AI・機械学習チームの池嶋 (@mski_iksm)です。 このブログはAI・機械学習チームブログリレー 10日目の記事です。 前日は鴨田さんによる「BigQueryのCronJob向けQAテストを自動化した話」でした。 2025年6月現在、MarkdownエディタのObsidianが注目を集めています。 これはLLM(大規模言語モデル)の活用が普及し、ObsidianとAIを組み合わせることで、単なるメモツールを超えた「知的業務アシスタント」として機能するようになった点が要因の1つと言えるでしょう。 従来のメモツールが「記録」に留まっていたのに対し、AIとの連携により「記録→検索→分析→洞察」という一連のワークフローが自動化されるようになりました。 この記事では、ObsidianとClaude Codeを組み合わせることで、情報の蓄積と活用がいかに改善しているか、そしてどうそれを実践して
音声ファースト思考術で人生が変わった話 -Obsidian × 音声入力で21日間330件のメモで見えたAI時代の新しい可能性 こんにちは、けいすけです。 今日は、ぼくの人生を劇的に変えた「音声ファースト思考術」について詳しくお話ししたいと思います。 突然ですが、ぼくは2025年現在、1日平均約16件の音声メモを取り続けています。21日間で330件以上のメモを蓄積しました。多い日には100件近くのメモを作成することもあります。 ただし、正直に言うと、この330件はまだまだ道半ばです。本当の価値は、これを何年も続けて何万件というメモが蓄積された時に現れると考えています。今回お話しするのは、あくまで「始まりの3週間」で見えた可能性についてです。 「そんなにメモして何の意味があるの?」と思われるかもしれません。でも、この音声ファーストの生活に変わってから、たった21日間でも明らかに変化したこと
生成AIが直のMarkdownを読み込みやすいという話から、にわかにObdisianが注目を集めているようです。そしてObsidianが注目を集めるにあたり、Zettelkastenという手法にも同時にスポットライトが当たり始めているように見受けられます。実は両者をそれなりに使ってきたので、どう使っているかやどう思っているかについて簡単にまとめてみたいと思います。なお、勢いで書いたので事実誤認(AIでいうならハルシネーション)を含む可能性があります。厳密に見ると間違いがあるかもしれません。ご了承ください。Zettelkasten 元々Obsidianを使い始めたのは、前職にてローカルで自分のメモ書き等を管理したいためでした。というのも前職では最初の方、いい感じに使えるドキュメント管理ツールがなく、自分のメモ書きを残す場所を探していたという事情がありました(のちにConfluenceが導入
骨しゃぶりさんのブログを読んで音声入力を改めて試してみようと急に思い立った 日常生活では家族とのSlackのやりとりなどで音声入力を使うことがある 短文ならキーボードより音声で済ませた方が早いから 一方、長い文章を書く時には使わなかった 自分の考え方の癖として、ぼんやりとしたゴールイメージに対して試行錯誤しながら解像度を上げていく書き方をしている トップオブザヘッドでゴールに向かっていくような書き方ができない 音声入力だと話が途中であっちこっちに行きやすい 長文入力に音声入力を使おうと思ったことがなかった(試したがうまくいかなかった) 「普通にアウトライナー使えばいいじゃん」という気持ちになっていた 骨しゃぶりさんのブログに書いてあった方法で考え直した 適当にしゃべっても生成AIがいい感じに構造化してくれれば、論理的に成立した構造化されたアウトプットができるのでは これはもっと早く試してみ
今回はObsidianを活用する、Kindle書籍の読み方について解説していきたいと思います。 まず最初に準備するものは以下になります。 ■事前に準備しておくこと ①Obsidianをインストール ②Excalidraw、Excalibrain、Kindle Hightlightsというプラグインが必要 ③Kindleで主にノンフィクションに関する書籍を購入している事。 はじめにビジネス書を効率的に読み、その知見を自分の「知的生産」に繋げるには、Obsidianを中心に各種プラグインを活用した読書ノート術が有効です。 特にKindle Highlightsプラグインを使ったハイライト抽出、Excalidraw・ExcaliBrainを使ったビジュアルなノート整理、そして最終的な要約やアウトプットへの展開まで、一連のワークフローを構築できます。本記事では、その詳細な手順とテクニックを解説し
お疲れさまです。とーちです。 MCPの公式ページのExample Serversを眺めていたらObsidianMarkdownNotes というMCPサーバー(以後obsidian-mcp)があることを知りました。Obsidianユーザーとしては、ぜひ試してみたいところです。この記事ではobsidian-mcpを実際に試してみた内容をお届けします。 インストール方法 今回はClaude DesktopをMCPクライアントとして使用します。Claude Desktopは既にインストールされている状態から始めます。 また、obsidian-mcpを使うためにはnpxコマンドが必要になります。このコマンドはNode.jsが入っていれば使えるはずです。 今回私が試した環境は以下のようなバージョンでした。 インストールは npx @smithery/cli install mcp-obsid
