口二郎氏の『ポピュリズムへの反撃 現代民主主義復活の条件』を読んだ。 きっかけは、先週シンポジウムで訪れた名古屋で、忘れがたい体験をしたからである。 シンポジウムのテーマは主に介護や高齢者の貧困など。司会は田原総一朗氏で、民主党議員なども参加した。私自身は、「若者よりお金があっていい思いをしている高齢者」的なイメージがある一方で、日本でもっとも貧困率が高いのは60歳以上で20〜22%であること(全世代の貧困率は15.7%)や、日本でもっとも多いのは「一人世帯」で、その中には単身高齢者も多いこと(05年の国勢調査より。一人世帯は29.5%を占める)、「夫婦と子どもがいる世帯」(人数問わず)は29.9%だが、今回の国勢調査で一人世帯と数字が逆転するのではないかと言われていること
非正規労働者について逸失利益を少なくすべきという,交通専門部裁判官らによる論文です。 専門部裁判官らの論文ですから,実務は,今後,これに従うことになると思います。 この論文で,ひとつ気になったのは,労働経済白書の次の記載をそのまま引用していることです。ここを引用する必要はなかったようにも思います。 「20歳台前半層の非正規雇用者には,自分の都合の良い時間に働けるからなどの理由でその就業形態を選んでいる者が少なくなく,長期の職業キャリアを十分に展望することなく,安易に職業選択を行っている」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100619-00000040-yom-soci http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20100603k0000m070116000c.html http://uonome.jp/fe
![今後,非正規労働者は,交通事故に遭ったときの損害金も,少ししかもらえません by交通専門部裁判官ら@法曹時報62巻1号81頁 - ボ2ネタ [ボ2]](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2f06a15c64ba0ceec233d86d71001ebb29a9dcbf5d%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttps%253A%252F%252Fcdn.blog.st-hatena.com%252Fimages%252Ftheme%252Fog-image-1500.png&f=jpg&w=240)
展望無し?→その通りです asahi.com(朝日新聞社):食事も医者も我慢…困窮する男性非正社員 連合総研調査 - 社会 http://www.asahi.com/national/update/0501/TKY201005010264.html 特集ワイド:人口多くいつも競争、雇用厳しく生き方模索 そんな「35歳」の問題 - 毎日jp(毎日新聞) http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100426dde012040035000c.html 【手遅れ】「34歳男の41%以上が独身」俺達はどうやって女と付き合っていたのか思い出せない│ニュース2ちゃんねる http://news020.blog13.fc2.com/blog-entry-481.html 消費意欲強いはずの「35歳」 この層の「絶望」が最大問題インタビュー「消費崩壊 若者はなぜモノを買

この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "貧困線" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE ·NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2012年11月) 一日3.00ドル未満(2021年アメリカドルPPPベース)で生活する人口の割合(世界銀行の統計データより)[1] 一日8.30ドル未満(2021年アメリカドルPPPベース)で生活する人口の割合(世界銀行の統計データより)[2]貧困線(ひんこんせん、英: povertyline、poverty threshold)は、イギリスのシーボーム・ラウントリーによって導き出された、統計上、生活に必要な物を購入できる最低限の収入を表す指標。 それ以下の収入では、一家の
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "底辺への競争" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE ·NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2007年12月) 底辺への競争(ていへんへのきょうそう、英: Race to the bottom)とは、国家が外国企業の誘致や産業育成のため、減税、労働基準・環境基準の緩和などを競うことで、労働環境や自然環境、社会福祉などが最低水準へと向かうこと。自由貿易やグローバリゼーションの問題点として指摘されている。 底辺への競争という言葉は、1933年、合衆国最高裁判所の判事によって用いられている。当時は世界大戦間の自由貿易が拡大した時代であり、そしてその一方で世界恐慌による不
