執筆について:本記事は筆者とAI(Claude)の対話を通じて構成・執筆されています。体験談や考えは筆者自身のものですが、文章化にAIを活用しました。 はじめに 開発経験3年、Flutter/TypeScript/Golangを触るアプリエンジニアです。2022年末にChatGPTが登場してから、一応使ってはいたものの、正直なところ「結局自分でやった方が早い」と思っていました。新しいAIツールが出るたびに試しては落胆する、そんな繰り返しでした。 しかし2024年、気づけば私のワークフローは大きく変わっていました。今では開発タスクの大部分をAI駆動で進めています。 この記事では、「自分でやる」が染み付いていた私が、どのようにしてAI駆動開発に慣れていったのか、その実践的なプロセスを共有します。 なぜAIを使わなかったのか まず、私がAI活用に消極的だった理由を正直に書きます。 1. 内心

NEW! 2025.08.01 スキルRubyまつもとゆきひろプログラマープログラミングAI 「近い将来、ほとんどのソフトウエアのコーディングにAIが使われるようになるだろう」 ーーAnthropicCEO ダリオ・アモデイ , 2025年3月 ダラスでの講演にて 「1年以内に、AIがMetaの開発作業の半分を処理する」 ーーMetaCEO マーク・ザッカーバーグ , 2025年4月 LlamaCon 2025の講演にて コードを書くことが、エンジニアの仕事ではなくなる。そんな時代が、もう目の前まで来ている。 プログラミングがエンジニアの専売特許ではなくなったとしたら、この先エンジニアは何を武器にキャリアを描いていけば良いのだろうか。 今回その問いに答えてもらったのは、プログラミング言語・Rubyの生みの親であり、長年ソフトウェア開発の最前線に立ち続けてきたまつもとゆきひろさん。 3


動画中の音声からAIを使って字幕を生成するというシステムの開発契約が請負か準委任のいずれであるかが争われた事例。 事案の概要 原告(X)は、被告(Y)に対し、AIを用いて動画中の音声から自動的に字幕を生成するシステム(本件システム)の開発を委託した(本件システムの開発にかかる合意を「本件契約」という。本件契約の性質については争いがある。)。 システムの開発費は、4320万円(税込)で、XはYに対して2回に分けて全額を支払っていたが、システムが完成していないとして、本件契約を解除する旨の意思表示をし、代金の返還を求めた。 なお、Yのほか、Yの取締役ら(Y1、Y2)もYの債務を連帯して保証していたとして、被告に加えられていたが、ここではY1、Y2に対する請求については割愛する。 ここで取り上げる争点本件契約に基づく債務の内容(本件契約は請負か準委任) Xは、本件契約は、XY間で本件システムの

パスキーの本質はユーザー側としてはパスワード入力機会の削減、サービス側としては企業のセキュリティリスクのユーザーへの責任転嫁とコストカットである。 サービス側 企業がユーザーにパスキーを使わせようと強要するのはログイン情報の流出や流出したログイン情報による攻撃のリスクと責任とコストから企業を守るために認証に関する問題がユーザーの責任によってしか発生しないよう責任転嫁したいからに過ぎない。このため認証情報の紛失や盗難などによる喪失リスクと復旧の困難性やその他新たに発生する問題については隠蔽または矮小化される。企業にとってパスキーとはパスワードの定期的変更の最新版なのでありユーザーがパスキーを強要されるのはパスワードの定期的変更を強要された歴史を繰り返しているに過ぎない。 ユーザー側 パスキーの適切な実装におけるユーザーの本質的利益はパスワード入力機会が減ることによりフィッシング被害を受ける機
2025年10月1日の価格改定は「JetBrains IDE、.NET ツール、dotUltimate、および All Products Pack サブスクリプション価格の値上げのお知らせ(2025 年 10 月 1 日より)」をご覧ください This is an announcement regarding changes to theJapanese yen pricing ofJetBrains products starting from January 13 2025. English followsJapanese. 法人のお客様向け追加資料(2024年11月5日追記) 以下の2点に関して不明点がある場合はこちらの法人のお客様向け追加資料をご覧いただくか、日本向け営業窓口までお知らせください。本ブログポスト記載の 2025年 1 月 13 日からの日本円価格改定 202

はじめに最近、LLMへのRAGを用いた文書データの連携等を目的に海外を中心にOCRや文書画像解析技術に関連する新しいサービスが活発にリリースされています。 しかし、その多くは日本語をメインターゲットに開発されているわけではありません。日本語文書は、英数字に加えて、ひらがな、漢字、記号など数千種類の文字を識別する必要があったり、縦書きなど日本語ドキュメント特有のレイアウトに対処する必要があったりと日本語特有の難しさがあります。 ですが、今後、海外の開発者がこれらの課題に対処するため、日本のドキュメント画像解析に特化したものをリリースする可能性は低く、やはり自国の言語向けのサービスは自国のエンジニアが開発すべきだと筆者は考えています。 もちろん、Azure Document Intelligenceをはじめとした、クラウドサービスのドキュメント解析サービスはありますが、クラウドを利用できないユ

