この古い増田に関して解説を加えたいと思う。 ■肛門コンプレッサーまとめ https://anond.hatelabo.jp/20201105214157 なぜ肛門に圧搾空気を入れると人は死ぬのか?直腸が破れるからである。すると出血する。 しかし一番の問題はここからで、便が腹腔内に散らばるのである。こうなると便に含まれる様々な細菌が複合的な感染症を惹き起こし腹膜炎を発症する。 これをうんぺりという医者もいるらしい。腹膜炎はペリトナイティス、うんこによるペリトナイティスだからうんぺり。お医者さん…。 速攻で洗浄しないといけないから開腹手術が必要だ。腹膜はどんどん吸収して血管に流してしまうのであっという間に全身症状になり死んでしまう。 だからエアコンプレッサ浣腸なんてアフォな事をやった場合、死亡率は4割ぐらいになる。手術が成功してこの数字。 ウエットスーツ非着用での橋からのダイブでは高圧洗浄機カ

2015年4月 距離計連動式カメラについて調べていると、よく「アルバダ式ファインダ」「採光式ブライトフレーム」「実像式距離計」などの用語が現れる。しかしそれらについてまとめて解説しているページがあまりないため、手持ちのスライドをカメラ技術向けに加筆修正し、まとめておくことにした。 倍率を作り出す光学系の形式 まずは裸眼(肉眼)から始めよう。我々の目にもカメラと同じようにレンズがある。まずは、レンズと画角の関係についておさらいしよう。被写体の見かけの大きさは焦点距離によって決まる。その焦点距離は、大雑把にいえば、上の図で◯から◯までの横方向の距離、f1で決まる。ファインダの倍率とは、この眼球とファインダの光学系を組み合わせた全体が作るレンズ系の焦点距離と、裸眼(水晶体単独)の焦点距離の比率のことである。 まず、この肉眼だけで(レンズを使わずに)ファインダを作る場合について考えよう。一番簡単な

ぶどうをレンジでチンするとこの世の終わりのようなプラズマが発火する理由がやっと判明2019.02.26 17:00382,997 Ryan F. Mandelbaum - Gizmodo US [原文] ( satomi ) 偶然の一致。 電子レンジに絶対入れてはいけないものと言えば、たまごとぶどう。たまごは爆発しますし、ぶどうはテスラコイルみたいな厳かな光を発し、「こ、これは…」と呆然としているとボッと燃えたりします。畑のぶどうなのに。 この奇妙な現象にまじめに取り組む論文が月曜、カナダから高名な科学誌に発表され、たいへん注目を呼んでいます。序文にはこうあり… ぶどうの球体2個を電子レンジにかけるとプラズマが発光する現象は今や全人類の知るところとなっている。 これで終わりにしてやるぜ、という本気度がうかがえます。さっそく研究班に取材してみたら、モントリオールのコンコルディア大学のPabl

「西から昇ったおひさま」が見たい!! 青森県弘前市の弘前大学教育学部付属中学校3年の工藤優耀(ゆうよう)君(15)がそんな研究テーマに取り組み、一般財団法人理数教育研究所(事務局・大阪市)が主催する「算数・数学の自由研究作品コンクール」中学校の部の最優秀賞に輝いた。常識を覆す発想は、ある人気アニメの主題歌がヒントになった。 研究のきっかけは昨年7月、数学の授業で先生からコンクールへの挑戦を促されたことだった。夏休みに入ってテーマをあれこれ思案するうち、●(歌記号=いおり点=)西から昇ったおひさまが東へ沈む――という赤塚不二夫原作のアニメ「天才バカボン」の主題歌の一節が頭に浮かび、「『西から昇る太陽』を証明できたら常識を覆す面白い研究になる」と考えた。 まず三平方の定理を使った計算で、高い所ほど地平線までの距離が長くなることを証明。西の地平線に太陽が沈んだ直後に素早く高所に行けば再び太陽が地

