現在日本社会では、未婚者や独居老人の増加に伴い、社会とのつながりを失う人々が増え、地域コミュニティーの崩壊が進んでいる。このような状況のなか、個人個人を社会で支えあうことの重要性が増すとともに、社会と積極的にかかわろうとしない人をどう取り込むかが課題となる。そこで、こうした社会参加意欲の低い人々を、社会への「関心」というキー概念でとらえることを目的に世論調査を行った。主な調査結果は次のとおりである。 社会への関心の高低と生活意識との関係から、精神的に余裕のある人ほど社会に対する関心が高いこと、生活について満足している人ほど関心が高く、不満があっても社会へ目を向けるわけではないことが明らかになった。 社会への関心が低い人では、他人に迷惑をかけなければ、何をしようと個人の自由だと考える人が多く、また、人と協力し合うことが重要という人も少ない。社会との関係においても、「自分の生活とのかかわりの範
妻に聞いた話。 いまは大学の教授になった某先生は、医者になって3年目か4年目くらいのときに、自分の下について研修することになった新人の医者に、こんなことを言っていたそうだ。 「自分の経験を信用するな。新しい患者さんの担当になったら、ありふれた疾患だと思っても、ちゃんとした文献か医学書を3〜4種類は最低読んで、その病気のことを勉強しろ」 いや、率直に言うと、非優秀研修医だった僕のような人間が、こういう人の下についていたら、研修を終える前に燃え尽きてしまったのではないかとも思うのですが、やっぱり、偉くなる人というのは違うものです。 教授が言うならともかく、ついこの間まで研修医としてのハードな日常を送ってきて、そのための肉体的・精神的な余裕が無い生活だということを知っているはずの人なのだから。 最近、有名ブロガー、ちきりんさんが書かれた『ゆるく考えよう』という本を読みました。 「なるほど、こんな

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