ポイント 大脳前頭前野の2つの部位の連携が、喫煙欲求を形成する 喫煙可能性の状況判断は背外側前頭前野が、喫煙欲求そのものは眼窩前頭皮質が形成 2つの部位の連携強化が薬物依存症に関わる可能性があり、新治療法の開発に期待 要旨 理化学研究所(野依良治理事長)は、タバコを吸いたいという欲求(喫煙欲求)が大脳の前頭前野[1]腹内側部(眼窩(がんか)前頭皮質)の活動により形成されており、さらに前頭前野の背外側面(背外側前頭前野)が喫煙に関わる状況に応じて喫煙欲求を促進していることを、機能的MRI法(fMRI)[2]および経頭蓋磁気刺激法(TMS)[3]の2つの先端技術を組み合わせた手法で明らかにしました。これは、理研分子イメージング科学研究センター(渡辺恭良センター長)分子プローブ機能評価研究チーム(尾上浩隆チームリーダー)林拓也副チームリーダーと、カナダ マギル大学モントリオール神経研究所のアラン
はてなダイアリーが10周年を迎えるのだという。 10年……。もちろん、祝福したい気持ちはあるのだけど、どちらかと言えば、ゾッとしたというのが正直な感想である。 10年間もブログを書き続けるということに、言いようのない恐ろしさを感じてしまうのだ。 「ホットエントリーが、そんなにもうれしかったのかね?」 「そんなにも言葉を書き連ねて、いったい誰に何を伝えたかったというのかね?」 「十年ブログを続けても、まだ書くことが残っているのかね?」 内なる声が、ムスカ大佐の口調で僕を問いつめてくる。 不毛な論争にうつつを抜かしている間に、僕らはあっという間に年をとっていく。 実際、ブログを十年もつづけることは誰にとっても危険なことだ。 更新すればするほどに、ブロガーの文章は悲しみを帯びてゆく。 栄華を極めたようなアルファブロガーであっても、その例外ではない。だって、そうだよ。長い間ブログを書いていれば、楽
インターネットは、ノイズに溢れている。 情報を収集したり情緒的なニーズを充たしたりするにあたって、インターネットには邪魔な表示・集中力を妨げてしまう表示が少なくない。例えば、2ちゃんねるのまとめサイト系にありがちな、チカチカと明滅する大量の広告バナーなどは、あたかも集中力を奪うためのトラップのようである。大量の広告を貼り付けているサイトは、注意力というコストを視聴者に強制的に支払わせ、それを換金していると言っても差し支えないかもしれない。SNSにおいてもノイズの問題は無視できない。自分自身にとって有意味な情報も情緒的メリットももたらさないような、そんな書き込みを連投する人を視界内に入れるほど、そのユーザーの情報/情緒の収集密度は低下する。限られた時間と精神力だけをSNSに割り当てたい人にとって、単位時間あたりの情報密度/情緒密度の低下は軽視してよいものではないだろう。 このため、インター
去年は『ジュエルペット てぃんくる☆』という素晴らしいアニメとの出会いもあり、少女向けの魔法少女(変身ヒロイン)アニメや、児童向けのファンタジーについて沢山調べていた年でした。 宣伝になりますが、同人誌の『アニメルカ Vol.4』や『ユリイカ』誌上などで、変身ヒロインアニメについてジックリ語る機会もいただいたのも去年の話です。 アニメルカ公式ブログ 『アニメルカ vol.4』(特集:岡田麿里とアニメの物語論) 目次 ユリイカ2011年11月臨時増刊号 総特集=魔法少女まどか☆マギカ 魔法少女に花束を 悠木 碧 斎藤 千和 虚淵 玄 田中 ロミオ 青土社 2011-10-20 売り上げランキング : 6993Amazonで詳しく見る by G-Tools その際、人に薦められて全話視聴したのが『プリンセスチュチュ』というアニメです。 2002年の佐藤順一監督作品で、現在はDVDが生産停止
⇒「死ね!」と言われて自殺を図る子にコメント承認制は効果がない そこがポイントじゃないんだってば。 それと。 「死ね!」コメントはもちろんイケナイ物だと思うし、排除されるべきと思うのだけど、罵倒も含めてネガティブ言及をコントロールするのは難しく、その対策をサービスに要求してもすぐに叶えられるものとは思えないので、耐性を備えることができない人は「コメントを受け付けない」「アクセス解析を見ない」のが手っ取り早いのではないか、と思います。 あのね。 「「死ね!」コメントはもちろんイケナイ物だと思うし、排除されるべきと思う」に寄与できる部分があるとしたら、それはなんなの? とブロガーとして考えたということ。 あまり言いたくないけど、というかまた上から目線とかいわれたり頓珍漢な誹謗中傷受けるからやなんだけど、数千PVもあるようなブログのエントリに、「死ね」とか、知らない人の個人メールアドレスものがコ
それは繋がり。 実名・匿名論争は定期的に起こるが、たいてい発端は決まっている。ある実名ユーザが匿名ユーザに何か言われたが言い返せない。みんな実名にしろ!みたいな感じ。それに対するリターンも大差なく、実名にはリスクがある!愛着あるハンドルネームと名無しさんは違う!例え、HNでも戸籍でなければ匿名だ!戸籍だって変更できる!なんて感じで。それなりに年々パワーアップはしてますが、結局は繋がりにたどり着くと思ってます。 実名でやっていることの最大のメリットは、今まで自分のやってきたことがすべて繋がることでしょう。自分、過去の自分、今属している組織、過去に属してきた組織。そこからひょんな出会いがあったり、仕事に繋がったり。実名でなければ、過去と今を繋げることができないですからね。 匿名でやっていることの最大のメリットは、匿名でやっていることを実名の自分との繋がりを切り離すことができることでしょう。別に