日常的に繰り返し強い音にさらされることで音響外傷を受け続け、内耳がダメージを受けることで「騒音性難聴」に陥る可能性があります。イヤホンやヘッドホンを通して爆音を音楽を聞き続けることで騒音性難聴になる危険性がありますが、惑星科学者であるPhil Metzger氏は「トイレのタンクのふたを落とした音」を原因として騒音性難聴になったことを明かしており、周波数や音の大きさを計算することで何が起こったのかを究明しています。 Thread by @DrPhiltill: "1. Wanna hear a weird but true story? (I have a few minutes to type, so heregoes). I almost lost my hearing from the lid on thetank of a t […]" https://threadreadera

電子情報通信学会の横須賀高のブースには2人の説明を聞きに多くの業界関係者が訪れた=東京都足立区で3月20日、堀和彦撮影 神奈川県立横須賀高校の2年生2人が携帯電話など無線通信の新技術を発明し、東京都足立区で開かれた電子情報通信学会で研究結果を発表した。現役高校生の同学会での発表は初めての快挙。新技術が実用化されれば通信速度が飛躍的に向上するといい、2人を指導してきた横須賀テレコムリサーチパークの太田現一郎・工学博士は「画期的な発見だ。2人はどんな数式にも動じず逃げなかった」と新発見に目を細める。 論文タイトルは「第6世代移動通信に向けた変調方式の研究」で、同校の瀧川マリアさんと原佳祐さんがまとめた。現在の高速データ通信技術「MIMO方式」は、複数のアンテナから同じ周波数で送信した電波が障害物で乱反射し、波形がゆがんだ状態で受信される。しかし、2人はあらかじめ周波数や振幅を変化させ「模様」を

World renowned physicist Stephen Hawking has died at the age of 76. He died peacefully at his home in Cambridge in theearly hours of Wednesday, his family said. The British scientist was famed for his work withblack holes and relativity, and wrote several popular science books including A Brief History of Time.

微視的な物理法則が時間に関して対称であるにもかかわらず、現実の世界では時間がなぜ一方向にしか流れないのかは、物理学者にとって非常に興味深い課題の一つだ。ブラジルの大学の研究チームは、量子もつれを利用することで「時間の矢」を反転させ、冷たい原子核から熱い原子核へ熱が自然に移ることを実験で観測した。 byEmergingTechnology from the arXiv2018.01.10 303 183 8 1 物理学における興味深い挑戦の1つは、時間の性質を理解することだ。微視的なレベルでは物理法則は時間に関して対称であり、時間が進んでも後戻りしても同様に機能する。しかし、巨視的なレベルでは、すべてのプロセスには優先的な方向がある。偉大な物理学者であるアーサー・エディントン(Arthur Eddington)は、これを「時間の矢」と呼んだ。 時間の矢がある一方向を向いていて他の方向を向

かつて、といってもニュートン力学が世界を記述する唯一の科学的なシステムであったほんの200年ほど前まで、時間は常に一定に流れるものだと考えられていました。しかしかのアインシュタインが相対性理論を導いたことで、時間は伸び縮みするあやふやで誰の上にも平等に流れるものではないということが明かされ、未来へ行くことが理論的に可能なこととなりました。しかし、いくら時間があやふやなものだとしても過去だけは確固として変わることなくその姿を一定に保ち続けていました。 というのも当たり前の話です。物事には原因と結果があり、それは時間軸に沿って順に与えられるものです。もし過去に行くことが可能であれば現在が原因となり過去が結果となり過去は未来になり現在は過去になり、時間、あるいは因果という概念が一気に崩壊してしまいます。 しかし、量子力学的に見ればそれは可能なこと、むしろ既に起きていることなのかもしれません。現在