2009年11月04日13:04 カテゴリ経済 「貧困率」についての誤解 けさの朝日新聞に「15.7%の衝撃―貧困率が映す日本の危機」という社説が出ていて、朝日新聞の論説委員のレベルの低さに衝撃を受けた。日本の貧困率がOECD諸国で第4位だということは、当ブログでも紹介したとおり5年前から周知の事実で、政府が「それに目を背けてきた」わけではない。大した意味がないから、特に問題にしなかっただけだ。 鳩山首相もこの数字について「大変ひどい数字だ。何でこんな日本にしてしまったとの思いの方も多いだろう」とコメントしたそうだが、彼はその意味がわかっているのだろうか。OECDの発表しているのは相対的貧困率で、これは国内の家計所得の中央値(メディアン)の半分に満たない世帯の比率を示す指標にすぎない。絶対的貧困率でみると、次の図のように、日本の下位20%の人々の所得(紫色の面積)は最大である。 この図の説

数日前から毎日新聞が「無料低額宿泊所」を運営する事業者についての記事を掲載していたらしいことに、今日、気が付きました。ちょっとメモ的に。長くなるかも。 2009/9/22→『http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090922ddm001040002000c.html』生活保護受給者から利用料を集めて運営されている大手事業者「FIS」の「無料低額宿泊所」が、施設の家賃や職員の人件費などのほかに「業務委託料」名目の使途不明の支出を多額計上していることが分かった。東京などの4施設の06〜07年度分だけで2億5000万円を超えているが、委託先とされる会社の経営実態は明らかにされておらず、役員もFIS幹部が兼務している。生活保護費が入所者の生活や自立支援と無関係に使われている疑いがあり、一部自治体が社会福祉法に基づく調査を始めたが、FIS側は具体的説明を拒否
前回のエントリ「谷垣禎一・安倍晋三・城内実「民主党は社会主義」の大合唱」に関連するが、このところ、私がよく見に行くブログで、「小さな政府、大きな政府」、あるいはデフレスパイラルについて論じたブログのエントリが注目を集めているようだ。 ところが、それらについた「はてなブックマーク」を見ていると、驚くほど新自由主義的な考え方をする者が多い。これは、衆院選前にはさほど目立たなかった現象で、おそらく、「政権交代熱」の冷めた人たちがネットでの政治談議にあまりかかわらなくなり、根強く存在している小泉構造改革の支持者たちの意見が浮かび上がってきたのではないだろうか。下記URLのうちいくつかを眺めてみられるとわかると思う。 http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20091023/1256302802 http://b.hatena.ne.j
厚生労働省が発表した「貧困率」によれば、日本の貧困率は15.3%、OECD諸国平均値の10.2%を上回る結果となりました。 政府は貧困率を下げることを目標にしていますが、貧困率を下げるのは容易ではありません。なぜならば、平均的な家庭を想定しますと、日本では月給25万円以下が貧困層と定義されていて、つまり、平均的な世帯の月給を26万円以上に引き上げないと、貧困率を低下させることはできないからです。 そもそも貧困率とは何か? OECD(経済協力開発機構)は、「等価可処分所得の中央値の半分の金額未満の所得しかない人口が全人口に占める比率」を「相対的貧困率」と定義しています。 日本の場合、等価可処分所得の中央値は274万円というデータがありますので、その半分の137万円未満の人が貧困層ということになります。年収137万円未満の人が貧困層だというなら納得できるかもしれませんが、しかし、年収137万円
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 [※ちょっと古い話題で恐縮ですが備忘録エントリーです]テレビの総選挙開票速報の特番に、竹中平蔵氏がメインのコメンテーターとして登場し、“他人事”のように解説をしていたのには驚きました。そのことに関連して、「週刊ポスト」(9/18)の「『自民壊滅』『死屍累々』のA級戦犯が…竹中平蔵『パソナ会長』就任、『年俸1億円』の独り勝ち」という記事は次のように指摘しています。 総選挙投開票日の夜、竹中平蔵氏は饒舌だった。民放の選挙特番に出演し、かつての“元同僚”たちが次々と討ち死にしていく様を、「これが政治、小選挙区は怖い」、「自民党のオウンゴール」などと分析して見せた。(中略) 「われわれへの逆風の理由は、小泉構造改革で生じた地方の衰退、貧富の格差に対する国民の反発です。その選挙戦
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