By Randen Pederson 科学(science)・テクノロジー(technology)・エンジニアリング(engineering)・数学(math)の4分野は頭文字をとって「STEM」と総称で呼ばれ、国の技術水準を高く保つために不可欠の学問ですが、多くの子どもたちがドロップアウトしてしまう難しい「道」でもあります。「STEMの道から外れずに勉強を続けるために子どもにとって必要なことは何か?」について、学生を褒めることと学業成績との関係を20年以上にわたって研究してきた学者が見解を明らかにしています。 Too Many Kids Quit Science Because They Don't Think They're Smart - The Atlantic http://www.theatlantic.com/education/archive/2014/11/too-man
『大人のための中学数学勉強法』の著者・永野裕之氏によると、数学の勉強法を間違ってしまう人、つまり数学を苦手とする人の多くは、そもそも「数学」と「算数」の違いを正しく理解していないという。中学数学をめぐる本連載の前篇として、そのポイントを分かりやすく解説してもらった。 算数は結果、数学はプロセス 同じ数式を扱っているのに、中学に入ると科目名が算数から数学に変わります。しかしそのことに疑問をもつ子どもは多くありません。 「大人になった、ということかな」 とわけのわからない理由で納得(?)して、ノリは算数のままで授業に入っていきます。私はこのことが数学の勉強法を間違う人を多く生んでしまう元凶だと思っています。 繰り返しますが、数学は算数とは似て非なるものです。大胆に言ってしまうと、算数では正しい結果を得ることに価値がおかれ、数学では結果そのものよりも、どうやってその結果に達したかのプロセスに価値
ではどういう数学教育が良いのか? 私の娘が高校で「数学は勉強しなくてもわかる」というレベルに達したのには、3つの理由があると私は信じている。 ひとつは、幼いときに高速計算練習をしなかったことである。もうひとつは、そういう同級生(と彼らの母親たち)に馬鹿にされて「私は数学ができない」と悲観している彼女に、「早く計算できることと数学ができることは同じではない。後にそれを証明してみせるから、お母さんを信じなさい」と自信を持って約束し続けたこと。そして最後に、中学校で理想的な数学教師を獲得したことである。 娘が通った中学校では、子供の学習スタイルに会った教育チームを希望することができる。私が唯一希望したのは、ロシア出身の数学教師タチアナ・フィンケルスタインである。 変人として有名な彼女は保護者への説明会で一方的にこう語る。 「いつも尋ねられることですが、私は教科書は使いません。なぜかというと、教科
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