姫田 忠義氏(ひめだ・ただよし=ドキュメンタリー作家)7月29日、慢性閉そく性肺疾患のため死去、84歳。神戸市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は長男大(だい)氏。 54年に神戸市から上京後、民俗学者の宮本常一に師事。アイヌの儀式や山間地の焼き畑農法などを撮影し、消えゆく文化や暮らしを映像作品に残した。76年、民族文化映像研究所を設立。89年にはフランス芸術文化勲章オフィシエを受けた。 生涯で100本を超えるフィルム作品を製作。代表作に、北海道・二風谷で撮影した映画「アイヌの結婚式」(71年)、新潟県北部でダム建設を前にした山村の暮らしを追った映画「越後奥三面-山に生かされた日々」(84年)がある。テレビ番組では宮本が監修した「日本の詩情」。
「同化と他者化」、普通の人にはまったく意味の分からないタイトルだと思いますが、副題にあるように戦後の沖縄の本土就職者について調べた本で非常に面白いです。タグに「歴史」をつけましたし、本屋の近現代史のコーナーに並んでいることも多いのですが、著者は1967年生まれの社会学者で社会学の本になります(すごい今更だけどやはり「社会学」のタグをつけるべきなのか…?)。 1950年代後半の、ちょうど日本で高度成長が始まった頃から、1972年の沖縄の本土復帰の時期まで沖縄の若者の多くが本土へと就職のために渡りました。1970年にはおよそ18万人の人口移動がありました(そのすべてが本土就職ではありませんが)。 ところが沖縄から出て行く人間と沖縄に入ってくる人間の数はほぼ釣り合っていて、就職のために本土に渡った者の多くがUターンしていることもわかります。 このような事実を聞くと、おそらく次のようなストーリーが
ユダヤ人と聞いてまず思い浮かぶのが、ホロコーストによる大いなる犠牲者ということで、その忌まわしい過去についてはだれもが知っている。けれどそのほか、ユダヤ人、ユダヤ教について私が知っていることは非常に少ない。アメリカで生まれ、敬虔(けいけん)なユダヤ教徒としてユダヤ人社会で育った作家による短編集、と聞いて、だから、異色な作品群をイメージしていた。 表題作は、酒を飲みながらおしゃべりに興じている二組の夫婦が描かれる。たがいの近況、学生時代の思い出、ユダヤ人であることについて、そして、ホロコーストに関連するブラック・ジョークが軽快に行き交う。やがて、四人はあるゲームをはじめる。アンネ・フランクの日記を読んだことのある人ならば、自身の属する国や民族がなんであろうとも、このゲームの主題を一度は考えたことがあるのではないか。もし私がその時代を生きていたら? 私は考えたことがある。人を変え立場を変えて、
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「琉球民族独立総合研究学会」の設立を発表する研究者ら=15日午後1時すぎ、那覇市泉崎の県庁 琉球の島々に民族的ルーツを持つ人々が独立を目指し、学際的な調査研究を進める「琉球民族独立総合研究学会」が15日、設立された。学会設立準備委員会を務める研究者らが同日、那覇市の県庁で記者会見し、発表した。 委員らは米軍基地などを具体例に「沖縄で繰り広げられている問題を解決するには独立しかない」と指摘。「独自の民族として、平和に生きることができる『甘世』(あまゆー)を実現させたい」と話し、自己決定権を行使した基地のない島を目指し、担い手となる人々の参加を呼び掛けている。 沖縄の施政権が返還された「復帰」40年の昨年、宜野湾市の沖縄国際大学で「脱軍事基地、脱植民地化」をテーマにしたシンポジウムが開催されたことがきっかけ。日本国民などの多数派が琉球の方向性を一方的に決めている現状をあらためて確認し、参加して
(CNN) 中米グアテマラの裁判所は10日、同国の独裁者エフライン・リオス・モント元将軍(86)に対し、政権を握った82~83年にマヤ系民族のイシル族1700人以上を殺害したとされるジェノサイド(集団虐殺)の罪で禁錮80年の実刑判決を下した。国家元首が自国の司法制度で、ジェノサイドの罪で裁かれたのは今回が初めてだ。 裁判所長のバリオス判事は判決の理由について、軍が先住民を殺害、拷問、強姦したことがイシル族の数十人の目撃者によって証明されたが、当時、事実上の大統領だったリオス・モント被告は軍が残虐行為を行っていることを知りながら止めようとしなかったと述べた。 リオス・モント被告は9日、「私は、人々、民族性、宗教に対する攻撃について、承認も、署名も、提案も、命令もしていない」と述べ、責任は自分ではなく、各地を管理・支配していた司令官たちにあると主張していた。 裁判所はリオス・モント被告の自宅軟