巨大化したmixiは本当に使えないのか。FPN-ニュースコミュニティ- 何ゆえmixiから逃亡するのかという記事では、巨大化しすぎたmixiがソーシャル・ネットワーキング(SNS)としての特性を失いつつあるという指摘がなされている。しかし、これに疑問を感じた。特に、mixiの問題点として挙げられているものが、いずれも実感に合わない。どうやら、使い方を間違っているのではないかと思う。 プライバシーのコントロールとサービスの使い分けという点から、mixiの有効な使い方について思うところを書いてみる。 ■mixi、はてな、メインブログ まずは自分の使用状況について記しておこう。 まず、このメインブログ(絵文録ことのは)ならびに他の企画型ブログは、表の顔にあたる。したがって、更新頻度は落ちるが、それなりにまとまった記事を考えて公開することになる。これはよそ行きの格好だ。 次に、インフォーマルとして
週刊ダイヤモンドの記事「続・憂国放談」で、浅田彰×田中康夫の対談のゲストに宮台真司が来たときのこと。http://dw.diamond.ne.jp/yukoku_hodan/200512/ ぼーっと見てたら、浅田彰のフーコーの権力論(と統治論)の明快な整理があったので、ちょっと長いけれど引用。 (…)ギデンズやベックは第二の近代として再帰的近代ということを言っている。それに対して、ポストモダン思想などと言われる側では、ミシェル・フーコーが考え、ジル・ドゥルーズが延長した図式、ソヴリンティからディシプリンを経てコントロールへという図式があるんですね(フーコー自身は、早すぎた晩年の講義録などを見ると、ソヴリンティ/ディシプリン/セキュリティという三幅対で、ただし歴史段階論的にではなく考えていたようですが)。ソヴリンティ(主権)とは、要するに君主権ということで、神とか王とか父とかいうような超越的
男性のセックスがつまらないと言われてしまう理由はいくつかあると思うのだが、とりわけ「感じさせること」にこだわる男のセックスはつまらない場合が多いように思う。テクニックのことを言っているのではない。テクニックは磨けば上達する。身も心も溶け合うようなセックスをして満足できるような男が少ないということだ。「感じさせること」にこだわっていては解け合うようなセックスにはならないということなのだ。 多くの男はセックスで自分が感じることよりも女を感じさせることにこだわる。そのことが男としての存在価値の問題であるとさえ思っている人もいるだろう。自分はこだわっていないと思う人もいるが、相手も同じように思っているとは限らない。実際はほとんどの男性が「感じさせること」にこだわっている。そしてそのことに気づいていない人が多い。 「感じさせること」にこだわる男は、自分が身も心も溶けて満足するのではない。 女があられ
ネットネイティブを中心に、ネットがリアルを大きく包み込んでいる社会となったいま、人と人との「つながり方」はどうなっていくのだろうか。前回に続きネット利用が変えたリアル世界の変化について小川克彦先生に伺った。 都合のいい友達、都合のいい彼氏彼女、都合のいい場所 「つながり方」といった場合には、“疎遠になる”と“やりとりが頻繁になる”の両方のバランスを考えないといけない。ネットではみんなその距離感を上手く使っているのでコントロールがしやすい。会いたいなら会えるし、会いたくないなら会わなくていい。自分でつながり方をコントロールできるという意識を持つようになったことはひとつの大きな変化だろう。 そしてそれは、リアルな場でのふるまいにも大きく影響を与えつつあるようにも見える。「コントロールできないものは嫌い」という感覚。例えば、おしゃべりするには個室のある飲み屋に行きたい、周りがうるさいのは嫌だとい
はてなアイデアに書いたほうがいいかなと最初思ったものの、一行で書けるネタではないので、日記に書く。 ※と思ったけど、ポータル機能にしぼって、はてなアイデアに書いてみた。はてなアイデア -はてなの機能をまとめて使え、個別にカスタマイズできるポータルページが欲しい。 http://i.hatena.ne.jp/idea/2046 先日、はてなの機能が増えて、各機能間の行き来がしづらくなったという話が出た。まず、最初にどのサービスにいけばいいのかよくわからないのだ。その辺の不便さを解消するために、自分のはてなダイアリーに注目URLやらアンテナやら様々なモジュールを組み込んでいる人も多い。いわゆる自分用ポータルだ。でも、別にこれはダイアリーじゃないといけないという訳ではない。というか、ダイアリーに組み込んでも使い勝手が良い訳ではないし、ダイアリーの読み手にとってはあまり必要でない機能になってし
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