イスラエルのオルメルト元首相が、同国におけるガザの「人道都市」計画を非難した/Stephane de Sakutin/AFP/Getty Images エルサレム(CNN) 数十万人のパレスチナ人を収容する目的でパレスチナ自治区ガザ地区内に計画されている「人道都市」は、実際には「強制収容所」になると、イスラエルのエフード・オルメルト元首相が警告した。 イスラエルのカッツ国防相は先週、最終的にはガザの全人口を収容することになるこの区域の計画を進めるよう軍に指示したと述べた。その区域は、ガザ南部ラファの廃虚の上に建設され、パレスチナ人が一旦(いったん)その区域に入ると、出ることは許されない。カッツ氏はまた、パレスチナ人をガザから移住させる計画の実行も約束した。 オルメルト氏は13日付の英紙ガーディアンの取材に答え「(実際は)強制収容所だ。残念ながら」「もし彼ら(パレスチナ人)が新しい『人道都市

Published 2024/02/29 09:25 (JST) Updated 2024/02/29 09:26 (JST) 【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザの保健当局は28日、脱水症状と栄養失調により、ガザ北部の2病院で子ども計6人が死亡したと発表した。27日も幼児2人が同様に死亡していた。保健当局は子どもや妊婦に飢餓が拡大し、数千人が死亡する恐れがあるとして緊急支援を求めている。 今回死亡した6人は北部ベイトラヒヤのカマルアドワン病院の4人と、ガザ市のシファ病院の2人。イスラム組織ハマス掃討を目指すイスラエルによる封鎖の影響で、ガザでは水や食料が極度に不足している。 ガザ中部デールバラハで診療所を運営する人道団体は28日、過去3週間で診察した妊婦の21%が栄養失調だったと発表した。

12日未明、パレスチナ・ガザ地区のラファにイスラエル軍が大規模な空爆を行い、爆撃された建物から炎が吹き上がっている/AFP・聯合ニュース イスラエルが、パレスチナのガザ地区の全人口の半数を超える140万人あまりが密集する最南端のラファに対する攻撃を、12日に事実上開始した。 イスラエル国防軍(IDF)はこの日早朝、ラファに大規模な空爆を行ったと、ロイター通信などの外信が報道した。この日の攻撃では、イスラエル軍の戦闘機だけでなく戦車や戦艦なども加わったと、同通信は報じた。この日の空爆でラファでは100人ほどが死亡したと、ガザ地区保健省が明らかにした。イスラエル軍も声明を出し、「ラファのシャブラ地域を空爆した」と明らかにした。 これに先立ち、米国のホワイトハウスはこの日、ジョー・バイデン大統領がイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と午前に電話会談を行い、「バイデン大統領は、100万人以上とな
伊藤忠、イスラエル軍事企業とのMOU終了 防衛装備品の輸入 2024年02月05日18時57分配信 伊藤忠商事のロゴマーク 伊藤忠商事の鉢村剛副社長は5日、子会社の伊藤忠アビエーション(東京)が、イスラエルの軍事企業エルビット・システムズと協業に関する覚書を締結したと報じられたことを受け、「現在のMOU(協力覚書)は2月中をめどに終了する」と述べ、協業を取りやめる考えを明らかにした。国際司法裁判所(ICJ)が集団殺害を防ぐための措置を取るようイスラエルに命じたことにより、エルビット社との取引が国際的な批判を浴びる可能性が出ているための判断とみられる。 伊藤忠、女性執行役員5人増 経営知見習得へ制度改定 経済 コメントをする 最終更新:2024年02月06日12時33分

【ロンドン時事】南アフリカは29日、イスラエルがパレスチナ自治区ガザで民間人に対するジェノサイド(集団殺害)を行っているとして、国際司法裁判所(ICJ、オランダ・ハーグ)に提訴した。

あれだけ、地上作戦を止めろ、可哀想、ニュースぐらい見ろ、戦争犯罪が行われています、興めよ(興味を持てよ)……的なことを言っていた皆さんも、めっきり興味を失い、それについて何かを言うことはなくなってしまった。 終わったからじゃないよ。 危惧されたことが今まさに起きてる、一番の勢いで戦争が進んでいるのにだよ。 イスラエルについて話すのはもうつまらなくなって、フリーレンの話やクルド人の話や男女論の話をするのに忙しい。 だが俺はお前らを責めはしない。 起きたことについて、もはや語る言葉はないだろ。興味を持つことすら辛い。目を逸らす。 俺には先見の明があるので、最初からそうだった。ハマスがテロを起こした時点で、判っていたことだ。地上作戦は起きる。避けようがない。人は死ぬと決まっていた。 それについて何か言えというほうが無理。 せいぜいお前らの先見の明のなさをあげつらうぐらいだが、それとて空しかった。


