独立行政法人「産業技術総合研究所」(産総研)は、Webブラウザ上で国内の地質図や地質情報を閲覧できるサイト「地質図Navi」を11月1日から試験公開しています。タブレット端末やスマートフォンのブラウザでも利用可能です。 ▽ 地質図Navi - 産総研 ▽ http://www.aist.go.jp/aist_j/new_research/nr20121206/nr20121206.html 「地質図Navi」では、産総研が整備してきた多くの地質図を表示できます。全国の地質分類を統一・編集した20万分の1の「日本シームレス地質図」、国内の地質の基本となる「5万分の1地質図幅」、海洋地質図や鉱物資源図などもそろっています。また、活断層や第四紀火山などの情報や、外部機関が配信している自然放射線量、農業環境などさまざまなデータを合わせて表示することも可能です。 関東甲信越の鉱物資源図を表示した状態

ミュー粒子で撮影された硫黄岳内部の写真。火口の深さ約150メートルの領域付近にマグマがたまっている。赤いほど密度が高く、青いほど密度が低い=東京大地震研究所提供 超新星の爆発などで生じた宇宙線ミュー粒子を使い、火山内部のマグマやガスの様子を撮影することに、東京大地震研究所の田中宏幸特任助教(高エネルギー地球科学)の研究チームが成功した。火山版レントゲン写真といえ、火山の中を直接観測する世界初の技術という。研究チームは「ミューオグラフィー」と名付け、噴火のメカニズム解明や噴火予知につながるものと期待している。 ミュー粒子は、宇宙線が地球の大気と衝突する際に発生。上空や地平線などあらゆる方向から地上に降り注いでいる。研究チームは、ミュー粒子が、X線など他の粒子が通過できないキロ単位の岩石を透過し、その密度が高いほど透過しにくくなる性質に注目。持ち運び可能な観測装置を開発し、鹿児島県三島村、薩摩
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