政務活動費の収支報告書をめぐる問題で辞職した元兵庫県議の野々村竜太郎氏(48)が県警の任意の事情聴取に対し、「一度もらった金なので返したくなかった」と説明していることが、捜査関係者への取材でわかった。これまで県議会では、月50万円の政活費を3カ月ごとに議員個人に前渡しで支給していた。 野々村氏は初当選した2011年度から13年度の3年間に受け取った政活費計1684万円を全て使ったと記載した。しかし捜査関係者によると、「大半を政務活動に使わなかった」と説明。このうち東京や福岡、城崎温泉(兵庫県豊岡市)などに遠距離の日帰り出張を3年間で計345回繰り返し、計約800万円を支出したと記したが、県警は大半がカラ出張だったとみている。 このほか、クレジットカード利用明細書の一部を改ざんし、国民年金保険料1年分を一括で支払った17万7280円をスーパーで事務用品を買ったように装った疑いも新たに判明。切
タクシーの車体を蹴ってへこませた器物損壊の疑いで、北海道警稚内署は2日、青森県むつ市横迎町1丁目、同市議会議員菊池広志容疑者(57)を逮捕し、発表した。 同署によると、菊池容疑者は同日午前1時40分ごろ、稚内市中央1丁目の路上でタクシーに乗り込み、「青森まで行ってくれ」と告げたが、運転手に「ここは北海道」と断られたことに腹を立て、運転席側の車体の一部を足で蹴ってへこませ、通報で駆けつけた同署員に現行犯逮捕された。 菊池容疑者はむつ市議会産業建設常任委員会のメンバーら8人と行政視察のため、1日午後に稚内入りし、同行者と夕食後、1人で飲み歩いていたという。 同市議会事務局によると、一行は2日に稚内市のJR駅前再開発事業、3日に洞爺湖町で有珠山の「ジオパーク」を視察後、4日に函館市から帰る予定だったが、事件を受けて中止した。菊池容疑者は1997年に初当選し、現在5期目。議会では議員4人の会派代表
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