「民族浄化に相当」 ガザ侵攻に警告―国連専門家2023年10月15日05時46分配信 国連人権理事会の専門家フランチェスカ・アルバネーゼ氏=7月11日、ジュネーブ(EPA時事) 【ベルリン時事】国連人権理事会の専門家は14日、イスラエル軍が準備しているパレスチナ自治区ガザへの侵攻を「自衛の名の下に、(パレスチナ人に対する)民族浄化に等しいことを正当化しようとしている」と強く警告した。また、各国に対し、即時停戦に向けた努力が必要だと呼び掛けた。パレスチナの人権状況を調査している特別報告者のフランチェスカ・アルバネーゼ氏が声明を発表した。 <イスラエル・パレスチナ情勢 関連ニュース> 同氏は、1948年のイスラエル建国に際し、70万人以上のパレスチナ人が家を追われた「ナクバ(大惨事)」が再現される可能性があると指摘。「国際社会はこうしたことが繰り返されないよう、あらゆる手を尽くさなければなら

8月2日(水)から14日(月)まで、拉致被害者、横田めぐみさんの写真展が、日本橋の髙島屋で開かれている。 初日の2日は、11時30分から、めぐみさんの母、横田早紀江さんと有本恵子さんの父、有本明弘さんの座談会があって、私がファシリテーターをつとめた。拉致問題は進展のないまま、被害者の親の世代は次つぎに鬼籍に入り、残るのは87歳の早紀江さんと95歳の明弘さんだけになってしまった。その意味でこの座談会は貴重な機会だった。 写真展会場で開かれた対談 「娘にあいたい」をテーマにした座談会は30分の予定だったが、お二人の娘への思いが溢れる話がつづき、50分にも及んだ。 www3.nhk.or.jp 立ち見も多く出る盛況で、会場いっぱいの参加者、また会場に入れずにモニター前に移動した人もみなお二人の話に熱心に聴き入り、なかには目頭をおさえる姿も見られた。大きな感銘を与えた座談会だったのだが、その最中、

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「担当さーん」「担当さーん」「担当さーん」……。 絞り出すような声が、小部屋に響く。インターホンごしに「今すぐには行けない」「自分で少し頑張って」などのやりとりが続いた。 2021年3月、名古屋入管に収容中だったスリランカ出身のウィシュマ・サンダマリさんが亡くなった。その責任を問うため、遺族による国家賠償請求訴訟が昨年から続いている。 ウィシュマさんが最後に過ごした居室の監視カメラ映像が295時間分残っているとされているが、国側は約5時間分のみを裁判所に提出した。私は名古屋地裁で閲覧申請し、その映像を視聴した。 「担当さーん」とウィシュマさんが懇願するような声をあげ続けるのは、21年2月26日の早朝だ。朝5時すぎに、ベッドから転落してしまったウィシュマさんが、職員を呼んでいた。この時点ですでに、体の自由がほぼきいていないように見える。 11分以上がたち、2人の職員が来るも、ベッドに引き上げ

“こうした経緯をみるに、ウィシュマさん事件において問題なのは、「医療体制の不備」と いうよりも、名古屋入管が当時の医療体制でも可能であったはずの救命のための措置を「と らなかった」ことです。だから「なぜ救えなかったのか?」という問いでは不十分なので す。「なぜ入管は救える命を救わなかったのか?」「なぜウィシュマさんを見殺しにしたの?」「どうして収容された人の命や健康をこれほどまでに軽んじるのか?」ということこ そ、問わなければならないのです。”(リーフレット「なぜ入管で人が死ぬのか」本文より)本書では2000 年代の前半まで入管政策の歴史を掘り下げ、問題の根拠を明らかにしています。 一読すれば、問題解決のために私たちがどのような政策転換を政府・入管に対して求めていくべきなのがみえてくるはずです。 目次 1.はじめに 2.「送還忌避者」問題 3.2003~2008 年 4.2009 年~2
「動物のように扱われた」。遺族が怒りに震えた監視カメラ映像には、何が映っていたのか――。 295時間のうち5時間分の視聴許可 2021年3月、名古屋市の入管施設で死亡したスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)の様子を記録した監視カメラ映像を、記者が視聴した。亡くなる当日、ウィシュマさんの指先が冷たくなっていると報告を受けた職員が発したひと言には、思わず耳を疑った。 記者が閲覧申請して視聴を許可されたのは約5時間分の映像。亡くなるまでの13日間に撮影された約295時間分の映像の一部だ。遺族が国に損害賠償を求めた訴訟で、国側は22年12月に同じ映像を名古屋地裁に提出。遺族側は公開の法廷での上映を求めている。

