note のやらかしのあのへんについて。 認証自作、 Rails 、 Devise - Diary パーフェクト Rails 著者が解説する devise の現代的なユーザー認証のモデル構成について - joker1007’s diary 認証サーバーの実装は本質的に難しいです。セキュリティが絡むものは「簡単な実装」などなく、プロアマ個人法人問わず、個人情報を守るという点で、同じ水準を要求されます。悪意あるハッカーは常にカモを探していて、もし認証が破られた場合、自分だけではなく大多数に迷惑が掛かります。初心者だから免責されるといったこともありません。全員が同じ土俵に立たされています。 とはいえ、認証基盤を作らないといろんなサービスが成立しません。そういうときにどうするか。 Firebase Authentication で、タイトルの件なんですが、 Firebase Authenticat
はじめに 最近プログラマーとしてのキャリアに一区切りつけようと思っており、これまでのプログラミングの勉強の集大成となるブログを書きたくなったので書く。初めてプログラミングをして、フロントエンド開発をして、サーバーから値が返ってきたときは「どういう仕組みで値が返ってきたんだ?」と疑問に思っていた。ずっと理解したくて理解できていなかった。だからずっと勉強していた。そして最近になってようやく自分の言葉で説明できるようになった気がしたのでブログを書きたい。 2015 年版が自分の原点であり、この記事を書くモチベーションになった このような記事は実は過去に存在している。 FYI: https://blog.yuuk.io/entry/2015-webserver-architecture その記事はサーバーがどういう仕組みで動いていて、どのように進化し、2015 年に至るかを解説してくれた記事だ。自
はじめに このドキュメントは,主に競技プログラミングで出題される問題を解く際に利用できるアルゴリズムやデータ構造をまとめたものです.特定の問題にはあまりフォーカスしないため,問題を解く際の考察の仕方等の内容はありません.詳しく,正確に,分かりやすく書いていこうと思っています. このドキュメントは執筆途中です. 想定する読者 C++を用いたプログラミングに慣れている方を読者として想定しており,C++言語の仕様や,文法にはあまり触れません.また,計算量という用語についても説明しません.ただし,償却計算量など,計算量の見積もりが複雑なものについては必要に応じて説明します. コードについて このドキュメントで登場するコードは,可読性向上のため,以下のようなコードがファイルの先頭に記述してあることを前提としています.また,適切な問題を用いてコードの検証がなされている場合は,コード周辺にのように,検証
// Good: choose between two options as appropriate (see below). import * as ng from '@angular/core'; import {Foo} from './foo'; // Only when needed: default imports. import Button from 'Button'; // Sometimes needed to import libraries for their side effects: import 'jasmine'; import '@polymer/paper-button'; Import paths TypeScript code must use paths to import other TypeScript code. Paths may be r
追記: 10/11 ハテブでバズっているようで、色々指摘があったので追記 getElement*は動作が早いのでIDやクラス名が自明の場合はgetElement*を使う方がいいと言う意見もあり、また、ページの表示で大量に呼び出されるわけではないからボトルネックにはならないと言う意見もある。 getElement*で返されるオブジェクトは動的な変化に対応しており、querySelector*は動的な変化に対応していないため、場合によってはgetElement*を使うといい。このサイトで遊んでみよう。 https://ja.javascript.info/searching-elements-dom#ref-263 for await ... ofは非推奨なので Promise.allを現代的な書き方にした 顧客先のブラウザが古い場合も考慮して、あえてレガシーな書き方もする場合があるらしい。現
