数年前、Webは全体的に暗号化されていませんでした。HTTPSはWebページの最も重要な部分だけのために確保されていました。暗号化が必要なのは大切なユーザデータだけで、Webページの公開される部分は暗号化せずに送ってもいいということで意見が一致していました。 しかし、 今は 状況 が 違います 。現在では、どんなWebトラフィックでも暗号化されていないのは良くないということが分かっているので、Webサイトを運営する誰もがコンテンツに関係なく強固なHTTPSを設定しなければなりません。 お恥ずかしい話ですが、私自身のWebサイトは2年近くも全くHTTPSをサポートしていませんでした ^(1) 。 Eric Mill の 今すぐ無料でHTTPSに切り替えよう という素晴らしい記事が最終的に私に喝を入れてくれました。私は休暇中、HTTPSをセットアップして Qualys SSLReport で
システムを運用していく上でcron を使う場面はよくありますよね 処理をスケジュール実行したい時にとても便利です そんなcron ですが、最近仕事で作業しているときに ntpdate でシステム時刻を変更した後にcron で設定した時刻になってもジョブが実行されないという問題が見つかりました 全てのジョブが実行されていないわけではなく一部のジョブは実行されているようでした また、時刻を変更した後にcrond を再起動すれば全てのジョブが正常に実行されるようになりました 幸い、実運用ではなくてシステムテスト中に見つかった問題なのでまだよかったんですが、運用している環境で同じ問題が起きたら相当マズイですよね そもそも ntp の時刻同期でシステム時刻が修正された場合にも同じ問題が起きそうじゃないですか? ググっても同じような事象は見つからず、社内のメンバーにも聞いてみてもcron で
「分散ファイルシステム」(DFS)は、ファイルサーバーへのアクセスを簡素化したり、高可用性や負荷分散などを提供したりするWindows Serverの標準機能である。今回は、DFSを解説する。 連載目次 複数のファイルサーバーを効率的な管理を実現 多くの企業では、複数のファイルサーバーを運用しているだろう。ファイルサーバーのディスク容量が不足した際にはハードディスクを追加するのではなく、ファイルサーバーそのものを増設したこともあるはずだ。しかし、ファイルサーバーの台数が増えると、ユーザーは新しいファイルサーバーの名前を覚えなければならず、目的のファイルやフォルダーにアクセスするのに苦労することになる。Windows Server 2012 R2に搭載されている「分散ファイルシステム(Distributed File System)」(以下、DFS)は、「DFS名前空間」と呼ばれる機能によ
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当サイトで使用しているWordPressのサーバー移転をしたので、その際に行ったWordPressの旧データのバックアップの手順の覚え書きです。 セットアップ編に続く予定です。 はじめに:移転先の確認 1.WordPressのサイトデータのバックアップ 2.WordPressのデータベースのバックアップ 3.WordPressの設定と現況のバックアップ 4. バックアップしたファイルのリスト はじめに:移転先の確認 現在使用しているWordPressのデータを保存する前に、移転先が現在と同じ環境で利用できるのか、それともバージョンが異なるかなどを確認する必要があります。 移転先で使用するWordPressのバージョン 移転先のPHPのバージョン 移転先と異なる場合は、事前に旧環境でバージョンアップを済ませてから各データの保存を行います。 ※バージョンアップの前には別途、データのバック
今回はプロトコルについて話してみます。インフラエンジニアをやっていると、「プロトコルを知っているかどうか」というのが他のエンジニアと差がつく部分のひとつになります。 そこで知っておきたいのが、まずtelnetについてです。 「手動でプロトコルを送る道具」としてのtelnet ssh以前はコンピュータに接続するにはtelnetが多かったわけですが(rloginとかrshとかもありましたけど)、telnet自体はtelnetサーバ(telnetdなど)とやりとりしてコンピュータと接続する(ログインする)ためのコマンドであると同時に、平文を無手順で送受信できるため、平文のプロトコルであれば手入力で再現することができる道具でもあります。 telnetのsyntaxは $ telnet [option] [host [port]] です。hostがないとportが書けないので[host] [
rbenv, nvm,MySQL, redisが入ったUbuntu Vagrantfile すぐに開発に使えるVagrantfile。依存物を少なくするためにShellでプロビジョニング。 vagrant up時に各種パッケージのインストールとRubyのコンパイルが走るので、30分ぐらいかかります。初回でOSイメージが無い場合はもっとかかるかも。 Vagrant.configure("2") do |config| config.vm.box = "ubuntu/trusty64" config.vm.network :forwarded_port, guest: 3000, host: 3000 config.vm.synced_folder ".", "/vagrant" GUEST_RUBY_VERSION = '2.2.4' GUEST_NVM_VERSION = '0.30.1
前回(第35回)はwwを使ってWebのダブルとなるサーバを作り、スパイ機能を使ってクライアントからのリクエストの状況を目視確認する方法を説明しました。 今回は、ミニブログへのメッセージ投稿を通じて、wwを自動化テストに組み込む方法を説明します。 RSpecの自動テストの中からサーバを起動停止する wwは、単一のサーバプロセスとして起動させるほかに、自動化テストの中で定義・起動・停止するためのAPIを備えています。前回作ったダブルサーバを、RSpecから起動・停止するテストコードは次のようになります。 # spec/miniblog_client_spec.rb $:.unshift File.expand_path("../lib", File.dirname(__FILE__)) require 'miniblog_client' require 'ww' describe Minibl
7. 負荷試験対象システム全体像 クラウド上でスケール可能なシステムを構成 Elastic Load Balancing Availability Zone Availability Zone RDSDB instance RDSDB instance standby (Multi-AZ) EC2 instance web app server EC2 instance web app server EC2 instance web app server EC2 instance web app server • LAMP構成のシステム • WEBアプリケーションサーバはLBの後ろに設 置されている • 全てAZ(データセンター)をまたいだ形で設置 し、単一障害点はない • キャッシュを利用 •DBはスケールアップで対応 ElastiCache ElastiCache
案外成功方法より失敗集のほうがタメになりそう. ところでhost名がtaihaなのは安定性に関係ないです!!