「兵士にとっては苦もなく、勝手に発砲する......」ヨルダン川西岸のパレスチナ難民キャンプにAI制御の機関銃が配備された [@Belalmd12/Twitter] <兵士の疲れや震えによる誤差を修正し、ターゲットを正確に撃ち抜くAI銃が試験配備。開発企業は、かえって人命を守ると強調するが......> 緊張高まるイスラエルのヨルダン川西岸地区に、AIが照準をコントロールする銃が配備された。人間が引き金を引いてターゲットをロックすると、AIが自動で照準を補正し、目標を正確に狙撃する。 設置されたのはヨルダン川西岸のパレスチナ難民キャンプで、キャンプを見下ろす監視塔の上に2丁が配備されている。難民キャンプで暮らす19歳の青年は、ユーロニュースに対してこう語る。 「兵士にとっては苦もなく、勝手に発砲する。彼(イスラエル兵)が小さな子供を見つけたら、ボタンか何かを押すだけで勝手に火を吹くんだ」
ロシア・ロストフ地方の施設への移動を待つウクライナ・マリウポリの住民=16日/Arkady Budnitsky/EPA-EFE/Shutterstock (CNN) ロシア軍の激しい攻撃が続くウクライナ南東部の港湾都市マリウポリの市議会は19日、一部の住民がロシア領へ強制的に移送されているとの声明を出した。 声明は、この1週間で数千人が連れ去られたと主張。ロシア軍が、女性や子どもら1000人以上が避難していたスポーツクラブの建物などから違法に人々を連れ出したとしている。 住民らはロシア軍の拠点で携帯電話や書類を調べられた後、ロシア国内の遠隔地へ送られているという。ウクライナ軍の将校によると、マリウポリはロシア軍に包囲され、絶え間ない爆撃を受けている。路上には遺体が散乱し、住民らは限られた食料や水を分け合っている。 市内にあるウクライナ有数の製鉄所で戦闘が起きているとも伝えられる。新たな衛

北京オリンピックが2月4日に開幕する。世界屈指のアスリートたちが熱戦を繰り広げる中、忘れてはならない問題がある。 新疆ウイグル自治区での人権問題だ。この問題に家族が巻き込まれたという日本在住のウイグル出身の男性は「私たちの日常平和を破壊しておきながら、何事もなかったかのように開かれるオリンピックには反対」と訴える。 新疆ウイグル自治区は中国北西端にあり、中央アジアなどに隣接している。中国の行政単位(省または自治区)としては最大の面積で、約2500万人が住んでいるとされる。多様な少数民族が暮らしてるが、最も多いのがウイグル族だ。18世紀半ばに清朝が征服して以降、今の中国に属している。2009年に広東省の工場で漢族がウイグル族を襲う事件があり、自治区のウルムチでウイグル族が抗議デモをしたところ、治安部隊と衝突。これをきっかけに当局の締め付けが強まり、ウイグル族を「テロ分子」「分離独立派」なとど

Published 2021/12/01 13:11 (JST) Updated 2021/12/01 13:29 (JST) 名古屋出入国在留管理局(名古屋市)の施設に収容中だったスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん=当時(33)=が死亡した問題で、遺族の弁護団は1日、遺族が名古屋地検に提出した、管理局の当時の局長らに対する殺人容疑の告訴状が受理されたと明らかにした。地検は同容疑で捜査を始める。 妹ポールニマさん(27)が11月9日に告訴状を提出していた。告訴状では、局長には、収容者が体調不調を訴えた場合、病状に応じた適切な措置を取る義務があったなどとして、入管側がウィシュマさんに適切な医療を提供せず「死んでも構わない」との未必の故意があったと主張している。

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