米越両政府による枯れ葉剤汚染除去作業の開始式典が行われたベトナム中部ダナン空港(DanangAirport)で、地図を使ってダイオキシン汚染区画を示すベトナム軍大佐(2012年8月9日撮影)。(c)AFP/HOANG DINH Nam 【8月10日 AFP】ベトナム中部のダナン空港(DanangAirport)で9日、ベトナム戦争中に米軍が散布した枯れ葉剤、通称「エージェント・オレンジ(Agent Orange)」の汚染除去作業が始まった。米越両政府が共同で実施するもので、汚染された土壌を高温に熱してダイオキシンを無害な成分に分解する技術も活用する。費用は4300万ドル(約33億8000万円)。 かつて米空軍基地だったダナン空港周辺では多くの人が先天性の障害やがんなどの病気に苦しみ、住民らは以前から枯れ葉剤が原因だと主張してきた。戦争終結から数十年を経て、ようやく枯れ葉剤の除去作業開始
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