東京大学らの研究グループは、反強磁性体マンガン合金で、自発的な巨大熱起電力効果が現れることを発見した。素子構造が比較的単純で、集積化により高出力を実現することも可能となる。 既存の磁性体に比べ、磁化当たり100倍の熱起電力 東京大学物性研究所の冨田崇弘特任研究員とムハンマド・イクラス大学院生、中辻知教授らの研究グループは2017年7月、理化学研究所創発物性科学研究センターの計算物質科学研究チームと協力し、反強磁性体マンガン合金(Mn3Sn)で、自発的な巨大熱起電力効果が現れることを発見した。効率の高い熱電変換材料として期待される。 現行の熱発電素子には非磁性体の半導体が一般的に用いられている。ところが、この材料だと製造工程が複雑となり、製造コストに課題があった。そこで研究グループは今回、熱電変換材料に金属磁性体を用いた。磁性体を用いると、温度差以外でも磁化に比例した熱起電力が生じる。ところ

星から学んだ腑に落ちる感動同じ趣味を持つ方、実は結構いると思うのですが、私は昔から星空を眺めるのが好きでした。少年時代など、安心感とも浮遊感とも違うなんとも不思議な感覚を楽しみながら、飽きもせず星空を眺めていたものです。 今の私が物理学者などという謎の立場にいるのもそんな趣味と無関係ではない気がします。 そんな少年時代のある日、例によって星空を眺めていた時のことです。ふと視点を移すと、さっきまで枝の先にあった星がいつの間にやら枝の影に隠れているのに気付きました。 星が動いたのです。 知識としては知っていたことですが、「これが星が動くということか~!」と非常に興奮したのを今でも憶えています。腑に落ちる感動を学んだ瞬間だったのかも知れません。 星たちの動きは面白いものです。太陽は24時間で空を1周しますが、星座を作る星の周期は24時間よりもほんの少しだけずれていて、そのずれは365日で元に戻り

物理学:短期記憶のクールな技術 2017年2月2日 Nature 542, 7639 情報を記録し記憶するため磁性材料を使うのは成熟した技術であるが、スイッチング過程をさらに加速するとともに、スイッチング中に生じる有害な発熱をさらに減少させる方法の探究が今もなお続けられている。今回A Stupakiewiczたちは、この目標を実現する可能性のある方法について報告している。彼らは、強磁性ガーネットの磁気特性に関与するドーパントイオンに伴う特定の電子遷移に注意深く調整したレーザーパルスを使って、強磁性ガーネット膜を光励起し、この光励起を使って、光駆動磁気転移に通常伴うレーザー誘起発熱を生じさせずに、超高速(20ピコ秒未満)で磁気情報を書き込めることを示している。

「存在とは何か?」という問題は、本来実に根が深い。 例えば、相対論的量子場の真空状態|0〉を考えよう。 普通の慣性系での量子化では、真空は粒子数が零の状態だ。 またエネルギー密度の期待値もどこでも零だ。 そして図1のように慣性運動している測定機Aで測っても、粒子は観測されない。 空っぽの「無」の状態そのもののように思える。 しかしFulling-Davies-Unruh効果、通称「ウンルー効果」という面白い現象が知られている。 図1のBのように真空中を一様加速度運動をしている測定機は、あたかもその加速度に比例する温度の熱浴の中にいるように振る舞うのだ。 またこの一定の加速度κで運動している測定機を記述するのに便利な図2のリンドラー座標系(τ,u,y,z)に移ると、この座標系での粒子数も零ではなくなり、多数の粒子が有限温度の分布をしているように見える。(cは光速度で、図1ではu=0の軌跡を測

最近、オランダのエリック・フェアリンデさんが提案したエントロピック重力理論が世間で注目を集めている。これはオランダの観測グループが銀河による弱い重力レンズの効果を使って彼の理論の検証を行い、データと整合したという論文を出したからだ。 フェアリンデさんは、長距離では重力の強さが変化して、みかけ上暗黒物質(ダークマター)があるように振る舞うという主張をしていたため、観測と矛盾しないという観測結果からダークマターは実は不要だったとか、エントロピック重力理論は正しかったとかと、断定的に受け止めた方も多いようだ。 しかしこの彼の"理論"は、完成した理論ではない。根拠の確立していない多数の仮説を沢山組み合わせて、観測と比べられる量を同定しているだけで、精密な定式化がなされているわけではないのだ。論理的にダークマターが存在しないことを示したものでもない。 論文では、量子もつれやエンタングルメントエントロ

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