これらディレクトリで公開されているzabbix-releaseパッケージをダウンロードし、dpkgコマンドでインストールすることでZabbixのaptリポジトリが利用可能となる。 Zabbixサーバーのインストール Zabbixを利用するには、Zabbixサーバーと呼ばれるソフトウェアが必要だ。Zabbixサーバーは指定されたサーバーの監視を行うソフトウェアで、監視対象から取得したデータをデータベースに保存する。また、Webブラウザ経由で利用できるWebフロントエンドも提供される。管理者はこのフロントエンド経由で各種データを確認したり、Zabbixの設定を行える。まずはこのZabbixサーバーの構築方法について紹介しよう。 なお、今回はCentOS 7上でZabbixサーバーを稼働させる例を紹介する。Zabbixサーバーを利用するには別途データベースやWebサーバーが必要となるが、今回はC
若手インフラエンジニア現状確認会という名前のイベントに参加しました. 参加者6人でしたが一人一人の発表中に質問や議論が飛び交い,話が盛り上がりすぎて全員の発表が完全に終わる前に終電で何人か帰るという程に盛り上がりました. 手取りの話するとか言ってて荒れてる #wakateinfra—ラーメン (@catatsuy) February 20, 2015 年齢順に発表 #wakateinfra—ラーメン (@catatsuy) February 20, 2015 会の最中に様々な妨害が入りました. このブリしゃぶは若い #wakateinfra pic.twitter.com/fWakvtIrg7— tagomoris (@tagomoris) February 20, 2015 #wakateinfra 荒らしてるおっさんたちマジ醜くてうける— あんちぽくん (@kentaro) Feb
V8JavaScript を用いたイベント駆動I/Oの実現 全てのリクエストに対して"Hello World"と返答するNodeで書かれたWEBサーバの例です。 var http = require('http'); http.createServer(function (req, res) { res.writeHead(200, {'Content-Type': 'text/plain'}); res.end('Hello World\n'); }).listen(8124, "127.0.0.1"); console.log('Server running at http://127.0.0.1:8124/'); このサーバを走らせるには、コードを example.jsというファイル名で保存し、下記のように nodeコマンドを実行してください。 % node example.js
前回の(1)はこちらから。プロジェクトでcronを利用する 筆者は普段ゲーム開発のサーバサイドを担当していますが、プロジェクトによってはバッチサーバのcrontabが100行を超えることもあります。イベント、ランキング処理、監視、集計、バックアップ、リカバリ処理などをしっかりやろうとすると、どうしてもそれくらいになってしまいます。 100行とはいかなくても、プロジェクトで使うcrontabの行数が膨らんでくると、サーバで直接crontabを編集することは管理上現実的ではありません。crontabの記述とリポジトリ管理 では実際のプロジェクトでcrontabをどのように管理していけばよいのでしょうか。筆者は次の方針を立てています。crontabの記述にゆるやかな規約を設け、リポジトリ管理するcrontabの自動テストを行うcrontabの反映方法をなるべく自動化するcrontab
2014年の後半あたりからDocker,Docker Inc.への批判を多く見かけるようになった(もちろんもともと懸念や嫌悪を表明するひとはいた).それを象徴する出来事としてCoreOSチームによる新しいコンテナのRuntimeであるRocketのリリースと,オープンなアプリケーションコンテナの仕様の策定を目指したApp Containerプロジェクトの開始があった. CoreOS isbuilding a container runtime, Rocket 批判は,セキュリティであったり,ドキュメントされていない謎の仕様やバグだったり,コミュニティの運営だったり,と多方面にわたる.これらは具体的にどういうことなのか?なぜRocketが必要なのか?は具体的に整理されていないと思う.これらは,今後コンテナ技術を使っていく上で,オーケストレーションとかと同じくらい重要な部分だと思うので,ここ
サービスを初めてから高負荷になるまで さて、今回からは具体的に、個人でサービスを初めてからシステムを増強していくまでの課程を説明していきたいと思います。 まずサービスを始める際は、手っ取り早さやコストの問題などから、複数のユーザと共有のレンタルサーバから始めるケースが多いですが、ある程度の人気が出てくるとアクセスに耐えきれなくなり専用サーバを借りるというパターンになると思います。 ここまではわかりやすくシステムを増強することができるのですが、専用サーバで耐えきれなくなってきた際はそれ以降はどのようにすればよいのでしょうか? その負荷はホンモノか? まず、サーバの負荷が高いといっても現象はさまざまです。負荷が高いといった現象は具体的に発見されるのは、「ユーザから見たレスポンス」から発見されることが多いはずです。 ここで単純に「サーバを増強しなければ!」と判断はせずに、何が原因でパフォーマン
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