自動販売機に内蔵されたリモコンを不正操作して缶ジュースを盗み出す新手の自販機荒らしが、東京都内の中高生らの間に口コミで広がり、今年初めまでの約2年間に中高生ら計33人が窃盗容疑などで摘発されていたことが、警視庁への取材でわかった。 遊び半分で一度に100本以上を抜き取った悪質なケースもあり、業界団体は、再発防止に向けて対策に乗り出した。 捜査関係者によると、新手の自販機荒らしは、2011年6月~昨年10月、品川、大田、板橋、北の4区と、府中、調布、八王子の3市で計31件発生した。機械前面の一部をこじ開け、作動確認や温度調整のため内部に設置されたリモコンを抜き取り、不正操作するという。現金などは盗まれていない。同庁で捜査を進め、うち18件に関与したとして、今年初めまでに、中学生19人や高校生10人ら少年少女計33人を窃盗や器物損壊などの容疑で逮捕、補導するなどした。 このうち府中市の中学生ら
神奈川県小田原市飯泉の民家で住人の大工原田米三さん(当時66歳)が殺害された事件で、強盗殺人容疑で再逮捕された住所不定、無職松原守美被告(40)(詐欺未遂罪などで起訴)が、「原田さんから借りた金を秋葉原のアイドルにつぎ込んでいた」などと供述していることが28日、捜査関係者への取材で分かった。 県警は、松原被告が生活費のほか、好きなアイドルのイベント参加費などに充てるため、原田さんから借金を繰り返していたとみて調べている。 捜査関係者によると、松原被告は2001年頃、当時勤めていた同県南足柄市の建築会社の下請けで働いていた原田さんと知り合い、11年頃から借金を繰り返すようになった。松原被告は、当時から東京・秋葉原の小劇場などを中心に活動する「地下アイドル」のファンで、度々秋葉原に足を運んでいたという。 松原被告は今年1月、横領容疑で県警に逮捕された。松原被告はその際も、秋葉原近くの雑居ビルで
群馬県警高崎署は11日、前橋市天川大島町、無職倉田美紀容疑者(37)を現住建造物等放火容疑で逮捕した。 発表によると、倉田容疑者は11日午前5時50分頃、群馬県高崎市倉賀野町、ミュージシャン氷室京介さんの実家にガソリンを使って火をつけ、木造2階住宅約100平方メートルを半焼させたほか、隣接する男性(63)方約35平方メートルを全焼させた疑い。氷室さんの母親(79)が逃げる際に右腕骨折の重傷、男性も顔に軽いやけどを負った。 県警幹部によると、倉田容疑者は11日午前6時頃、「氷室京介の家に火をつけた」と高崎署に出頭してきたという。
夜間に兵庫県立大(神戸市西区)に侵入し、ノートパソコンなどを盗んだとして、神戸西署は25日、神戸市垂水区下畑町の無職下山順一(33)、内縁の妻で無職能浦(のううら)千鶴子(31)、同区塩屋町の無職大森久子(36)の3容疑者を建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕した。 下山、能浦両容疑者は認めているが、大森容疑者は「運んだだけ」と一部否認している。 発表によると、3人は共謀し、9月17日午後8時50分頃から19日午前9時30分頃までの間、同大の部室棟にある大学祭実行委員会の部屋や倉庫に侵入し、ノートパソコンやギターなど計34点(8万6600円相当)を盗んだ疑い。能浦、大森両容疑者は子ども同士が同級生の「ママ友」だった。 同大では、今年6月25日から9月21日にかけ、16回にわたり、部室棟などからビデオカメラやテニスラケットなどが盗まれる被害が相次いでいた。下山容疑者は以前、同大の警備員だったといい、
旅行かばんの中に閉じこめられた小6女児を救ったタクシー運転手の星山寿幸さん(63)は5日未明、読売新聞の取材に応じ、「信号で停車中、トランクから『出して』という声がはっきりと聞こえた」と、当時の様子を生々しく証言した。 星山さんによると、小玉容疑者が広島市西区で乗車したのは4日午後8時50分頃。持っていた旅行かばんが重そうだったので、トランクに入れるのを手伝った際、温かい感触があった。中身は何だろうかと、不審に思ったという。 小玉容疑者は「広島駅前の福屋(百貨店)まで」と目的地を告げた後は無言だった。しばらくしてトランクから物音がしたため「犬でも積んどるんか」と尋ねた。しかし小玉容疑者は返事もせず、左右をきょろきょろするばかりだった。 「出して」。トランクから人の声がはっきりと聞こえたのは、タクシーを走らせてから約10分後、信号で停車した時だった。 「人間を詰めとるんか」。そう問い詰めると
仙台市の私立高校の男子生徒(16)が、同級生からたばこの火を腕に押しつけられる「根性焼き」などのいじめを受けたとして仙台東署に被害届を出した問題で、生徒が通う学校の教頭は7日、読売新聞の取材に応じ、「いじめの可能性を否定せず再調査する」と話した。 「他の生徒に動揺を与える」として生徒側に求めていた自主退学は保留扱いとした。 学校の説明では、生徒の保護者からいじめの相談を受け、7月中旬に校内に調査委員会を設置。いじめたとされる生徒に話を聞いたところ、被害生徒が自分でたばこの火を腕に押しつけたなどと説明を受けた。被害生徒も自分から頼んだと説明したとして、やけどは「自傷行為」、または「合意による」と認識したという。 その後、被害生徒が、やけどはいじめによるものと申し出たため、学校側は他の生徒から話を聞くなどしたが、いじめとは認めず、生徒側に今月6日までに自主退学するよう求めたという。学校側は、自
埼玉県狭山市鵜ノ木の市立入間川中学校で6日朝、25メートルプールを囲んだ有刺鉄線が切断され、プールの中で400~500匹の金魚が泳いでいるのを教諭らが見つけた。 狭山署は、金魚の種類や数の多さから、夏祭りの金魚すくいの売れ残りの可能性もあるとみて、建造物侵入と器物損壊の疑いで調べている。 同署幹部などによると、5日午前に水泳部が練習を行った際に異常はなかった。有刺鉄線は2か所切断され、プールサイドには、金魚を運ぶのに使ったとみられる袋が数枚残されていた。 同校は、教諭や生徒が金魚を回収し、プールの水を入れ替える予定。約375トンの排水と給水に約16万円かかるという。川那子文雄校長は「生徒たちが一生懸命に管理しているプールなのに」と憤っていた。
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