Intro Fetch API の実装が広まり、 IE もリタイアを迎えたことで、今後忘れ去られていくことになるだろう XMLHttpRequest について。 どのように始まり、どのように広まり、どのように使われなくなっていくのか。その間に残した多大な功績を残す。 XMLHttpRequest の始まり この名前は非常に長いため、通常 XHR と略される。 この API は、現在の Web API のように W3C/WHATWG による標準化を経て策定された API ではない。 Microsoft によるいわゆる独自実装の API として始まり、後追いで標準化される。 したがって、 Web API の中でもかなり異質な命名である XHR が、 XmlHttpRequest でも XMLHTTPRequest でもなく XMLHttpRequest である理由も、 Microsoft の命
元々書いてあるコードを全て削除したのち、以下のコードを貼り付けます。 function doPost(e) { const props = PropertiesService.getScriptProperties() const event = JSON.parse(e.postData.contents).events[0] let userMessage = event.message.text if (userMessage === undefined) { // スタンプなどが送られてきた時 userMessage = 'やあ!' } const requestOptions = { "method": "post", "headers": { "Content-Type": "application/json", "Authorization": "Bearer "+ prop
Real World HTTPでも紹介したネタですが、お仕事で受けている技術コンサル中に質問をいただいた時に、微妙に本で紹介した内容では少し足りなかったので、改めて整理のためにブログ記事にしてみました。次回、本が改訂されることがあればこのブログエントリーの内容も入れて加筆したいと思います。 Real World HTTPだとGoを使っていましたが、フロントとサーバーを同時にいじるので、本エントリーではNext.jsをサンプルに使います。Next.jsでプロジェクトを作って(npx create-next-app@latest –ts)、適当なプロジェクト名を入れてアプリケーションの雛形を作っておいてください。 Next.jsでは、1つのスクリプトファイルを作成すると、それがサーバーAPI(/pages/api以下)と、フロントの画面(/pages/以下のapi以外)になります。Next.j
JavaScriptでコードを記述する際、配列の各要素について処理をするケースは頻出します。開発の現場で配列操作の処理を見ていると、次のようなケースがよくあります。 配列の非破壊の望まれる場面が増えているが、元の配列を破壊操作している filter()やevery()など配列のメソッドで書けるところを、forEach()メソッドやfor ... of文を使ってコードを記載し、冗長になっている 記述しても効果のないArray.from()を使用している コード的には問題なく、アプリケーションは意図的に動作しているかもしれません。しかし、冗長な記述は可読性が低下し、予期せぬバグを誘発する可能性があるでしょう。 本記事では、配列操作でよく見かける冗長な記述を、簡潔な記述で置き換える方法について解説します。 本記事で紹介するJavaScriptの配列操作のチートシートを用意したので、まとめて読みた
こんにちは、ぬこすけです。 近年、Webフロントエンドではサイトのパフォーマンスの重要性が高まっています。 例えば、GoogleはCore Web Vitalというパフォーマンスに指標を検索結果のランキング要因に組み込みました。 また、近年の某企業が「パフォーマンスの改善に取り組んだ結果、セッション数〇%アップ、CVR〇%アップ...」などの事例は枚挙にいとまがないでしょう。 パフォーマンスチューニングするためには、定量的に計測してボトルネックを探すようなトップダウンなアプローチもあります。 しかしながら、時には千本ノック的にハウツーを片っ端から試していくボトムアップなアプローチも有効になることもあったり、日々のコーディングでパフォーマンスを意識したコードを書くことは大切でしょう。 この記事ではパフォーマンス最適化のハウツーを紹介します。 パフォーマンス改善の施策が思い浮かばない時やフロン
