「パシフィック・ストーリー」という商品がある。 別名を「東京・札幌連絡切符」と言う。 高速バスとフェリーを乗り継いで東京と北海道を結ぶ割引切符である。 その内訳は、 東京駅14時00分発・水戸駅15時53分着 高速バス「みと」号 水戸駅16時14分発・大洗FT(フェリーターミナル)16時40分着 路線バス「50系統」大洗FT経由アクアワールド大洗行き 大洗FT18時30分発・苫小牧FT翌朝13時30分着 商船三井フェリー大洗-苫小牧航路 苫小牧FT13時56分発・札幌駅15時45分着 高速バス「高速とまこまい」号 と、船中1泊、所要25時間45分の行程である。 運賃は時期によって異なるが、最安値で9900円であるという。 日本本土の4島は、航空機はもとより、鉄道でも結ばれているが、道路交通では北海道だけが繋がっていない。 それでもなお、高速バスを使って北海道へ旅をしたいというニーズは、少な

三浦半島の東西を横断するバス路線のなかで、運転本数がズバ抜けて多いのが、京急の横須賀中央駅付近と半島の西側を結ぶ県道26号線を走る系統です。かつては、このルートに沿った鉄道の建設計画もありました。 横須賀市内、三浦半島の東西を結ぶバス 神奈川県横須賀市のある三浦半島は、東京湾に面した東側と、相模湾に面した西側のあいだを三浦丘陵が隔てる地形です。京急やJRといった鉄道はおもに東側を通っており、対して西側地域は路線バスが主たる公共交通手段で、半島を横断して東側の鉄道駅とを結ぶバスも数多く存在します。 神奈川県道26号線を走る京浜急行バス。写真の衣笠トンネルは、鉄道用トンネルが一部転用され、補修されたものといわれる(2018年8月、宮武和多哉撮影)。 武山や林、長井といった横須賀市の西側地区は、合わせて4万以上の人口があり、都心へ向かう通勤客の多くは、三浦丘陵を貫く県道26号線(三崎街道)経由の

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