アナーキズムは、国家や権威の存在を望ましくない、必要でない、有害であると考え、その代わりに無政府として国家のない社会を推進する政治思想の1つである。その思想を持った人がアナーキストたちであるが、無政府社会は実現不可能なイデオロギー上のものだと考えられてきた。 さらにアナーキズムは歴史を通して起きてきたテロ行為の直接的な原因であるとみなされることもある。それでもその概念は未だに大きな影響力を持つ。事実、20世紀には共産主義のような無政府主義が新しい政治形態として注目され、資本主義に変わり理想的な社会を形作るシステムとして期待された。だが結局は大きな潮流となり、世界に広まることはなかった。ここでは実際に試された10の無政府主義社会を紹介しよう。 10. カタルーニャ この画像を大きなサイズで見る 1936年7月にスペインで起きたクーデターの結果、カタルーニャの無政府主義政党、全国労働者連合=イ

来年1月14日投開票の台湾総統選挙の立候補者たちによるテレビ討論会の様子は、ツイッター(Twitter)などを通じて中国国内のインターネットに流れ、転載に次ぐ転載で影響力を拡大している。「台湾の民主主義がうらやましい」「中国の指導者はぜひ見習ってほしい」などのコメントが寄せられている。(北京 矢板明夫) 中国では台湾政治や選挙に関する報道は厳しく管理されている。例えば、「台湾総統」という言葉は国家元首のニュアンスが含まれているため、台湾を国として認めない中国では「台湾地区の指導者」と表現する。台湾の国会にあたる立法院も同じ。立法権は国の権限であるため、一地域に過ぎない台湾にあってはならないとの発想から「台湾の民意代表機構」と表現する。 今回の総統選挙について、国営新華社通信など官製メディアは「台湾地区の指導者選挙で、現職の馬英九候補は92年コンセンサスの重要性を強調」と言った中国にとって都
リビアの最高指導者、カダフィ大佐の演説を翻訳してくれた Tamny_in_Africaさんのツイートと、その反応をまとめました。 数多くの方の反応がありましたが、我輩の独断と偏見でまとめさせていただきました…。 ご意見のある方は@kyuuitiにお願いいたします。 続きを読む


私のように皇室や王室、貴族の称号について多くを書いていると、当然のように尊皇家だと思う人が多く、実際、わりあい範囲が狭い「王室関係ブロガー」業界の人たちの多くは尊皇家であり、それがその業界から私が弾き飛ばされた理由である。 私は歴史的なトリビアとしてそういう話が好きではあるけれども、基本的に共和主義者なので、尊皇感情は希薄だからである。 今上の両陛下は心から尊敬している。しかしそれはおふたりのご人格ゆえであり、地位ゆえではない。同様の感情をたとえば昭和天皇とその皇后に対して抱くのは難しい。 今回の習近平特例会見事件で、理非を弁えぬ素朴な尊皇家が広範に存在することが明らかになった。 非常に危険な現象であると思う。 庶民がそれを持ったり、猶予としてそれを持つ分には構わないと思うが、指導者層までその虚構にはまるのは実に危険な現象だ。 明治維新を成し遂げた元勲たちのうち、誰が「尊皇感情」などを持っ
収録論文は以下サイトよりダウンロード可。 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaces/page3.htm 昨年秋のコルナイ来日に合わせて開催されたシンポジウムの内容に基づくもの。彼自身の寄稿論文も収録されているが、単なるコルナイ礼賛の特集ではない。読み応えのある論考が並んでいるが、特に盛田常夫氏による批判的検討は必読かと。 ※追記: hicksianさんによる世界金融危機と「ソフトの予算制約」に関するコルナイの発言のまとめもぜひ参照のこと。以下のような箇所が盛田氏の批判に直接関連していると思われるので、比較して読むと非常に意義深い。 自分は「モラルハザード原理主義者(“moral hazard fundamentalists”)」に反対するサマーズ(Larry Summers)と同様の立場を採る、と。つまりは、「どんなに大きな犠牲を払うことになったとしても政府は企業の救済な
【ソウル=箱田哲也】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は6日付で、先の日本の総選挙で惨敗した自民党について「時代錯誤の反動政治の当然の末路」などと酷評する記事を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。 記事は「麻生(首相)が遊説で口にしたのは、政権交代すれば混乱する、などと陰口ばかりで、腐敗政治に幻滅した民心を取り戻すことはできなかった」と自民党の敗因を分析。「総選挙結果はそのまま民心を失った自民党の総破綻(はたん)を宣告している」「特に注目されるのは自民支持者の3分の1が民主党側に寝返ったことだ」とも指摘した。 ラヂオプレスによると、北朝鮮メディアは総選挙の投開票日翌日の8月31日、異例の早さで「自民党大惨敗」などと報道したが、本格的な論評は今回が初めてという。

私がアイヌ問題を書き始めたのは、ある左派ブロガーのチベット問題に関する記述に疑問を感じたからである。その左派ブロガーはチベットは中国が入ってくる以前のチベットは神権政治が行なわれた抑圧国家であり、中国によるチベット支配はチベットに恩恵をもたらした、と書いていた。さらにあちらこちらのコメント欄でも同じ主張を繰り返していた。左派ブロガーとして名を知られた人なので、私としてはそれを左派の論理で批判する必要を感じ、アイヌ問題を論じ始めたのである。ただいささか陰謀論に堕したその議論は説得性を欠いており、結果として広まらなかったが、アイヌ問題に関する関心の強さを感じ、チベット問題を考える視座を提供するためにアイヌ問題を論じ続けた。もはやチベット問題とは関係がなくなったが、人権侵害に対する戦いは、どちらか一方に関われば、もう一方がおろそかになるのではなく、むしろ相乗効果をもたらすものだ。もちろん緊急性に
2007年12月08日00時21分 08年米大統領選で一足早くアメリカンドリームをつかんだ女性がいる。つい半年ほど前まで無名のモデルだったアンバー・リー・エッティンガーさん(26)。「オバマ・ガール」として、いまや全米のネットファンで知らぬ者はない。「オバマ・ガール」として知られるモデルのアンバー・リー・エッティンガーさん。撮影の直前になると、表情が引き締まる=ニューヨークで 今年6月、インターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」に流れた3分18秒間の映像「オバマに夢中」が人びとの度肝を抜いた。 ニューヨークの地下鉄で、セントラルパークの一角で、ホットパンツで踊る女性の映像とともにポップな音楽が流れる。アフリカ系(黒人)初の大統領をめざす民主党のオバマ上院議員への「賛歌」。オバマ氏とツーショットの合成映像も受けて400万回を超える視聴数を記録した。 陣営の宣伝ビデオと見まがいそう
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