こんにちは、株式会社FP16で結構コードを書いている二宮です。 最近Webスクレイピングのコードを色々な方法で書いているので、そこで得た知見をここに残しておこうと思います。 ほぼ毎日なにかのWebスクレイピングコードを書いています。 Webスクレイピング手段 Webスクレイピングには色々な方法があります。 私が最近主に使っているのはこの5つの手段です。 cheerioでHTMLを解析 Playwrightなどで要素指定でデータを取得する APIを見つけて叩く(バックエンドとの通信を再現してデータを取得) LLMでサイト構造を解析してデータを取得する Next.jsからのレスポンスに含まれているデータを解析して取得する これが令和のWebスクレイピングのベストプラクティスだと思っています。 これらの方法を、目標に合わせて使い分けています。 使い分け方 CheerioでHTML解析 JavaS
となるのが原因です。parseInt というのは、文字列を解析して整数値(int)を返すグローバル関数であり、引数をまず文字列に変換する仕様となっております。その段階で 0.0000005 が "5e-7" という文字列に変換されてしまい、その文字列の先頭の 5 だけが数字として解析されてしまったため、結果として parseInt(0.0000005) === 5 となりました。 なぜ String(0.000005) === "0.000005" に、String(0.0000005) === "5e-7" になるのかについては、この記事の最後で余談として説明します。 整数化には Math.trunc を使おう このように、parseInt は文字列を引数にすることを前提にしているため、速度の面でも可読性の面でも「小数値を整数値に変換したい」という場合に使うのは望ましくありません。最も望
SPA認証トークンをどこに保存するかは論争が絶えません。localStorageやCookieがよく使われますが、Auth0は違う方法を採用しています。この記事では、Auth0のトークン管理の方式を理解でき、トークン管理上のセキュリティへの理解を深めることができます。 SPAの認証トークンをどこに保存するか ブラウザでトークンを保存できる場所 保存場所の比較 メリット・デメリット Auth0のアプローチ トークンはインメモリに保存 OpenID Connect準拠とトークン取得のUI/UXの悪化回避を両立 Auth0のjsライブラリ ログイン アクセストークンの(再)取得 図解 ログイン アクセストークンの(再)取得 自サービス内の認証だけのもっと簡易な構成 ログイン IDトークン取得 まとめ SPAの認証トークンをどこに保存するか React やVueで認証付きSPA(Single Pa
グーグルが開発した画像圧縮ツールSquoosh。フロント開発向けにNode.jsで扱う方法まとめ 『Squooshスクーシュ』というGoogleが開発した画像圧縮ウェブアプリがあります。ブラウザで変換結果を見ながら圧縮設定ができるので、画像圧縮の難しい知識を持たない方でも使いやすいことが特徴です。圧縮だけでなく、WebPなどの各種フォーマットへの変換・リサイズといったこともできる便利ツールです。 このSquooshをNode.jsで扱える『libSquoosh』が存在します。libSquooshは大量の画像を一括で圧縮、WebPへの変換、リサイズなどの処理をこれ1つで完結できるのがポイントです。昨今のウェブはページの読み込み時間が重視される傾向があります。画像のファイルサイズは読み込み時間に大きく影響するため、画像圧縮は重要なテクニックです。libSquooshをwebpack・Viteと
はじめに 本当に悔しいし許せないし、エンジニアとして不甲斐ないです。2025年2月26日深夜にハッキングにあいました。どのように相手と繋がり、どのような手口でハッカーに資産を抜かれたか、コードベースで全てお伝えします。今後同じ被害に遭う方が少しでも減ることがあればこんな嬉しいことはないです。 コード解説、さらに対策案も書いていきます。もし他に良い対策案などあればコメントでご教示ください。 ハッカーとのやりとりの流れ ハッカーとは Linkedin でブロックチェーンを使ったプロジェクトを手伝ってくれないかという連絡がりそこからやりとりが始まりました。そして移行の大まかな流れは下記のような感じです。 Linkedinでプロジェクトを手伝ってほしいと言う内容でDMがくる Githubリポを見て実装できそうか確認してほしいと言われる 自分のGithubアカウントを共有してプライベートリポジトリに
GitHub Copilotとの単体テストがやばい。ChatGPTが書いてくれるテストもすごい。もうこれらがない時代には戻れないような気がします。 こんにちは。AWS事業本部コンサルティング部に所属している今泉(@bun76235104)です。 みなさんユニットテスト書いてますか? 昨今AIがダミーデータを書いてくれたり、ユニットテストそのものを書いてくれたりと技術の進歩がすごいですね。 私はリファクタリングが好きですが、リファクタリングをする前に絶対に必要なもの。 そうテストですね。 今回私がテストを後回しにしてしまった以下のOSSについてGitHub CopilotとChatGPTのそれぞれの力を借りながら、テストを書いてみました ※ これは以前私が始めたプロジェクトであり、OSSとして公開されているので学習に使われても問題のないコードです。 なお、GitHub Copilotの料金や