【ローマ=末続哲也】イタリアのレッタ新政権が「同国初の黒人閣僚」としてアフリカ系移民の女性眼科医セシル・ケンゲ氏(48)を移民問題担当相に任命したことを巡り、右翼団体などから人種差別的な中傷が相次ぎ、関係当局が捜査に乗り出す事態になっている。歴史的に長らく移民を海外に送り出してきた同国で、外国からの移民の受け入れをめぐる社会の意識が立ち遅れている実情を浮き彫りにした格好だ。 ケンゲ氏はコンゴ民主共和国出身で、19歳でイタリアに移住。イタリア人男性と結婚し、先の総選挙で中道左派の民主党から下院に初当選していた。 一方、同国の右派系ウェブサイトはケンゲ氏を「コンゴの猿」などと中傷。移民に批判的な中道右派第2政党「北部同盟」のマリオ・ボルゲツィオ欧州議会議員も30日、ラジオ番組で同氏を念頭に「(アフリカは)優れた遺伝子を作れない」と述べた。 新政権は1日、「民族憎悪の扇動」を禁じた法律違反の疑
CT画像をもとに再現されたマスクをかぶったミイラの顔=千葉県がんセンターなど提供チンチョロ族のミイラの外観。泥のマスクがかぶせられている=国立科学博物館 【中村浩彦】南米チリの先住民族、チンチョロ族の約5千年前のミイラのマスクをCT(コンピューター断層撮影)で調べたところ、目や鼻、口の位置を合わせて故人の面影を残すように作られていたことがわかった。装飾性よりも、亡くなった人のことを思う気持ちを重視したらしい。 チンチョロ族は、7千年前ごろからミイラづくりをしていたと考えられている。ツタンカーメン王のミイラなどで有名な古代エジプト文明より2千年以上古く、最古のミイラ文化とされている。 国立科学博物館の篠田謙一・人類史研究グループ長らが、放射線医学総合研究所や千葉県がんセンターなどの協力で、身長約70センチの1歳未満の赤ちゃんとみられるミイラを撮影した。 続きを読むこの記事の続きをお読み
梅棹忠夫 「知の探検家」の思想と生涯 (中公新書) 著者:山本 紀夫 出版社:中央公論新社 ジャンル:新書・選書・ブックレット 梅棹忠夫―「知の探検家」の思想と生涯 [著]山本紀夫 かつて梅棹忠夫氏の『文明の生態史観』や『知的生産の技術』を熟読した一人である。前著の、西欧と日本を「第一地域」として括(くく)る押さえ方にはかすかな違和を覚えつつ、ともに知的な刺激に満ちた本だった。本書は、梅棹の仕事と生涯を追った評伝である。著者は、大学探検部や国立民族学博物館で梅棹に至近距離で接した「最後の弟子」。それ故でもあろう、梅棹の志向と思考に目線がよく届いている。 梅棹の最後の著は『山をたのしむ』。少年期、京都の北山に親しんだ。「登山が生涯の原点」と記す。「学術探検」を掲げ、ポンペイ島へ、大興安嶺へ、モンゴルの草原へとフィールドを広げていく。細密画を見るようなスケッチが印象的だ。生来「歩き、見て、考
アイヌ民族遺骨 数百体分が混在 北大、ずさん管理認める (03/29 07:05) 北大は28日、医学部がかつて研究目的で収集したアイヌ民族の遺骨について実態を調べた報告書を公表した。それによると、新たに85体分の遺骨が見つかり、収蔵数は計1014体と判明した。ただ、分類し切れずに散在する四肢骨なども数百体分に上り、北大は遺骨の管理がずさんだったことをあらためて認め、同日、北海道アイヌ協会に報告した。 報告書によると、アイヌ民族の遺骨は1931年(昭和6年)~72年、当時の医学部教授らが、道内各地のアイヌ墓地から発掘、収集した。現在は大学の納骨堂に安置されているが、頭骨と四肢骨がばらばらに保管されるなど未整理の状態だったため、2010年から調査に着手した。<北海道新聞3月29日朝刊掲載> 前の記事 次の記事
ダイアモンド『銃、病原菌、鉄』2005年版追加章 ジャレド・ダイアモンド著、山形浩生訳 目次 日本人とは何者だろう? 2003年版エピローグ 訳者コメント 概要 日本人の起原については、議論がわかれる。遺伝的な証拠と言語学的な証拠が一致しないのが大きな難点だし、また縄文の狩猟採集社会がちょっと特殊で、やたらに長く続いたことも理由。だが、その展開もおそらく『銃、病原菌、鉄』の環境要因重視でかなり説明ができそうだ。日本人の特殊性は、日本があまりに地理・気候的に恵まれすぎていたこと。定住した狩猟採集社会でかなりの豊かさを実現できてしまい、初期のヘナチョコ農業などとても太刀打ちできなかった。それが BC400 あたり、中国や朝鮮半島で農業が本格的な優位性を獲得した時点で、朝鮮半島から人が稲作などの技術とともに渡来した。その人々やその子孫が縄文人(後のアイヌ)を駆逐して弥生文化をつくり、古墳文化へと
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