なぜCursorを使うと執筆が捗るのか? それはAIファーストな環境では、自律的に情報を探索してくれるからだ。 執筆のパラダイムシフトは既に始まっている。 文章執筆でAIエディタを活用するには 最近、CursorなどのAIエディタによる文章執筆が注目を集めているが、「実際にどう使えば執筆が捗るのか」というイメージが湧かない人も多いだろう。いくら便利だと言われても、具体的な活用法が見えなければ結局は普通のエディタとの違いが分からない。ではどうしたら執筆に活用できるのか。 俺自身はこの2年間、AIを文章執筆に活かす方法を模索してきた。そしてようやく3つの要素が揃ったことで執筆環境が一変したと確信した。EvernoteからObsidianに移行し、すべての情報をMarkdown形式で一元管理 音声入力でアイデアを一気に吐き出し、AIに修正・整理させる手法 Cursorの登場により、Markdo
CursorとはCursorは、AI機能を統合した高機能なコードエディタです。主にコーディング目的で使用されますが、CursorのAgent機能を使うことで、複数ファイルの内容を理解し、タグ付けや要約、まとめノートの作成を効率的に行うことができます。 実際に使用しているCursorの画面ZettelkastenとはZettelkastenは、ドイツの社会学者ニクラス・ルーマンが考案したノート管理の方法論です。個々のアイデアを独立したノートに記録し、それらを相互にリンクさせることで知識のネットワークを構築することができます。PermanentNote、LiteratureNote、FleetingNoteなどの種類があり、階層的に知識を整理することが可能です。Zettelkastenは強力な知識管理システムです。もちろんデメリットもありますが知的生産性を高める上で是非取り入れていただきた
背景Obsidianはわたしのメモ取りに革命をもたらしました。ツールとしては、ごく単純なマークダウンエディタですが、ただ情報を記録するだけでなく、思考を整理し、アイデアを形にするためのパワフルなツールとして、日々の作業を効率化する上でとてつもなく大きな助けとなっています。Obsidianの便利な使い方を共有したいと思い、継続的に記事化していますので、この一覧記事を作成しました。情報にあふれた混沌とした現代を、未来に向けてスムーズに航海していくうえで、Obsidianを役立つガイドとして右腕化できることを願っています。 もくじ リンクまとめ、初心者向けリンクまとめObsidianのよくつかうリンク集 ゼロイチObsidian|ゼロからはじめるObsidian案内Obsidianの小技 小技その1| ファイル名を6桁ではじめる(yymmdd_) 小技その3|リンクをMarkdown形式
はじめに お試しタスク 検討のポイントなど ClaudeのMCP 設定など 使った感触 Cline (Cursor) 設定など 使った感触 余談:Cursorは? Copilot Plus 設定など 使った感触 おわりに はじめに 現在、仕事と研究に関するかなりの文章をObsidian上で書いているので、これらの書いたものや記録・メモ・資料などを生成AIで参照しながらいろいろな作業ができるようになったら良いかもと考えてここさいきんObsidianと生成AIの連携をいくつか試していて、とりあえずそれぞれ初期設定はできて動かせたので簡単な感触などをメモしておきます。というわけでこの記事ではObsidianと生成AIを連携させることでこんなすごいことが、みたいなアイディアの話は出てきません。たぶんこれからいろんな人たちが面白いことを考えてwebに書いてくれるのではないかと思いますので楽しみにして
はじめに最近、Cursorを使って文章を書いてみよう!という記事をよくみかけるようになりました。これは面白そうだなー、自分が普段書いてるnoteとかにも役に立ちそうだなーと思って試してみたんですが、これがすごく効率的で面白かったので、noteにしたためます。 従来の文章作成の悩みブログを書いている方なら共感していただけると思うんですが、文章を書くときっていざ書き始めると大変なことがいくつか出てくるんです。 自分の文体を一貫させるのが難しい 過去に読んだ本からの引用を探すのに時間がかかる 書きたいことはあるけど、うまく構成できない 書き始めるまでの「腰の重さ」をなんとかしたい なんなら過去に書いた記事と重複した内容を書いちゃうこともあるので、「何を書いたか」に神経を張るのも大変だったりします。助けてくれ、AI。 Cursorを活用した新しいワークフローCursorとは?まず、Cursorとい
人気のメモアプリEvernoteが2023年12月4日、無料アカウントのサービス内容を大幅に改訂しました。従来、無料アカウントでも最大10万ノート、250のノートブックを利用できましたが、12月4日以降は50ノート/1ノートブックへと削減されます。Evernote側は、ほとんどの無料ユーザーはこのしきい値を下回っていると説明していますが、アップロード容量などに制限はあるものの、無料でもほぼ無制限と呼べるほどに使えていただけに、今回の変更により他のサービスへの乗り換えを検討しているユーザーも多いようです。 そこで今回は、Evernoteの移行先として有力なサービスをいくつか紹介したいと思います。いずれのサービスも無料プランが用意されているので、まずは自分の使い方に合っているかどうかを確認してみることをお勧めします。Notion:多機能すぎる万能ツール メモと呼ぶには、あまりにも多機能すぎ
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