やっぱり話題にならなかったなあ、時期が悪いんだろうな。そんな印象を抱かせたのが、5月初旬にはじまった朝日新聞によるウィキリークス提供の情報、日本発の米外交公電の公開です(下記リンク参照)。 ウィキリークスは昨年から、アメリカの在外公館(大使館)から国務省(アメリカの外務省)あての公電を順次公開しています。おもしろいからまずは引用してみましょう。 「バットマンがプーチン首相。メドベージェフ大統領は相棒ロビンの役割を演じている」ロシア。 「肉のたるんだ老人。脳卒中の結果、精神的にも肉体的にもトラウマを負った」北朝鮮の金正日総書記。 「無能で空っぽ。現代欧州のリーダーとしての影響力なし。連日のパーティー通いで休息も取っていない」イタリアのベルルスコーニ首相。 「官能的なウクライナ人看護師とロマンチックな関係にある。彼女の同行なしでは旅行もできない」リビアのカダフィ大佐。 外交において、各国の指導
あまりにも分量が多いので、報道されているもの以上は目を通すまいと思っていたwikileaksの件なんですが、どうにも生々しすぎて面白いため気づくとついつい読み耽ってしまうわけです。 何と言うか、クラスで騒がしくて粗暴で、バスで遠足とかだと一番後ろの長椅子に取り巻きと座るような男の子が、実は繊細な日記帳をつけてて本音を赤裸々に書いていたことがクラス会で暴露された的な。違うか。 WikiLeaks Diplomatic Cables http://www.spiegel.de/international/world/0,1518,731794,00.html 各国媒体がこぞって本件を取り上げるのは、面白いだけではなく本音のアメリカ外交が文書から垣間見えるからで、読み進めるほどに一喜一憂し、ユニラテラルなUSとの関係を確認しながらアラブや東欧との外交経緯と評価とが一覧できる資料はそうそうないよね
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