米AppleのAI研究者らは10月7日(現地時間)、「GSM-Symbolic: Understanding the Limitations of Mathematical Reasoning in Large Language Models」(LLMにおける数学的推論の限界を理解する)という論文を発表した。 この論文は、LLM(大規模言語モデル)が、本当に人間のように論理的に考えて問題を解けるのか、という疑問を検証している。結論としては、LLMは今のところ、表面的なパターンを真似て答えを出しているだけで、真の推論能力は持っていないと主張している。 研究者らは、これらの問題点を検証するために、「GSM-Symbolic」という新しいテスト方法を開発した。これは、LLMの数学的推論能力を評価するためのベンチマークデータセット「GSM8K」を改良し、問題の表現や数字を柔軟に変えられるようにした

TL;DR: I have founded VoidZero Inc., a company dedicated tobuilding an open-source, high-performance, and unified development toolchain for theJavaScript ecosystem. We have raised $4.6 million in seed funding, led by Accel. Fifteen years ago, when I startedbuilding apps withJavaScript,it was mostly a browser-based scripting language. Today,it has evolved into the most widely used language in

私たちは、適切なツールとトレーニングがあれば、すべての開発者がAIエンジニアになれると信じています。GitHub Modelsは、GitHub Codespacesでモデルを使ったプレイグラウンドからコード生成、Azure経由でのデプロイまで、いかにシンプルに行えるかをお見せします。限定パブリックベータへのサインアップはこちらから。 家庭用コンピュータの黎明期から、開発者の創作の主流はコードを使ってソフトウェアをビルド、カスタマイズ、デプロイすることでした。AIの時代となった今日、機械学習モデルを活用する能力という、二次的かつ同様に重要な創造様式が急速に台頭しています。バックエンドとフロントエンドのコードと1つ以上のモデルを含むフルスタックで、生成AIアプリケーションを構築することが増えていながら、ソフトウェア開発者の多くはオープンモデルやクローズドモデルに簡単にアクセスできないままでした

クラウド電話APIを手掛ける米Twilioは7月1日(現地時間)、セキュリティ保護されていないAPIのエンドポイントにより、“脅威アクター”(攻撃者)が同社の多要素認証ツール「Authy」のユーザーの多数の電話番号を入手したことを確認したと発表した。「このエンドポイントを保護する措置を講じ、認証されていないリクエストを許可しないようにした」という。 Twilioはユーザーに対し、Authyのアプリをすぐに最新版(Androidはv25.1.0、iOSはv26.1.0)にアップデートするよう呼び掛けている。 この件については6月27日、ShinyHuntersとして知られる攻撃者がダークウェブ上で、Twilioをハッキングして入手したという約3300万人のユーザーの電話番号を含むCSVファイルを公開した。米BleepingComputerは、このファイルにAuthyのアカウントIDや電話番号


個人的に「Webサービスの公開前チェックリスト」を作っていたのですが、けっこう育ってきたので公開します。このリストは、過去に自分がミスしたときや、情報収集する中で「明日は我が身…」と思ったときなどに個人的にメモしてきたものをまとめた内容になります。セキュリティ 認証に関わるCookieの属性 HttpOnly属性が設定されていること XSSの緩和策(あくまでも緩和) SameSite属性がLaxもしくはStrictになっていること 主にCSRF対策のため。Laxの場合、GETリクエストで更新処理を行っているエンドポイントがないか合わせて確認 Secure属性が設定されていること HTTPS通信でのみCookieが送られるようにDomain属性が適切に設定されていること サブドメインにもCookieが送られる設定の場合、他のサブドメインのサイトに脆弱性があるとそこからインシデントに繋がる

anond:20240624084844 を読んで思ったこと。2番目以降は正直良くわからないが、一点目についてはわかりみしかない。 うちはメガベンチャーで内製アプリの開発保守をしてるんだが、新卒で採った青(水色?)のエンジニアが連続でクソ野郎でめちゃくちゃしんどかった。 ◯色コーダーマウントちょくちょく自分は◯色コーダーだって主張してくる。 こっちはお前が学生時代に取った資格の話なんて興味ねえんだよ。 センター試験の点数自慢してる社会人いるか?いねえだろ。 評価されたければ与えられたタスク以上の成果を挙げろ。 資格自慢をしたければ、社会人にふさわしい資格を取れ。 お前のガクチカなんぞ知らん。 コードがゴミ競プロエンジニアといっしょに仕事したことある人なら大体頷いてくれると思うんだが、彼らの書くコードは本当にひどい。 処理がどれだけ効率的だろうが、実務においてメンテナンサビリティの無いコード

