書店には実名を記した題名の本が並んだ=7日、東京都千代田区 山口県光市の母子殺害事件で死刑判決を受けた元少年=上告中=の実名を掲載したルポルタージュ(出版・インシデンツ)が7日、一部の大型書店で販売された。少年法は、本人の実名などを出版物で明かすことを禁じているが、本には、通った学校名や中学卒業時の顔写真なども掲載されている。 「名前や顔が出ないことでモンスターのようなイメージがふくらみ、それが死刑を望む世論を形成している」。著者の増田美智子氏(28)は、実名にした理由を、本の中でそう記している。 インターネット新聞を退職後、事件についての雑誌記事を読み、元少年に手紙を書いたことがきっかけとなった。取材を続けたのは「(元少年を)殺して何になる」という問いへの答えが欲しかったからだと書いている。 ただ、そうした思いとは別に、本は、元少年や関係者との会話や手紙のやりとりを、延々と引用し

山口県光市で母子が殺害された事件をめぐり、当時18歳だった被告の元少年(28)=死刑判決を受けて上告中=を実名で表記したルポルタージュ本が近く出版されることになり、元少年の弁護団のうち6人が出版の差し止めを求める仮処分を5日に広島地裁に申請した。弁護団の1人は「元少年は実名掲載を了解していないと言っている。実名の出版物への掲載を禁じた少年法の趣旨に反し、出版は許されない」と話している。 本は東京都日野市の「インシデンツ」が出版し、著者は一橋大学職員の増田美智子さん。インシデンツのホームページなどによると、元少年と接見を重ね、周辺の関係者を取材した結果を盛り込み、早ければ7日にも店頭に並ぶという。タイトルや本文で元少年の実名が明かされている。 本は240ページ。ホームページは「被告と同い年の著者が1年以上も面会と文通」「被告の両親や兄弟、友人、恩師、弁護士ら総勢100人以上を取材」などと

メーカーが販売を自粛したパソコンゲーム「レイプレイ」。ゲーム開始時には「犯罪にあたる行為を絶対に真似しないでください」などの注意書きが表示される 18歳以上を対象とした日本製のとあるパソコンゲームソフトが、国際人権団体から集中砲火を浴びた。ソフトの名前は「レイプレイ」。女性3人に調教などをしていくストーリーだ。人権団体は「性暴力を助長する」とメーカーだけでなく日本政府へも抗議文を送るよう呼びかけた。作品は国内で販売するための審査を通っていたが、こうした“外圧”が国内にも広がり、メーカーは販売を中止した。業界の自主規制につながるほどの騒動を起こした「レイプレイ」の中身とは…。痴漢チクッた女性らを徹底的に… ソフトの筋書きはこうだ。主人公にあたる男はある日、電車内で痴漢していたところを、たまたま近くにいた女性に見つかり、駅長室へ突き出される。この時は不問に付されたが、恨みに思った男が女性の家族

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