文部科学省が、学校の授業などで不適切な教材を使わないよう通知を出した。 誤りや一面的記述のほか、遺体の画像を配慮なく見せるなど教員の良識を疑わせる問題が起きているからだ。 どんな授業が行われているか、教員は他人から授業を評価される機会が少ない。独り善がりの指導になっていないか、改めて見直してもらいたい。 学校教育法で教科書のほかに副読本や教員の自作のプリントなど「有益適切」な補助教材を使うことが認められている。 補助教材のこうした通知は、昭和49年に政治や宗教に関し特定の思想や題材に偏らないよう求めて以来、40年ぶりという。 今回は教育基本法などの趣旨に沿っているかや、児童生徒の心身の発達段階に即しているか、特定の見方や考え方に偏っていないかなど留意事項をあげた。
国連安全保障理事会は23日、国連創設70年などを記念した公開討論会を米ニューヨークの国連本部で開いた。中国の王毅(ワンイー)外相は「過去の侵略の罪のごまかしを試みる者がいる」と演説。名指しはしなかったが、「戦後70年談話」を準備する安倍政権を牽制(けんせい)した発言とみられる。 討論会は2月の安保理議長国、中国が開催を提案し、王外相が議長を務めた。安保理の15理事国を含む約80カ国が演説し、中国やロシア、ベネズエラなどは閣僚級が出席した。日本からは吉川元偉・国連大使が出席した。 王外相は演説の冒頭で「今年は世界の反ファシスト戦争勝利と、国連創設の70周年」とし、中国が「最終的な勝利のため、重大な歴史的な貢献」を果たしたと主張。第2次世界大戦後に、国連憲章が果たした意義を強調した。 その上で「反ファシズム戦争の… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こち
金正恩「腹が出た指揮官は戦争できない」…軍団長級、50代に入れ替え(1) 中央日報日本語版 1月8日(木)9時56分配信北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が執権した後、北朝鮮軍には人事の“台風”が起きた。2011年12月(金正日総書記死亡)以降の3年間、軍指揮部の総政治局長、総参謀長、人民武力部長は6カ月足らずで交代した。階級もゴムひものようだった。国防部の当局者は「最近、北の将星はメディアに登場するたびに写真に出ている階級をよく見なければいけないほど、階級の浮き沈みが多い」とし「さらに一度に2、3階級降格するケースも少なくない」と話した。韓国情報当局はこれを北朝鮮の新しい戦争計画のためだと分析している。情報当局者は「個人の不正が発覚して階級が降格される場合もあるが、ほとんどは作戦計画の樹立と訓練を履行できない指揮官が対象」と述べた。2012年8月に金第1書記が承認した新しい
安倍晋三首相は二十日の衆院予算委員会で、教育改革に関し「教育基本法は(第二次大戦後の)占領時代につくられたが、衆参両院で自民党単独で過半数をとっていた時代も手を触れなかった。そうしたマインドコントロールから抜け出す必要がある」と意欲を示した。 安倍晋三首相は二十日の衆院予算委員会で、戦後に長く教育基本法を見直さなかったことを「マインドコントロール」と表現し、教育改革に意欲を示した。 首相は第一次安倍内閣で掲げていた「戦後レジーム(体制)からの脱却」とのうたい文句について「あえて使っていないが、捨てたわけではなく、変わらない」と強調。「憲法や教育制度を私たちの手で変えていくことこそが、戦後体制からの脱却になる」と力説した。 憲法については「(戦後の)占領時代につくられ、時代に合わない仕組みもある。不磨の大典ではない」と述べた。政府・自民党は今国会で、自治体の教育委員会のあり方を見直す関連法改
相手にひざまずき、服従の意まで表す「土下座」が今、注目を集める。 これにちなむ映画や漫画などが人気を呼ぶ一方、土下座をさせたとして強要容疑などで逮捕されたり、裁判で賠償を命じられたりする事例も相次ぐ。識者からは「相手に完全な降伏を求める不寛容な心理の表れでは」と危険視する意見も出ている。 9月末公開の映画「謝罪の王様」は、主演・阿部サダヲさんが架空の職業「謝罪師」として、けんかの仲裁から国家の危機まで、土下座など謝罪テクニックを駆使して解決していく。 公開20日余りの観客動員数が130万人を超えるなど「非常に好調」(配給会社)だ。プロデューサーの飯沼伸之さんは「形式的でもまずは謝罪が求められる社会への風刺を込めた。単なるコメディーとして笑うのではなく、蔓延(まんえん)する土下座に社会が違和感を感じているのではないか」と話す。 高視聴率だったTBS系ドラマ「半沢直樹」でも、土下座シーンが注目
15日告示された堺市長選に出馬している現職の竹山修身氏(63)は16日、台風18号による大雨で堺市内の河川が増水したため、市長公務を優先して選挙活動を一旦中止し、現場視察などの対応にあたった。これに対し、大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長はツイッターで、「堤防の現状確認など、素人の市長がやっても意味がない」と書き込み、都構想で対立する竹山氏の災害対応を批判した。 竹山氏は同日午前8時ごろ市役所に登庁。大阪市との境に流れる大和川などの水位が上昇したため、副市長や危機管理担当職員らの計4人で現場視察を行い、午前9時40分に一部地区に避難勧告を発令した。 一方、大阪維新公認の元堺市議の新人、西林克敏氏(43)を擁する橋下氏は、大和川の氾濫危険水位が下がるまで自宅待機しながら担当者とやり取りし、危機管理対応に備えた。 この間、橋下氏はツイッターで、大阪市は土木担当副市長が視察を行ったことを明かした上
鳩山政権を動かす「影の実力者」としてのイメージが日を追うごとに大きくなっている民主党の小沢一郎幹事長。西松事件や天皇陛下「特例会見」など話題に事欠かないこともあり、定例会見には通常の2倍近い約100人の報道陣が詰めかけた。 民主党本部で2009年12月21日に開かれた小沢幹事長の定例会見。予定時刻よりも10分遅れで主役が現れると、カメラのフラッシュが一斉にたかれた。次のスケジュールが詰まっているとの理由で、会見時間はいつもより10分短い20分間とされた。 この週末には各社の世論調査の結果が発表されたが、鳩山内閣はどの調査でも軒並み支持率を下げている。当然のように、朝日新聞の記者がその点について質問したが、 「内閣支持率うんぬんのことは内閣に聞いてください。私が答える立場じゃありません」 とそっけない答えだった。もう一つ、朝日の記者が質問したのは「女性人気」について。朝日新聞の調査によれば、
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