このブログエントリでは、テスト駆動開発(TDD: Test-Driven Development)の考案者Kent BeckがTDDの定義を改めて明確化した文章を、許可を得たうえで翻訳し、訳者の考察を沿えています。 きっかけ2023年の年末、テスト駆動開発(TDD: Test-Driven Development)の考案者Kent Beckは、substackにTDDに関するポストを連投して論戦を繰り広げていました。TDDはその誕生から20年以上が経ち、その間に「意味の希薄化」が発生して議論が噛み合わなくなっていました。意味の希薄化(Semantic Diffusion)とは、新しく作り出された用語が広まる際に本来の意味や定義が弱まって伝わる現象です。 私(和田)はTDDと関わりの深いキャリアを歩んできました。Kent Beckの著書『テスト駆動開発』の翻訳者であることもあり、TDDの正

CTO 室の恩田です。 今回はGitHub Copilot Enterprise を評価してみて、現時点ではまだ採用しないことを決めた、というお話をご紹介したいと思います。 きっかけ とあるエンジニアがSlack で自身の times チャネルに時雨堂さんのGitHub Copilot Enterprise のススメという記事を投稿したことが発端でした。特に感想はなく URL に 👀 だけが添えられていたので、後で見るぐらいのメモだったんだと思います。 それを見かけた別のエンジニアが技術雑談チャネルにその投稿を共有して、これは凄そうと話題を向けたところ、CTO の「評価してみる?」の一言で、有志が集って評価プロジェクトが始まりました。 雑談チャネルできっかけとなる投稿が共有されてから、30分足らずの出来事でした(笑)。 この話題が出たのは金曜日でしたが、週明け早々に稟議を終え、火曜

自律型AIソフトウェアエンジニア「Devin」登場。Readmeを読んで環境構築、Print文を使ってデバッグなどAIスタートアップのCognitionが自律型のAIソフトウェアエンジニア「Devin」を発表した。Devinは人間と同様にコードエディタやコンソール、Webブラウザを用いて情報を参照し、コーディングやデバッグ作業を自律的に行える能力を持つようだ。AIスタートアップのCognitionは、自律型のAIソフトウェアエンジニア「Devin」を発表しました。 Devinは人間が課題を与えると、自律的に情報を参照し、コーディングやデバッグ、デプロイを行い、システム構築を実現するAIソフトウェアエンジニアだと説明されています。 Today we're excited to introduce Devin, the firstAI software engineer. Devin i

Web版VSCodeがDockerコンテナをWASM環境で起動、Webブラウザ内ローカルマシンとして利用可能に。拡張機能「vscode-container-wasm」登場WindowsやMacなどのデスクトップPCでVisual Studio Code(以下VSCode)を利用して開発をする場合、同じローカルマシン上でDockerコンテナのLinux環境を起動し、VSCodeのターミナルで接続して操作することは、開発環境としてよくあることだと思います。 これと同じことをWebブラウザ版のVSCodeでも実現する、すなわちWeb版VSCodeが同一Webブラウザ上にWebAssembly化したDockerコンテナを起動し、Web版VSCodeからローカルマシンとして接続し利用できる、実験的実装を実現したVSCodeの拡張機能「vscode-container-wasm」が登場しました。 V

このコースでは、ウェブ用のテストの概要と探索について説明します。 このコースで学習する内容は次のとおりです。 テストの基礎 自動テストと手動テスト テストを実施する場所と方法 ベスト プラクティス 何をテストすべきか、誰に責任があるのか、目的そのものとしてではなく、目的を達成するために手段をテストすることを検討する方法など、テストの理念。 このコースには、学習に役立つ簡潔で実用的なサンプルコードも含まれています。 コースのスコープには、Node.js などの環境で実行される、フロントエンドのJavaScript とドキュメント モデル、バックエンドでのライブラリ テストが含まれます。テストの経験はありませんが、JavaScript の基礎知識と Node.js などに関する経験が必要です。初心者にも経験豊富なデベロッパーにも適しています。 ほとんどのテスト フレームワークとツールは共通の

カリフォルニア大学バークレー校・カリフォルニア大学サンディエゴ校・カーネギーメロン大学が協力して設立したオープンな研究組織・Large Model Systems Org(LMSYS Org)は、大規模な機械学習モデルのデータセットやオープンモデル、評価ツールを共同開発しています。LMSYS Orgが自身の開発した大規模言語モデルベンチマークプラットフォームで、GoogleのチャットボットAI「Bard with Gemini Pro」のベンチマークスコアがOpenAIのGPT-4の一部モデルを超えて2位にランクインしたと報告しました。 LMSys Chatbot Arena Leaderboard - a Hugging Face Space by lmsys https://huggingface.co/spaces/lmsys/chatbot-arena-leaderboard LM

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