2021年11月18日 JavaScript いつも何気なく使っていたコードをふと調べ直してみると、知らないうちに「Deprecated(非推奨)」と書かれている…なんてこともありますよね。今回はJavaScriptを書いていて出くわした非推奨となったものをいくつか紹介します。 ↑私が10年以上利用している会計ソフト! document.write 画面にテキストを表示する document.write 。JavaScriptの勉強を始めて最初に書いたコードがこれだったという方もいるのではないでしょうか?これはブラウザーのレンダリングに悪影響が出たり、DOMへの影響などを考慮して「強く非推奨」とされています。 これまでの記述例: document.write('やっほーい'); 解決策1:textContent や innerHTML を使う 代わりに文字列を書き換える textConte
昨日、Facebook製のReact用ステート管理ライブラリRecoilが発表されました。Facebook製といってもReact公式のステート管理ライブラリとかそういう位置付けではないようですが、それでも大きな注目を集めているのは間違いありません。 そこで、筆者がRecoilに対して思ったことや、筆者の視点から見たRecoilの特徴を記事にまとめました。 なお、この記事の執筆時点では副作用の扱いなどの点はいまいち情報が揃っていません。この記事では速報性を重視し、コアのステート管理部分に絞って考えています。また、まだexperimentalなライブラリなので、今後この記事の内容からRecoilのAPIが変化したとしても悪しからずご了承ください。 この記事を書くときに筆者が色々試していたCodeSandboxはこちらです。 https://codesandbox.io/s/recoil-san
ダイアログやハンバーガーメニューといったユーザーインタフェース(UI)は、多くのウェブサイトで利用されており頻繁に見かけます。どこでも見かけることから「簡単に作成できる」と思われがちですが、意外と実装が難しいUIです。たとえば、エンジニアでなくとも、以下のような現象に気付いたことはないでしょうか? ダイアログを表示中に、裏側のコンテンツがスクロールできてしまった ダイアログを表示中に、Tabキーでキーボード操作を行うと裏側を操作できてしまった ▼裏側がスクロールできてしまう例 ▼裏側がキーボード操作できてしまう例 これらを解決するためには、手軽な正攻法はなく、複雑なJavaScriptの制御が必要になります。本記事では、ダイアログやハンバーガーメニュー等のモーダル系のUIに存在する気付きづらい問題点と、解決方法を紹介します。ダイアログとハンバーガーメニューはそれぞれ役割の異なるUIですが、
フロントエンド/Node.js エンジニアの mizchi です。plaid では新しい分析エンジンのフロントエンド側の技術的な仕様を考えたり、それを実装したりしています。趣味として社内の他のプロダクトのパフォーマンスを勝手に測って、貼り付けていくこともあります。 plaid のエンジニア組織には「組」という制度があって、メインとなるプロダクト以外にも、そのテーマで会社横断で活動するグループがあ
この記事は TypeScript Advent Calendar 2020 の 17 日目です。 今回は TypeScript のTipsをいくつかあげていきたいと思います! 割と基本的なものが多いので、普段から TypeScript をがっつり書いている方に取ってはすでに知っているものが多いかもしれません。ただ、意識しないとあまり使わなかったり、TypeScript の経験がない方に取っては新鮮なものもあるのでは?と思ったので書いてみました。 keyof オブジェクトのキーを union 型に type Post = { id: number; title: string; content: string; }; type PostKey = keyof Post; // type PostKey = "id" | "title" | "content" const sortBy = <
