アマゾンが新たに開発したAI作業ロボット。商品を吸着して仕分けることができる=2025年10月22日、カリフォルニア州サンタクララ、奈良部健撮影 米アマゾンは22日、人工知能(AI)を搭載した新型ロボットを物流施設に導入すると発表した。AIの判断で荷物を仕分けて運ぶ。人間がやっていた作業を効率化するが、多くの雇用を奪うのではないかという疑念は高まっている。 【写真】アマゾンの巨大倉庫…人が商品を運ぶ姿が目立つ シリコンバレーにあるアマゾンの倉庫で開かれた最新技術の発表会。1日に平均約9万個の商品を仕分ける巨大倉庫で発表された目玉は、AIが自律的に制御するロボットだった。 新型AIロボット「ブルージェイ」は、商品を箱から出し入れしたり、複数の箱に分散している商品を一つにまとめたりする。これまで3種類のロボットを使っていた仕分け作業を1台で担わせることができる。現在はサウスカロライナ州の拠点で

ソニーグループ(以下、ソニー)は、ロボットの開発を通じて培ったコア技術の外部提供を進めている。重さや形状などの情報なしでさまざまなモノを把持できる触覚センサー、摩擦や慣性の影響を打ち消してシミュレーション通りの動作を再現するアクチュエーターなどがその例だ。ソニーはこれらの技術を「TECHNO-FRONTIER 2025」(2025年7月23~25日、東京ビッグサイト)でも紹介した。 ソニーはもともと、人手不足の解消につながるような実用的なロボットの提供を目指して研究開発を行ってきた。しかし「いきなりロボットそのものを買ってもらうことは難しい」(開発担当者)という判断から、ロボットに用いるセンサーやアクチュエーター、ソフトウェアなどのコア技術を社外に提供する体制を整えたという。 製造業や医療/福祉などの現場で人間の労働をロボットが代替するにあたって課題となるのは、現場の状況や必要な技術がそれ

中国政府が人型ロボットの開発に力を入れる中、北京で人型ロボットによるスポーツの大会が始まり、ロボットがサッカーで技術を競うなどして会場を沸かせました。 このスポーツ大会は人型ロボットの開発を加速させようと北京市政府などが開いたもので、14日夜、北京市内の競技場で開かれた開会式では日本も含む16の国の企業や学生が開発したロボットが次々と入場しました。 そして北京の企業が開発した人型ロボットが選手宣誓を行い、「人類の志を受け継いで科学技術の力を発揮し、知恵をもって未来に向かい競います」と述べました。 このあと人型ロボットによる競技が披露され、このうちサッカーでは何度シュートしてもゴールに入らなかったり、ロボットどうしが衝突して倒れ、コートから引きずり出されたりと観客らの笑いを誘う場面もありました。 大会には500体を超えるロボットが参加するということで、15日から競技が本格的に行われ、陸上競技

アメリカのベンチャー企業が開発した2本の腕を備えたロボット。 乾燥機の扉を開いて洗濯物を取り出し、机の上に運ぶ。そして、ズボンやTシャツなど服の種類に応じて器用にたたんでいる。 さらにボウルに入った卵を割れないようにそっとつかみ、パックに詰めていく。 いずれも私たち人間には難しくない作業だが、従来のロボットでは実現が難しいとされていた動きだ。 服をたたむ時のことを想像してほしい。布の形状がどのように変化するかは完全には予測できないため、その都度、臨機応変な対応が必要になる。 また卵を割らずにつかむには、指先の微妙な力加減が必要になる。これらを人間がプログラミングしたロボットで実現するのは極めて困難だった。 その壁がいま、乗り越えられようとしている。 なぜなら生成AIの元となっている「ディープラーニング」と呼ばれる技術が、ロボット開発の発想を根本から転換させたからだ。 従来のロボット開発は、

19日、北京で開かれたハーフマラソン大会は地元政府などの主催で行われ、人間とともに中国の企業や大学が開発したおよそ20体の2足歩行の人型ロボットが出場しました。 安全のためロボットの走るレーンは一般ランナーとは分けて用意され、日本時間の午前8時半、ロボットたちは1分ごとに間隔をあけて伴走者とともにスタートしました。 ロボットは車輪を使わず2足歩行ができ、遠隔による操作か自律走行ができることが出場の条件です。 制限時間は3時間半以内で本体やバッテリーを交換することはできますが、そのたびに10分のペナルティーが科されます。 チームによって実力はさまざまで、人間のようにスムーズに走るロボットもいれば、ふらつきながら前進したりスタート直後に倒れてしまったりするロボットもありました。 沿道で観戦した人たちは「未来の発展が楽しみだ」とか、「ロボットは人間の作業を代替できるので高齢化が進む中で生活支援に

ふーちゃん @Fuga_Yamashita @shinichi_8o2 こういうの付いてるんや!? カメラの映像から店内の3Dマップを作って 学習したマップと風景を照らし合わせながら位置を把握してると思ってた 2025-04-13 21:16:23

【シリコンバレー=中藤玲】ロボット掃除機「ルンバ」で知られる米アイロボットの業績低迷が続いている。同社は12日、事業を続けることが難しいと表明した。中国勢の成長が背景にある。米アマゾン・ドット・コムへの売却に活路を求めたが認められず、回復の道筋がついていない。アイロボットが12日に発表した2024年10〜12月期決算資料の中で、「追加情報」として「少なくとも12カ月間、事業を継続できるかどうか

Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? 「ガ〇トのネコ型配膳ロボットかわいいよね!研究で使いたい!」と思って値段を見たら〇〇〇万円...。本物は予算オーバーなのでそれっぽいものをお手軽に自作できないかと考えてみました。 お掃除ロボットで有名なiRobot社の教育用ロボット「Create3」をベースに、RGBDカメラと制御用のPCを載せる構成にします。パーツはAmazonで購入 or プリントすることにしました(研究室の3Dプリンターを使えばタダなので)。 3段のボディの部分に荷物を入れる想定です。Create3の耐荷重は9kgらしいので、ボディやPCの重量を引いて6kgくらい

STEMやコーディング教育向けの四足歩行ロボットのメーカー米Petoiは、音声コマンドで操作でき、プログラミングが可能なロボット犬「Bittle X」を販売している。価格は279ドル(約4万4000円)となっている。同社は2024年10月、ChatGPTと統合することで、より自然に会話をしてコミュニケーションを取る方法を公式サイトで紹介した。 Bittle XをChatGPTと統合するこのプロジェクトは、トルコのデータサイエンティストでロボット工学者のÖmer Çolakoğlu氏によるものだ。Bittle XはChatGPTとの統合により、より高度な会話が可能になり、賢くなっただけでなく、人間の指示や命令をより正確に理解できるようになった。ChatGPTと統合するための方法はすべて公開されている。 Bittle Xは、手頃な価格でリアルな動きをする手のひらサイズのロボット犬で、ST

疾走するディストピア。ボール型警備ロボは未来の警察官?2024.12.20 07:0054,630 岡本玄介SF映画で見たような? ロボット開発が盛んなこの時代、メカの形状や機能も多種多様です。人型や鳥型などいろいろですが、中国杭州の「Rotunbot」はまん丸の球体型。 水陸両用で探索も、防犯用のパトロールや犯人追跡もできる多目的ロボなんです。 球体は意外と万能ボールのようでも重心があるので転がるのはタイヤ部分だけ。ノイズは低めで地面とは点で接地しているので、移動時の騒音も静かです。 どんな地形でも遠隔操作/自動運転で、時速30kmに達するまでたったの2.5秒と爆速。長距離移動も問題ありません。 The Chinese company #LogonTechnology has recently presented the RT-G spherical police robot, de

『超時空要塞マクロス』『聖戦士ダンバイン』といった1980年代のテレビシリーズから、2024年に公開され大ヒットした映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』まで、さまざまなロボットアニメ作品に携わりつづけてきた宮武一貴さん。日本のメカニックデザインにおける先駆者といえる存在です。 御年75歳の宮武さんは、なぜ長きにわたって“未来のロボット”を描いていられるのか。 そのような唯一無二の存在になったのは、どんな子ども時代を送ってきたからなのか。 メカニックデザイナーの仕事論と人生論を伺いました。 宮武一貴(みやたけ・かづたか)さん メカニックデザイナー・イラストレーター・コンセプトデザイナー 1949年生まれ、神奈川県横須賀市出身、在住。本名は渡邊一貴。 東京農工大学大学院在学中にデザイン会社を設立(のちに「スタジオぬえ」へ移行)。 創設メンバーのひとりとして活動し、『超時空要塞マクロ
楽天は11月6日、ロボットによる配送サービスを東京都晴海周辺で開始した。遠隔操作とAIを活用した自動走行機能などを組み合わせ、人が同行することなくロボットのみで配送ができるという。実際に晴海の道路を走行するデモでは、横断歩道での一時停止や通行人との衝突回避を披露した。 ロボットの最高時速は5.4km。サイズは45.5(幅)×71(奥行き)×120(高さ)cmで、約24Lの積載容量を持つ。暗証番号によって積載部を開閉することで、安全に商品を運べる他、保温機能と保冷ボックスを内蔵することで、温かい食品から冷凍商品まで配送できる。 ロボットは、米Google出身メンバーを中心に設立されたスタートアップ・米Cartkenが開発し、三菱電機グループが国内の安全基準などを満たすために改修している。前後左右に高解像度カメラを4台、距離測定カメラを3台搭載。これにより、ロボットの周辺状況を確認して遠隔操作

2:特徴 ・人機一体独自のロボット工学技術により、直感的な操作が可能 ・塗装や伐採など多様な作業に特化したツールの装備が可能 ・遠隔操作で重量物(最大40kg)の把持、高所作業(12m)が可能 ・VR ゴーグルを通してロボット目線での作業が可能 3:対象作業 当面は架線支持物の塗装、支障樹木伐採に使用。 (今後もJR 西日本にてツールの開発を継続し、対象作業を拡充される予定) 導入効果 1:生産性の向上: 高所作業の省人化を実現 2:安全性の向上: 高所作業の労働災害(墜落・感電)リスクを低減 3:多様な人材の就業環境の創出 : 性別や年齢によらず現場の高所作業に従事可能 開発の背景にある社会的課題 国土交通省が2021年10月に纏めた「最近の建設業を巡る状況について」の報告資料によると、インフラメンテナンスを含む建設業の就業者数は1997年の685万人をピークとして減少傾向にある。また

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