M-1グランプリ創設の目的 島田紳助が『M-1グランプリ』を創設した目的については、色んな所で深く詳しく語っていますが、ここで一番重要なポイントだけを出すと、「漫才を復権しないといけない」というものでした。つまり98年とか99年の段階で、漫才というのは島田紳助が「復権させないといけない」と思うような所まで衰退していた。 もちろんこの時点で、吉本のなんばグランド花月には、数年前の新喜劇ブームの影響で、お客さんは沢山入っていましたし、漫才師だってその後のお笑いブームの初期を支える人たちは、既に沢山デビューしていました。だからここでの「漫才が衰退している」というのは、メディアの上の話と考えていいでしょう。テレビで漫才を披露する機会が無くなっている。それが故に新しい人が、漫才を目指さないことの危機感などが、『松紳』という番組で島田紳助と松本人志の二人が、「漫才を捨てた負い目」と共に、度々語る姿が

日経ビジネス1月30日号に掲載のテレビ・ウォーズ「大橋巨泉、“革命家”の嘆き」に連動したインタビューです。誌面とウェブを合わせてご覧ください。 ――最近のバラエティー番組を見て感想は? 大橋 僕なんかが今のテレビを見ると、何でこんな番組を作るんだろうなと思っちゃう。 ▼編集技術の進歩が番組をつまらなくした ――なぜ、つまらなくなってしまったのでしょうか。 大橋 1つの原因は、編集技術の大進歩です。僕がテレビにかかわり始めた1950年代後半から60年代は、編集というのはまず不可能だった。「11PM」も初期は毎晩すべて生放送でした。 69年から71年までやった「巨泉・前武 ゲバゲバ90分」は、VTRはあったけど、編集は簡単にはできなかった。どうしても編集したいと思ったら、台詞とかバックの音楽を頼りに、はさみを入れてテープでつなぐ名人芸が必要だったわけですよ。 ところが、80年代に入ると、モニタ
O'Reilly氏:2003年に最初のアイデアを話し始め、2004年からWeb 2.0カンファレンスを始めた。Web 2.0に関する記事を書いたのは2005年。でもWeb2.0という概念について考え始めたのは10年前くらいから。そのときは違う名前だったけどね。 1997年にオープンソースについて話したとき、みんなLinuxのことばかり話してたけど、オープンソースとインターネットの接続について考えないとね、と私は言った。 特に、IBMのPCの歴史から私が学んだことだけど、業界の変革の時期には物事の価値がある業界から違う業界へと移ってしまうことがある。このことは、Web 2.0って言葉が出る前に「Open Source Paradigm Shift」っていう論文を書いて説明したよ。 IBMPCの歴史をみると、1981年にオープンスタンダードのPCを発表し、業界を乗っ取った。何が変わったかとい

「ダメじゃん、俺」から始まったセルフ千本ノック。音楽に詳しくなりたいと思いながらオリコンのヒットチャートくらいしか知らなかった。 無料音楽配信サイトやインディーズ系のサイトを覗いて片っ端から試聴して、 いいと思うアーティストのライブに足を運びまくった。 自分の服装がいかにダサいかがわかった。ファッション誌を買い漁った。入ったことのないショップに勇気を出して入って 顔を真っ赤にしながらスタッフの人と話をしてコーディネートを教えてもらった。 金がないことがわかった。 今にも潰れそうな飲食店のバイトを辞めた。 未経験の自分を雇ってくれる会社はどこにもなくて派遣に落ち着いた。 派遣先はWeb制作会社。HTML、CSSの知識はあってサイトの運営もしたことがあるから なんとかなるだろうと思って決めた会社だった。 実践力がなにもないことがわかった。 メタタグもCSSでの3カラムレイアウトも知らなかっ

昨日、都内某所で、ちょっと講演をした。昔、世話になったことのある大先生に頼まれて断れきれなかったのだ。最近は、宇宙旅行とか火星や小惑星の命名権やらの土地の権利とかをネタにして、怪しげな事もあるらしいので警戒した。しかし、そう言ったものでは無く、心配は全くの杞憂であった。結果的には、色々な人に会えたし、面白かったので、講演して良かった。 このブログで事前に告知しなかったのは、会場になる会議室が満員になるくらい既に予約が入っていると言うことだったからだ。 で、会場に行くと、50人弱位の人が集まったのだが、普段の『客層』と全く違うので驚いた。普段は、専門の技術者や科学者が集まる学会やら、マニアの集まるSF 大会やロフトプラスワン、宇宙作家クラブのミーティングで喋っているのだが、この場合、聞いている人は、宇宙に関して、それなりに知識がある。 ところが、昨日は、全く宇宙とは関係の無い職業でマニアで

1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く