入社1年目、趣味は整理整頓、 @pal4de です。 正規表現が大好きです。 先日投稿した記事が好評いただき本当にうれしかったです。もっとたくさんの人に読んでもらいたい!!! さて、上の記事で紹介したのは単語境界 \b でしたが、これは先読み/後読みを駆使して下記の通りに表せると紹介しました。 便利な\bですらショートハンドに過ぎず、真に強力なものは 先読み(?=...)と後読み(?<=...) だということを主張したい!!! わかりすい図解も添えましたので、是非お楽しみください🏝️ 正規表現の記号は4種類 先読みの紹介に入る前に、改めて正規表現を俯瞰してみましょう。 誤解を恐れずに言えば、正規表現に出てくる記号の種類は4つしかないといえます1 2。 このようにとらえてみると、正規表現と向き合うのがだいぶ楽になります。体系化された理解への第一歩ですね 🗿 図にもある通り、 行頭 ^ も
[JavaScript] URLを文字列結合で組み立てないために、url-cheatsheetを作った URLを文字列結合で組み立てると色々問題が起きやすいので、それを避けるためにURL APIやURLSearchParams APIでURLを組み立てるパターンをまとめたチートシートを作りました。 azu/url-cheatsheet: URL manipulation cheatsheet for JavaScript URLにユーザーが入力した文字列を含めるときはencodeURIComponentでエスケープする URLはプレーンな文字列ではなく構造化された文字列(文字の並びに意味がある文字列)として扱わないと、さまざまな問題を抱えやすいです。 たとえば、次のように文字列結合でURLを組み立てるとパストラバーサルの問題があります。 name に ../../adminのような文字列が
Vue.jsは初学者にもとても手厚いサポートを提供してくれるフレームワークです。 たとえば、以下のコードで「リセット」ボタンを押すと「propsのcountは子コンポーネントから変更すべきではない」とわかりやすくエラーを表示してくれます。 <template> <div class="CountViewComponent"> カウント={{count}} <button @click="reset">リセット</button> </div> </template> <script> export default { props: { // 表示するカウント値 count: { type: Number, default: 3 } }, methods: { // カウントをリセットします reset() { this.count = 0 } } } </script> それでも時として、
たとえば次のような「user.proto」というプロトコル定義ファイルを用意し、これを変換する例を見てみよう。 syntax = "proto3"; message Picture { uint32 id = 1; uint32 width = 2; uint32 height = 3; enum PictureType { PNG = 0; JPEG = 1; GIF = 2; } PictureType type = 4; } message User { uint32 id = 1; string nickname = 2; string mail_address = 3; enum UserType { NORMAL = 0; ADMINISTRATOR = 1; GUEST = 2; DISABLED = 3; } UserType user_type = 4; repeated
みなさんはPicture-in-Picture(PiP)という機能を使ったことがありますか。PiPは動画コンテンツなどを浮遊する小窓に表示する機能です。小窓はウィンドウの外側を自由に移動できます。 デスクトップが賑やかになりがちなPCでもPiPは大活躍なのですが、特にスマートフォンにおいては数少ない「ウィンドウ」機能になります。Androidはもちろん、iOS14も対応したことで話題になりました。 これによってスマホ一台あれば、ソシャゲの公式生放送を見ながらソシャゲのイベントを周回する地獄のような行為が可能になりました。 利用者という視点から見ると非常に便利なのですが、開発者から見ると動画しか表示できないのはなかなか使い所が難しくなります。そこで、この機能を使って好きな情報を表示できないか実験してみました。 PiP機能の対応環境 Chrome 70 Firefox 71(制限付き) mac
新春ツール入れ替えシリーズです。macOS における Spotlight 的なランチャーツールとして Alfred を長いこと使ってきたが、最近 Raycast を使ってみてこれがよかったので、以来ずっと使い続けている。 Raycast - Supercharged productivity 開発者のための便利ツールという売り文句のようで、そういう点がまさに気に入った。 カレンダーの次の予定が表示される まずこれがいい。これだけで十分使える。ランチャーを起動したときにカレンダーの次の予定を表示してくれる。Enter でそのまま Meet や Zoom を開いてくれるのでキーボードから手を離す必要がない。 もともとカレンダーの確認には Dato を使っていたし今も使ってるが、これでミーティングへのアクセスがかなりよくなった。 コミュニティベースの Store で機能を追加できる https:
毎年無限スクロールの実装をしているのだが正直なところ実装したくないので依頼されたときの反論材料として実装したくない理由を言語化しておこうと思う。 無限スクロールとは 無限スクロールが何を指すかを知らない人のために解説すると、ページにコンテンツを足す方式でページネーションする UI を指している。例えば Twitter のように下にどんどんコンテンツが伸びていく UI が良い例だろう。そのような UI を無限スクロールと呼ぶことが正式なのかは知らないが、このような体験の実現を支援するライブラリに infinite-scroll というものがあり、少しは普及している呼び方なのだと思い無限スクロールという言葉を使う。一方で WEB フロントエンド文脈で無限スクロールと言うと複雑 GUI やドローイングツール実装における "無限平面" のようなニュアンスもあるが、今は無限平面のことを指しているわけ
対象読者 マイクロサービス化を検討しており、実際に作る場合の構成を参考にしたい。 ドメイン駆動設計について、基本的な用語の知識がある。 TypeScript を多少触ったことがある。理解がある。 はじめに こんにちは。エンジニアの吉村です。 現在、弊社が運営する teratail というサービスに携わっており、CakePHP で動作しているモノリシックな既存サービスをマイクロサービスに移行するというプロジェクトを進行中です。 この記事では、実務を通して得た知見として、マイクロサービス化によりどんな恩恵があるのか、具体的にどのような構成で実装をしているのかについてご紹介します。 TL;DR マイクロサービスのバックエンドサービスの実装に焦点を絞って、ドメイン駆動設計 + オニオンアーキテクチャをベースに設計をしました。 本記事では、具体的に「ユーザ新規登録処理」の実装をする場合を例にとり、実
Reactを取り巻く状態管理の潮流を学ぼう。HooksやServer Componentsなどの登場で何が変わるか Reactを取り巻く状態管理のアプローチは変化を続けていますが、いま知っておくべき手法とはどのようなものでしょうか。小林 徹(@koba04)さんに、現在、そしてこの先の状態管理について執筆いただきました。 こんにちは、小林(@koba04)です。 2019年5月に『SPAにおける状態管理:関数型のアプローチも取り入れるフロントエンド系アーキテクチャの変遷』という記事を書きましたが、そこから2年以上が経過し、Reactを用いた状態管理は大きく変わりました。本記事ではReactを取り巻く状態管理の変遷について解説します。 広がるReduxの採用 Hooksの登場 コンポーネントツリーから独立した状態管理 Concurrent Featuresによる新しいユーザー体験 状態とキャ
こんにちは!小田島です。ウェブ業界に来る前は手品業界で働いていました。最近は外出自粛で手品をやる機会がないので家でひたすら練習しています。 前回の記事「いまさら聞けないNode.js」は、「わかりやすい」「いい記事」「背景の説明が丁寧」といった好意的な反応が多くて安心しました。 「Denoについては後日記事を書きます」と前回宣言したので、今回はDenoについての入門記事を書きます。よろしくおねがいします! 対象者 今回は、こんな人が対象です。 Denoって何? Node.jsとどう違うの? 全然触ったことないけど何か簡単で応用が効くものを作ってみたい 前回と違い、ハンズオンも含まれています。ぜひ読みながら実際に動かしてみてください。 Denoとは? 前回同様に超ざっくりと説明すると、JavaScriptとTypeScriptの動作環境です。作者はNode.jsと同じライアン・ダールです。D
小ネタです、JavaScriptで本日の日付をYYYY-MM-DD形式で得るコードは案外面倒です。 本日2023年4月17日なら 2023-04-17 という文字列を得るコードはRubyならTime.now.strftime("%Y-%m-%d")、Pythonならdatetime.today().strftime("%Y-%m-%d")(importは省略しました)と簡単に書けますが、JavaScriptでは案外面倒なのです。 追記: いくつかの間違いのご指摘がありましたので修正しました(2023-04-19)。 DeepAIが生成した画像です いっけん正しいようで間違ったコード new Date().toISOString().slice(0,10) new Date()で本日の日時を取得します toISOString()メソッドは日時データをISO形式の文字列に変換します、例えば 2
setTimeout は、指定された時間以降に指定されたコードを実行する JavaScript の API です。ブラウザでも Node.js でも広く使われているのですが、実装はまちまちで、色々と特殊な条件も多く、挙動を完璧に理解している人は少ないと思います。この記事では、そんな setTimeout を可能な限り深堀りしてみようと思います。 先に書いておきますが、ものすごくニッチで細かい話ばかり並びます。突然私が、ただ純粋に setTimeout について調べたくなったので、その結果をまとめただけのものです。普通に開発している人には必要のない情報が多くなるでしょう。この記事は基礎から setTimeout を学ぼう、という方には全然向かないと思います。 また、JavaScript のイベントループについてある程度理解していることを前提とします。その詳しい理解には、@PADAone さん
2022年4月、Deno に以下のバグが報告されました。 fetch API を使って 300KB ぐらいあるファイルをアップロードすると、一定確率でアップロードされたファイルが壊れるというバグの報告です。 報告者によれば、1.20.6 まではバグは発生しておらず、1.21.0 から発生するようになったという事です。1.20.6 の次のリリースが 1.21.0 なので、パッチバージョン1個分まで、バグの発生時期が特定されている状態です。 fetch 周りは自分はほぼ実装していないので「担当範囲ではない」感覚だったので、普通にスルーしていました。 自分に限らず、Deno Land コアチームの誰もこの issue にピンと来る人が居なかったようで、stale ボット (数ヶ月進捗の無い issue を自動的にクローズしようとするボット) に2回もクローズされかけていました。Deno の st
[beta] Next.jsクイズ2 • <p>にはなにが表示されるでしょうか? /app/page.tsx "use client"; import { useCallback, useEffect, useState } from "react"; export default function Home() { const [date, setDate] = useState(); const fetchDate = useCallback(async () => { const response = await fetch("/api"); const data = await response.json(); setDate(data.date); }, []); useEffect(() => { fetchDate(); }, [fetchDate]); return ( <
Webにおける表現はどんどん進化しています。Webサイトには当然のように動画が埋め込まれるようになり、CSSやSVG、canvasでのさまざまな表現が頻繁に見られるようになりました。さらにAR、VRといった表現も台頭し筆者も毎日ワクワクしながらインターネットの海を泳いでいます。 その中であまりメジャーではないと感じるのは「音」による表現です。もちろん音を用いた素晴らしいWebサイトはたくさんありますが、環境の制約が視覚表現以上に大きいため多くは見られないのでしょう。 とはいえ、音と視覚表現を組み合わせることによって表現できる世界観、インタラクション、その他諸々は計り知れないと筆者は思っています。今後オーディオなどの技術の進歩によって上記で述べた制約も乗り越えられるようになるかもしれません。時代を先どりしたい読者に向けて、今回の記事ではWebで音を扱う技術Web Audio APIについてお
nodejsを例に解説します。nodejsでは環境変数はprocess.env.環境変数名でとりだせます。また、開発環境・テスト環境・本番環境をそれぞれNODE_ENVという環境変数にdevelopment test productionと入れる文化があります。 アプリケーションコードに自分が今いる環境(開発|ステージング|本番)を意識させない これはつまり、コード内で環境識別変数(今回で言うところのNODE_ENV)によってif分岐を作らないという意味です。各環境にどのような設定が入るかはアプリケーションコード外にその種類分作成しましょう! bad if(開発環境){ const logger = new Logger({ level: 'debug' }); } else if (ステージング環境){ const logger = new Logger({ level: 'info }
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